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「清水善造」と「熊谷一弥」の名を世に知らしめてくれた、錦織圭に感謝、そして応援します

20140906やわらかなボール

清水善造元選手熊谷一弥元選手のことを書いたノンフィクション

 「やわらかなボール」の表紙)


今日深夜、正確には明日未明に、テニスの錦織圭選手が、男女を通じて日本人初のシングルス決勝進出をかけ、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦します。

テレビではWOWOWライブにて9月7日(日)午前1時から生放送されます。


準々決勝に勝ってベスト8入りしたあたりから、一躍錦織選手の進撃が注目されるようになったと感じます。

私もそうでしたから。

そして準決勝。

試合が行われていた日本時間の9月4日(木)の朝、twitterでは、

ハッシュタグ「 #Nishikori 」

が、日本、そして会場のアメリカだけではなく、全世界でトレンド入りしていました。

日本人のことが全世界で注目されている、と言うことになると思うのですが、そういうことはなかなかないことだと思います。

私は毎週土曜日の午前は、ラジオを聴くために起きていますので、今夜は同時にtwitterのTLを追ってみたいと思います。


ところで、錦織選手の快進撃によって、往年の名テニスプレイヤーの名が報道されるようになりました。

ベスト8に入った時には、1922年の清水善造元選手以来92年ぶり。

ベスト4に入った一昨日には、1918年の熊谷一弥(くまがいいちや)元選手以来96年ぶり、と。

1918年と言えば第一次世界大戦が終わった年で、日本は大正時代となります。

関連記事へのリンクを貼っておきます。

スポーツ報知「【全米テニス】清水善造さん孫・善三さん、錦織にエール「胸すく思い」」へのリンク

讀賣新聞「錦織4強で注目の熊谷一弥、銀行員兼業で米転戦」へのリンク

清水善造元選手のお孫さんの清水善三さんは、アラフォー以上の人はテレビで見かけた人は少なくないと思います。

私も高校生の頃「欽ちゃんの週刊欽曜日」でよく見ていました。

その頃に、清水善三さんのおじいさんは、ウィンブルドンにも出た名テニス選手だった、と言うことは聞いていたと記憶します。


そしてそれからその5年後ぐらいに古本屋で見つけて買った本が、写真の本

「やわらかなボール」(上前淳一郎著)

です。


この本で、清水善造元選手と、それまで知らなかった熊谷一弥元選手のことを詳しく知りました。

この2人は日本テニス界の黎明期に出現したにもかかわらず、世界のトップレベルで活躍した名選手です。

「日本のテニスの歴史に、こんなすごい選手たちがいたのか」

と本当に驚きました。

しかしこの本は、その快挙のほかに、清水元選手が放った「相手を助けるゆるい返球」についても言及してあり、そちらのことの方に心がひかれました。

「「やわらかなボール」が放たれたのは、1919年ウィンブルドン選手権のオールカマーズ決勝(現在の準決勝)である。

対戦相手のチルデンが足を滑らせて転倒、その時にゆっくりとしたボールを返したという。

チルデンが態勢を立て直し、返球がエースに。

「ヘイユー!ルック!!」とチルデンがラケットで指した所、観客がスタンディング・オベーションで清水に向かって拍手をしていた。

結果としてチルデンが勝ち、二人が会場を後にしたものの、その後しばらく拍手が続いたという。」

(Wikipedia「清水善造」より)

これは戦前戦後に教科書にも載ったほどの「美談」だったそうですが、実は清水元選手自身は、武士道精神やスポーツマンシップにのっとって、そう言う返球をした覚えはないので、周囲がほめたたえるたびに

「なんで自分はああいう返球をしたのだろう?」

と自問自答を続けたそうです。

そう言う清水選手の「昔の自分探し」のことにかなりページが割かれていることの方が、私にとっては素晴らしい本だと思います。


そして熊谷元選手。

「銀行員兼業」とありますが、大学を卒業後に三菱合資会社の銀行部(現、三菱東京UFJ銀行)に就職して、テニス選手を続けました。

「兼業」と言っても当時はプロのテニス選手はおらず、熊谷元選手が引退した1921年から5年後に、フランスのスザンヌ・ランラン選手が初めてのプロテニス選手となったそうです。

清水元選手も三井物産の社員でありました。

そう言うことが普通だった時代のようです。


私は、世にあまり知られてないと思われるすごい話し、が大好きで、そう言う話しをもっと知ってもらいたいな、と思い発信するのが好きでブログを続けています。

前述しましたが、今回の錦織選手の快進撃は、清水善造元選手と熊谷一弥(くまがいいちや)元選手のことを世に知らしめることになったと思います。

もっとこの二人のことを知りたい方には、「やわらかなボール」を読まれることをおすすめします。

ただしもう一般の書店にはないと思いますのが、古本屋に行けばあるかもしれませんし、図書館にはあると思います。


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