ほぼ毎日更新中です。「MAJIK MIRROR」では、五十代サラリーマンの私(MAJIK)が、私自身や社会について感じた事を書いていきます。お笑い、アメフト、福岡ソフトバンクホークス、シャーロック・ホームズ、歴史、ICT、メンタルヘルスなどがメインです。

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【憲法記念日】「映画日本国憲法」のことなど



(映画『映画 日本国憲法』予告編動画)


今日は5月3日、「憲法記念日」です。


1946年11月3日に公布された日本国憲法は、半年後の1947年5月3日に施行されたので、今日5月3日が「憲法記念日」とされて今に至っています。

(11月3日は「文化の日」として祝日となっています)

そこで今日は日本国憲法に関して考えるところを書いておきます。


なお、一応知っておいていただきたいのですが、私はどちらかと言いますと右寄りです。

ただ、最近のネットの声や安部政権の政策には、あまりついていけません。


1.『映画 日本国憲法

4月27日から5月10日のあいだ、ポレポレ東中野で

『映画 日本国憲法

が上映されています。

「映画 日本国憲法 - SIGLO」へのリンク

シネマトゥデイ「映画 日本国憲法」へのリンク

2005年に製作されたもので、予告編動画をトップに置きました。

「日本国憲法という映画があるらしいけど、その予告編?に憲法改正反対の人たちしか居なかったので、そういう人たちが作った、そういう映画なんだと思う。」

と言うツイートがありましたが、私の感想もそんなもので、ダイジェスト動画とは言え偏っているな、と思います。

この映画は、日本国憲法第9条を中心に扱ったもののようです。

日本国憲法が世界的に見て最もユニークな箇所だと思われる個所で、戦争放棄と非武装を明記した条文です。


この映画に関する声をネットから拾ってみました。

1)twitter

ほぼ第9条を肯定する声ばかりで、この映画や護憲を批判する声は皆無と言っていい感じでした。

「小泉自民との時の改憲論の時に作られた映画。これを観ると小泉首相が結果的に逃げ腰だったのがよく判る。今の安倍ちゃんを突き動かしている改憲論はどこから来るのだろう?米国に自衛隊を配備させ厚木を返せと云って始めて独立だろ」

「バン監督の言葉の数々は中国という国を理解するために重要。『「映画 日本国憲法」読本』でそれらに触れることができる。いずれにせよ、憲法九条を変えようとしたら、それはアジア地域にたいへんな混乱と不安を招くものであるということは知っておいた方がいい。改憲は日本一国の問題ではない。」

「映画日本国憲法は本当に面白かった。安倍さんの『自国のことは自国で決める』っていうのがいかに建前上の正論ではあっても、ほとんど現実の国際政治と戦後の歴史を見据えていない子供染みた発想なのかがよくわかる。」

「 「憲法は国民が政府の権限を制限するもの。仏でも革命を通して市民が政府に押し付けた。(安倍首相が)『日本の憲法はアメリカによる押し付け』と言うのは、自分達の権限が制限されたことに憤慨してるだけ」(『映画 日本国憲法』より)」

「「映画 日本国憲法」ポレポレ東中野が人であふれて大変なことに!なんだか嬉しくなった。監督と詩人のアーサー・ビナード氏のトークが素晴らしかった!!日本国憲法は国内だけのものじゃくて、国外に対してのもの、アジアに対してのものでもあるんだ。日本国憲法を世界から見て考えることができた。」

「 『映画 日本国憲法』は連日満席で、選挙を前にして人々の憲法への意識が高いことが伺えます。」

「『映画 日本国憲法』を観て「うちの憲法、背筋伸びてて倫理的でカッコいいじゃん♪」という結論に私は至りました。変えるべき点理由があればとことん議論するべきですが、やりたい放題の改悪を勝手に進めるのはなりませぬ~!」

「「押しつけられた憲法でしょ」と前からよく聞いていたけど、実は米国だけじゃなくて日本政府や様々な国民のグループがものすごく議論して意見を出していたということも『映画 日本国憲法』を観て初めて知った。」

「 『映画 日本国憲法』を観ました。戦争で日本に辛い目にあわされた国の方やアメリカ人歴史家などが「9条は(公式には謝罪していない)日本が戦争で犯した罪を謝ったもの」「自分たちにとって日本の憲法9条は、まるで神様からのプレゼント」と発言されていたのが強烈な印象。国内問題じゃないんだ~!」

「 「映画日本国憲法」と「ベアテの贈りもの」を見てきた。満席で、この時期での関心の深さを実感。途中、監督のジャン・ユンカーマンさんと詩人のアーサー・ビナードさんの対談も、改めて、世界に自信を持てる憲法である事、そして96条改定について反対である事を、憲法記念日の前に確認!」

「「映画 日本国憲法」を見て来た。ポレポレ東中野 10日まで。 憲法第9条が世にも尊いと言われる意味を改めて感じた。」

「「映画 日本国憲法」そうだったのかー色々知らんかったわー。これを改憲しようとするなら、世界の叡智を集める覚悟で取り組まんといかんよな。」

「映画『日本国憲法』を見て来た。 自民党が壊憲を進めようとしている今、色々と考えさせられる映画だった。」

「ポレポレ東中野で、「映画、日本国憲法」と「ベアテからの贈り物」を見た。改めて日本の憲法は素晴らしい。世界に誇れる憲法だ。ということを再認識。特に9条は世界の規範となるべき条文である。これは絶対変えてはいけない。」

「昨日に続き、ポレポレ東中野で映画を鑑賞。『日本国憲法』&『ベアテの贈りもの』 アジア諸国にとって、9条の廃棄は謝罪の否定になる。多くの人に観てもらいたい、お薦め作品。」


2)YouTube

トップに置いた動画のサイトなどは、この映画に否定的な声が圧倒的でした。

「恐ろしく偏ってるのでこれで議論になるのかw
誰も戦争したいから憲法9条変えたいんじゃない。実際の平和を確­保するために変えようとしてるんだよ。
世の中には外交交渉だけでどうにかなる国だけじゃないのだ。(例­:北朝鮮)
平和のために自衛しないってのは、平和のために犠牲を強要するこ­とじゃないか。それのどこが平和なんだよ馬鹿。」

「海外では日本を『一国平和主義』と批判する意見もあるんですが、­そういう意見も取り上げないと、ただの護憲派の護憲派による護憲­派のための主張になってしまいますよ
それに、改憲派だって平和を守りたいから改憲を主張してるんです­」

「今の憲法は、日本が敗戦してGHQ占領軍が強制的に押し付け、占­領統治がしやすい様に
日本弱体化のために作られた憲法です。 日本はそれを、何と68年間も後生大事に持ち続け
て来たのです。 占領軍は、憲法以外にも、さまざまな日本弱体化の政策をとりまし­た。
これが、War Guilt Information Program.といわれるものです。 教育もその一つです。
今の日本の憲法は、日本弱体化のための占領憲法であり、日本人が­長年培って作ってきた
ものでは、まったく無いのです。 今の様な占領憲法を持ち続ければ続けるほど、日本は
世界でも奇異な国家となり弱体化し、やがては自滅してゆくでしょ­う。
勉強する時、現在の法曹界での憲法解釈自体が、もう既にGHQ占­領政策である戦後体制に
ドップリと浸かった上での理論構成となり法解釈になってしまうと­いうことです。
大切なことは、まず「悪しき戦後体制から脱却」することが先決な­のです。」

「世界中の識者というならきちんと両翼の人間にバランスよく意見を­聞かなきゃねぇ
これじゃあただ、護憲派の意見を聞いた映像じゃないか。
てゆうかこんなもん、全世界が武力放棄&”平和”憲法wをもって­初めてどうにかこうにか、機能するもんでしょ?この識者達は自国­で”積極的に”憲法九条を取り入れる活動をしてるのか?
そんなにすばらしいもんなら自国もその絶対防御盾イージスならぬ­キュージョーをもてばいい。
隣国と国境を地続きで有する国が九条を取り入れられたなら、ちょ­っとはこの識者達の理想に近づくんじゃない?wがんば!www」

「彼らのような専門家がいるくにが戦争をしてる皮肉」

「世界各国の識者(失笑)
アメリカ・ロシア・中国といった軍隊を持つ国々にはビビッて何も­言えないんでしょうね、この腰抜け共は。
日本が戦後どれだけ平和に貢献してきたことか・・・」

「憲法の話をしようと言っていながら、
一方的な意見ばかりで議論しようという姿勢が見えない。」

「自分の国も同じような憲法つくってから言ってくれ。鉄砲もってる­奴が人を撃つつもりがないなら鉄砲持たなくていいじゃんって言っ­ても説得力ないし、家族の身を守る為に撃つ覚悟ぐらい持ってもい­いじゃん。」


興味深いのは、この動画についた

「高く評価」は34件で、

「低く評価」は0件でした。


twitterとYouTubeの声が、こんなに対照的であることは、大変興味深いです。

twitterは全編を見た人の声、YouTubeには予告編だけを見た人の声、と見ることもできます。

YouTubeにコメントした人が、その後どう感じたか、聴いてみたいものです。


前述しました通り、予告編を見た限りでは、私はこの映画は偏りすぎていると感じます。

護憲派のための映画、と認識して見ないと危険だと考えます。

「憲法9条」は日本国内だけの問題ではない、と言う意見について、内政干渉と言う声もあります。

たしかに「憲法9条」の考えとその存在は海外にも影響を与えるでしょう。

しかし、日本国憲法は日本国のことを、日本国とそこに住む人のためにあるべきであり、最後は日本国民の声こそが優先されるべきだと考えます。


2.憲法第9条について

この写真は、今日の朝日新聞に掲載された全面意見広告です。

20130503憲法に関する全面広告

「私たちが願っていれば戦争はなくなり、世の中が平和になる」

「話せばわかる」

と言う、願望的平和主義がまだまだ残っているんだなぁ、と感じます。

この考え方はあまりにも独善的で、かつ現実的ではないと思います。


能天気な願望を持つことは、それはそれでいいことだと思います。

そうじゃないと、人も社会も理想に近づけませんから。

ですが、「現実を見据えつつ」と言うことを忘れてはいけない、と考えます。


それにしても「平和力」ってなんだろう?

平和を求める力のことでしょうか?

「9条の力」?それで日本の平和は守れるんでしょうか?

私には言葉遊びにしか思えませんが。


私は、戦争を好む国家元首なんて、今の世界を見渡すと、そうそういるようには思えないのです。

戦争には体制を覆すリスクがあります。

戦争にはお金がかかります。

戦争を仕掛けることで、国内の世論や、関係のない国々の感情的反感を買うことも考えられます。

そう言う現実を考えると、仕掛けたくても仕掛けられないだろう、と思うのです。


憲法9条を改正し、自衛隊を軍隊とすることによって、すぐに日本が戦争に参加するように感じるのは過激すぎると考えます。


それより、今の9条で日本は守れるのか?自衛隊は法規的に応戦することができるのか、と言う疑問の方が強いです。

私は9条が平和への抑止力になっているとは思えないです。

「日本は戦争を放棄したのだから、そう言う国には武力行使をしてはいけない」

と考える国があるようには思えません。

それより

「日本と戦争をするとかなりのリスクとコストを負うかもしれない」

と思わせることの方が、戦争をなくすためには現実的だと考えます。


ただ、いずれは戦争にかわる、国際問題の解決方法を見出す必要はあるでしょう。

それまでは、戦力に頼らざるを得ないと考えます。


3.憲法96条の改正について

現安部政権の改憲運動は、戦争放棄をうたった憲法9条ではなく、国会が憲法改正を発議する要件を定めた憲法96条が対象となっているようです。

現在の96条では、憲法改正の発議のためには、衆参両院のそれぞれで、すべての議員の「3分の2以上の賛成」が必要です。

これを「過半数の賛成」に改正しようとするものです。


私はこの動きは悪くはないと思います。

法令は時代に合うよう変えられるべきです。

憲法とは言え、一度定めたら絶対に変えてはいけないとは思いません。


ただそのハードルを下げるのはどうか、と言うことですが…

この改正は、「発議の必要条件」を下げるもので、これだけでは憲法は変わりません。

国民投票を経て、初めて憲法改正となります。

ですから、憲法を変えるも変えないも、最後はわれわれ一般国民の手に委ねられるのです。

ですから私は、われわれ一般国民が健全であれば、憲法の改悪はあり得ないから、96条を変えることに賛成です。

下記リンク先の記事のようなことにはならないと思います。

J-CASTニュース「改憲派も反対する「安倍改憲」手続きハードル下げたら時の政権の思いのまま」へのリンク


しかし、私の考えの背景は、国民が政治に対してつねに興味を持って接している社会の存在が必要です。

ですが今の日本社会は、特に最近の投票率などを見ていると、とてもそうであるとは思えないです。

ここらへんが私が積極的に96条の改正を支持できない所以なのですが、これを機会に国民が政治に興味を持つようんなればいいと思います。


4.嶋大輔氏の政界進出表明は、悪くはないと思う

憲法とは直接関係ない話しですが。

先日、芸能人の嶋大輔氏が、芸能界を引退し、政界へ進出する旨を発表しました。

Yahooトピックス「参院選「白紙」も男のけじめ…嶋大輔 芸能界引退&政界進出」へのリンク

上記記事についたユーザーコメントは、この件に関してボロクソです。

でも、民主主義国家の国民が、積極的に政治に参加することは、望ましい姿だと思います。

嶋大輔氏は立派だと思います。

私のように、理由もなしに、選挙に行くぐらいしか参政していない人間よりは。


だからと言って、私が嶋大輔氏に投票するかどうかは別の話しです。

するかどうかは、嶋大輔氏の政策が私にとって望ましいものかどうかを見極めてから決めます。


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