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【映画】エルトゥールル号遭難事件を描いた「海難1890」は、見られなくても内容を知っておくべき




(映画「海難1890」の海外ロケを終えた、一行の画像)


今年の12月、

海難1890」(かいなんいちはちきゅうぜろ)

と言う映画が公開されるそうです。

偉そうなことを書きますが、

「日本とトルコの合作で、「海難1890」と言う映画が製作される」

と言う言葉を見ただけで、「エルトゥールル号遭難事件」の話しなんだろう、と推測できるようにならなければいけないと思います。

たぶんトルコの人でそれができる人は少なくない、と思います。

トルコは大の親日国だと言われます。

それは、ロシア帝国の南下政策に悩まされていたオスマントルコ帝国が、日露戦争で東洋の片隅の小国日本が、大国ロシアをやぶったことに共感を得る15年前、この「エルトゥールル号遭難事件」で、日本人がこの船の乗員を救助したことが大きいそうです。


このことは、1985年に、イランイラク戦争の際、イラクがイラン上空の航空機に対する無差別攻撃宣言を行ったとき、その開始期限までに在イラン日本人を、トルコ共和国が救助されたことで有名になりました。

映画の中でも、イランイラク戦争のことは描かれるようです。

Wikipediaの「エルトゥールル号遭難事件」のサイトの「イラン・イラク戦争」の項に、このことが詳しく載っています。

野村豊イラン駐在大使が、在イラン日本人が脱出できないと言う窮状をトルコのビルレル駐在大使に訴えたところ、ビルレル大使は

「わかりました。ただちに本国に求め、救援機を派遣させましょう。トルコ人なら誰もが、エルトゥールルの遭難の際に受けた恩義を知っています。ご恩返しをさせていただきましょうとも。」

と答え、大使の要請を受けたトルコ航空によって、在イラン日本人は、期限ぎりぎりで危機を脱することができたそうです。

トルコがイラン近隣に位置することから、陸路での脱出もできる自国民よりも、日本人の救出を優先させたそうです。


トルコ国民をこれほど感謝させた「エルトゥールル号遭難事件」ですが…

私が「すごいな~」「よくやったなぁ」と思うのは、ど田舎(失礼!)の漁村の人たちが、見たこともない容貌の外国人、しかも大男たちを、よく助けたなぁ、と言うことです。

Wikipediaにはこうあります。

「通報を受けた大島村(現在の串本町)樫野の住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たった。この時、台風により出漁できず、食料の蓄えもわずかだったにもかかわらず、住民は浴衣などの衣類、卵やサツマイモ、それに非常用のニワトリすら供出するなど、生存者たちの救護に努めた。この結果、樫野の寺、学校、灯台に収容された69名が救出され、生還することが出来た。」

ここには記載はないですが、大男を救助するのは並大抵のことではなかったと思います。

ただ漁村と言うのは、山林の農村に比べると、外の人に触れる機会が多く、未知の人に寛容なんじゃないかな、と言う想像も働きます。

旧日本軍も海軍は開放的だったと聞きます。

そう言う漁村の気風があったのなら、助かったトルコ人にとってはよかったんじゃないか、とも考えられます。

あくまでも山林の農村出身の私の想像ですが…


前述のトルコ大使の言葉

「トルコ人なら誰もが、エルトゥールルの遭難の際に受けた恩義を知っています。」

ですが、Wikipediaによると

「トルコでは知名度が高い事件ではなく、2012年2月から3月にかけて外務省がトルコの民間会社に委託して行った調査によると、エルトゥールルの遭難事件を「知っている」と回答したのは29.9%程度で、日本の経済協力案件である第2ボスポラス大橋(44.9%)や、マルマライ計画(52.5%)より、認知度は低い。」

そうです。

しかし大使の発言は1985年で、2012年の調査の結果よりは、よく知られていると思います。

相手が知らないからと言って、自分が知らなくていいことにはならないと思います。

外国を相手に活動したいのならば、日本と外国との関係をよく知っておくべきです。

無知によって恥をかくかもしれませんし、失礼なことをするかもしれません。

ですから、この「海難1980」と言う映画を見ないまでも、「エルトゥールル号遭難事件」のことは、知っておくべきだと思います。

この映画の公式サイトは、映画同様まだ完成はしてないようですが、関連するサイトとともにリンクを貼っておきます。

映画「海難1890」公式サイトへのリンク

映画「海難1890」Facebookサイトへのリンク

cinemacafe.net「内野聖陽&忽那汐里、国家級プロジェクトに参加!映画『海難1890』キャスト発表」へのリンク


下の写真はtwitterからの拾いものですが、とてもいいなと思います。

20150506海難1890

地球儀を見ている二人、きっと、トルコと言う国がどこか、どれだけ日本から離れているかを見ているのでしょう。

ちょうどトルコのあたりを見ているように思えますから。

実際の「エルトゥールル号遭難事件」のとき、地球儀を見ていたら、そのことに驚いていたでしょう。


なお、ヒロイン役の忽那汐里さんは、2つの時代に生きる女性2役を演じたそうです。

「エルトゥールル号遭難事件」の樫野に住み、医師の手助けをする女性「ハル」と、テヘラン脱出のため大使館に掛け合う日本語教師「春海」の2役だそうです。

忽那汐里さんについては、これまで「O-PARTS~オーパーツ~」「泣くな、はらちゃん」の2つのドラマで見たことがありますが…

「泣くな、はらちゃん」での役名が「紺野清美」だったことを今知って、「はる」に縁があるのかな、と思いました。

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