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クリーブランドは新しい「タイトル・タウン」となるのか?~ブラウンズが強かったころ

MLBのクリーブランド・インディアンズがワールドシリーズ進出を決めました。

日本時間の10月26日からシカゴ・カブスとワールドチャンピオンの座をかけて戦うことになります。

もしこれに勝つようなことがあれば、1948年以来68年ぶりの快挙となるそうです。



(クリーブランド・インディアンズがワールドシリーズ進出を決めた瞬間の動画)


クリーブランドにはNBAのクリーブランド・キャバリアーズと言うチームがあります。

このチームは昨シーズン1970年の創設以来、初めて優勝しました。

この優勝は、クリーブランドの街にとって、1964年のNFLのクリーブランド・ブラウンズの優勝以来のタイトルをもたらしました。

半世紀の間、北米4大スポーツのチャンピオンとは無縁だったクリーブランドの街は大騒ぎとなり、優勝セレモニーには、1964年のブラウンズの優勝メンバーで、NFLの伝説の選手、ジム・ブラウンも駆けつけました。



(クリーブランド・キャバリアーズ優勝セレモニーの一コマ

0:53あたりから登場する青いジャケットのスキンヘッドの男性がジム・ブラウンです)


そして今、インディアンズがタイトルを狙える位置にいます。

もし優勝ともなれば、また大騒ぎになるでしょう。


ところで、「タイトルタウン(Titletown)」または「タイトルタウンUSA (Titletown USA) 」と言えば、一般的にはウィスコンシン州グリーンベイ市を指します。

その由来は、米4大スポーツの中で最も小さな街で、「パッカーズがなければアメリカ人ですら知らない街」と言われるグリーンベイ市について

「なにもないけどNFLタイトルならあるぞ」

と言うことを表すんじゃないかと言う話しもあります。

「Packer Zone>グリーンベイ・パッカーズとは」より)

これとは違う意味になりますが、クリーブランド市が全米タイトルの2つを占めることになれば、「タイトルタウン」と言い出す人もいるかもしれません。

ツイッターで「cleveland titletown」で検索すると、すでにもうそう言っている人たちがけっこういました。




さて問題はキャバリアーズの前にクリーブランドにタイトルをもたらした、NFLのクリーブランド・ブラウンズです。

2016年シーズン、WEEK7を終了して、32チーム中唯一の7戦全敗のチームです。

このところチームの中心ポジションのQBが安定せずにずっと低迷しています。

2002年シーズンを最後に、プレイオフに出たこともありません。


しかし、かつてのブラウンズは強いチームでした。

1946年にNFLとは別のAAFCと言うリーグで誕生したブラウンズは、頭一つ抜けたチームでした。

このリーグは1949年まで存在し、その後主要チームがNFLに吸収されましたが、その4シーズンすべてでブラウンズが優勝しました。

ブラウンズのNFLでの最初の試合は、前シーズンの優勝チームのフィラデルフィア・イーグルスでした。

いくらAAFCで常勝だったとはいえ、しょせんはNFLより格下のリーグでの話し。

ブラウンズがNFLで通用するのは難しそうで、ましてや2年連続チャンピオンのイーグルスが相手なら勝てないだろうとみられていたようです。

ところがこの試合に、ブラウンズは35-10と大勝してしまいました。

その試合のことについて語られた動画がこちら。

「1950 Classic: Browns Dominate Eagles (#4) | Top 10 Upsets | NFL」へのリンク

英語力が弱いのでよくわからないのですが、決して好意的にNFLに迎えられたわけではないブラウンズについて、NFLは最初にあえてイーグルスを当てるスケジュールを組んだんじゃないかな、と思えます。

ブラウンズはこのシーズンにリーグ初参加ながら優勝。

1955年シーズンまで、6シーズン連続してチャンピオンシップゲーム(現在のスーパーボウルに相当します)に出場。

このうち1954年と55年には連覇を果たします。

当時の強さについては、下記リンク先の動画で語られています。

「NFL Top 10 Dynasties : '50s Cleveland Browns」へのリンク

「Dynasty」とは「王朝」の意味です。

それを築き上げるほど、当時のブラウンズは強かったのでしょう。

1980年代までは、ブランズはスーパーボウル出場すらしていないもののそこそこ強いチームでした。

1995年シーズンを最後にブラウンズはクリーブランドを去り、ボルチモアに移転。

この時は大騒動となったのですが、3年後には新生ブラウンズをクリーブランドに発足させ、それまでのブラウンズの名前、チームカラー、歴史、記録などを継承することが決められました。

1999年に発足した新生クリーブランド・ブラウンズは、誕生して即、数々の記録と伝統を持つことになりましたが、実質的には新興チーム。

これまでの17シーズンで、地区優勝は一度もなく、プレイオフ出場も2002年シーズンの1回にとどまっています。


話しを街全体に戻しますと、バスケットボールと野球の2つのスポーツでの強さに対し、アメリカンフットボールでの弱さに、クリーブランド市民の関心がブラウンズから離れるかもしれないことが私の懸念です。

20161023コディケセラーの画像

写真のQBQBコーディ・ケスラーは

「I want to win for this city(この街のためにも勝ちたい)」

と言っています。


それにしても、複数スポーツのフランチャイズとなった街が、スポーツの壁をこえて盛り上がるのは、見ていてうらやましいです。

日本では、プロ野球とサッカーの両方を持つ街がありますが、そう言う文化があるようにはまだ思えません。

この秋、バスケットのBリーグが発足しました。

よく知らないのですが、仙台などは3つのスポーツを持つ街となったみたいです。

日本でもひとつの街が、スポーツの壁をこえて盛り上がる日が来ればいいなと思います。


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