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「六つのナポレオン」を思い出させた、「アンネの日記」連続破損事件

東京都内を中心に、図書館のアンネの日記や関連本が破損されるという事件が続いています

アンネの日記」はユダヤ人の少女、アンネ・フランクによるものです。

彼女は第二次世界大戦中にユダヤ人迫害を逃れるため、隠れて生活していたのですが、その時の苦しい話しなどをこの日記に記しています。

ユダヤ人にとっては、大事な書物だと想像できます。

適当な例えになるかどうか自信はないですが、日本人にとっての「はだしのゲン」にあたるかな、と考えます。

「日本に来てから20年になるが、ユダヤ人に対する差別をみたことがない。」

と言っていたのは、お笑いコンビバックンマックンのパトリック・ハーラン

そんな日本で起きた事件ですから、警視庁は捜査本部を設置するまで力をいれています。

下手したら国際問題になりかねない、と言う危惧よりも、個人的には非常に情けない事件だと、日本人として残念に思います。


さて本題ですが、

「六つのナポレオン」

は、シャーロック・ホームズの短編集で、1904年に発表されました。

イギリスはロンドンで、ナポレオンの胸像が破壊される事件がたて続けに起きた、と言う設定の推理小説です。

ナポレオンとは、ナポレオン・ボナパルト、またはナポレオン一世のことで、1815年まで、フランスの皇帝でした。

全盛期には、イギリスとロシア以外のヨーロッパを征服し、イギリス国民に脅威を与えます。

そんな歴史もあってか、ナポレオンを嫌悪する人物が犯人だと疑っていたことを思わせるくだりがあります。

しかし結局犯人は、歴史人物観や政治思想とは関係のない物盗りでした。

事件の発端が「アンネの日記」連続破損事件と似ているので、思い出しました。

そう思っているホームズファンは少なくないと思います。


ところでこの「アンネの日記」連続破損事件について、イスラエルはどう動いたのか?

興味深い記事がありました。

NHK「「アンネの日記」イスラエル大使館が寄贈へ」へのリンク

イスラエル大使館は、被害に遭ったすべての図書館に「アンネの日記」を寄贈することを決めたそうです。

もし日本人にとって大事な本がこんな扱いをうけたら、「遺憾の意」をあらわすことで犯人に抗議をして終わりだと思うのです。

しかし、そこは何千年にもわたって苦労を重ねたユダヤ人の国。

変な意味ではなく、見事で素晴らしい対応だと思います。


追記

イスラエルからだけではなく、「杉原千畝」と名乗る人物からもアンネ・フランクに関連する100冊以上の本が寄贈されたそうです。

杉原千畝とは、日本へのビザをユダヤ人に発行し続け約6千人の命を救い「日本のシンドラー」と言われた人物です。

時事通信「杉原千畝名でアンネの本寄贈=破損被害で支援の輪-東京」へのリンク


しかしその一方で、杉原千畝に関連する書籍も、やぶられる被害が出ているそうです。

毎日新聞「図書館本破損:杉原千畝さん関連書籍も被害 吉祥寺」へのリンク

情けないなぁ…

恥ずかしいなぁ…

こんなことをして何になるんだろう。

書いていて涙が出てきました…


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