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DVD/BR『SHERLOCK/シャーロック シーズン3』とシーズン4



(「SHERLOCK/シャーロック シーズン3」の第1話での一幕

 帰ってきたシャーロックをレストレードがハグするシーンです)


SHERLOCK/シャーロック シーズン3』のDVD/Blu-rayがリリースされましたので、その件などを書いておきます。

1.『SHERLOCK/シャーロック シーズン3』のDVD/Blu-rayリリース

7月4日にリリースされました。

Amazonの『SHERLOCK/シャーロック シーズン3 Blu-ray BOX 』へのリンクはこちらです

Amazon『SHERLOCK/シャーロック シーズン3 Blu-ray BOX 』へのリンク

今まで知らなかったのですが、「商品の説明」を見ますと

「シーズン3エピソード1のUKでの視聴者数1270万人! 視聴率33.8%! ! (2014年1月1日放送)」

と言う記載があります。

とんでもない数字ですが、日本ではどうだったのか気になります。


同日からレンタルも始まっているようです。

TSUTAYA「SHERLOCK/シャーロック シーズン3」検索結果へのリンク


2.『SHERLOCK/シャーロック シーズン4』について

BBCから、『SHERLOCK/シャーロック シーズン4』と特番が制作されることが発表されたようです。

TVグルーヴ 「人気ドラマ「SHERLOCK」のスペシャル番組とシーズン4製作決定!2015年1月に撮影開始予定」へのリンク

BBCでは「Breaking News」(ニュース速報)として報じたそうです。

しゃれてるね、と感じつつも、日本のテレビでもニュース番組で番宣することあるよなぁ、と思うと、ファンでない人にとってはカチンとくるかもしれません。

シーズン4が製作されることはすでに決まっていたと思います。

正式な発表は初めてだと思います。

しかし特番の撮影が2015年1月に始まり、シーズン4の撮影はそのあと始まるとか…

えらく待たせるなぁ…

まあ、主役の二人が忙しくなったからしょうがないのでしょう。


3.ひょっとしたら見逃していた「あるある」

これは私の主観で、とんだ思い違いかもしれませんが…

トップに置いた動画は、シーズン3第1話の中のシーンですが、それについて。

たしかレストレード警部はシャーロックと同じく禁煙中だったと記憶します。

その前提で書きます。

そのレストレードがタバコに火をつける、つまり禁煙をやめる(すでにやめていたかもしれませんが)と言うことは、シャーロックがいなくなったことが、彼に強烈なストレスを与えていることを表現しているのでしょう。

こういう心の動きは、喫煙者だった人じゃないとわからないかもしれません。

「禁煙挫折あるある」です

私の周囲には何人か、仕事がつらくて禁煙をやめた人がいますが、そういう人が周りにいれば、タバコを吸ったことがない人でもわかるかもしれません。


それから連想したのですが、たぶん自分が見落としているあるあるも少なくないんだろうなぁ、と言うことです。

自分がわからない「あるある」の分野で、このドラマにありそうなもののひとつは、「ゲイあるある」なんじゃないかな、と考えます。

それがいいとか悪いとかの話しではないです。

ゲイの人だったらわかるネタもあるんだろう、なんとなくそう思った次第です。


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【ネタバレあり】「SHERLOCK/シャーロック」第3シーズン3話「「最後の誓い」」の感想

6月7日に放送されたSHERLOCK/シャーロック第3シーズン3話

「最後の誓い」
(His Last Vow)

の感想を書きます。

これはコナン・ドイルの原作

「最後の挨拶」
(His Last Bow)

をベースに作られたものだそうです。


今回のドラマは、原作の登場人物やドラマ固有の人物にいろいろな配役をさせて、見ているうちに、15年ほど前に日本テレビで放送された、三谷幸喜による

「竜馬におまかせ」

を思い出しました。


1.原作は3つ

この物語は、タイトルからして「最後の挨拶」がベースと言うことは想像できるのですが、ストーリーは新聞社社主で、収集したネタで恐喝を続ける、チャールズ・アウグストゥス・マグヌセンとの対決で構成されています。

また、ジョンがメアリーの友人の身内を助けに行き、そこでシャーロックと会う展開は、「唇のねじれた男」を思わせます。

と言うことは、今回のは

「最後の挨拶」

「犯人は二人」

「唇のねじれた男」

の三篇をベースにしていると言えるでしょう。


2.ストーリーについて

ストーリーは大きく「犯人は二人」に似ているものだと思いました。

マグヌセンに、公にされるとまずいものを握られて脅されている女性が、シャーロックにそれを奪還することを依頼。

シャーロックはマグヌッセンのオフィスに忍び込むのに成功するものの、そこにマグヌセンに秘密を握られた女性がいて、マグヌッセンとあいたいしていた、と言うものです。

そこに行くまでに、シャーロックが利用した女性が、前話「三の兆候」でジョンとメアリーの結婚のメイド・オブ・オナーを務めたジャニーだったり…

シャーロックの前にマグヌセンのところに忍び込んでいたのがメアリーだったり…

と、えっ…、と言う設定があって、次はだれがどういう設定なんだ、といろいろと頭を使わされるストーリーになっていました。

最後の最後は、死んだはずのもモリアーティーがテレビジャックして

「会いたかった?」

と呼びかけることで終わりました。

第4シーズンがあるのは知っていましたが、こう言う展開になるとは思いもしませんでした。


3.とりこまれた原作

前述した通り、ジョンとシャーロックは秘密の麻薬吸引所で出会います。

これは「唇のねじれた男」の冒頭と同じです。

ただしシャーロックはその後モルヒネ切れに悩まされますが、原作のホームズではそんなことはありませんでした。


また、ここでガードマンをしていたビリー・ウィギンズですが、のちにシャーロックの右腕的役目を果たすことになります。

ウィギンズと言う人物は、原作の「緋色の研究」の中で出てくるストレート・チルドレンの集団「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」のリーダー格の少年がそういう名前でした。

ただし「緋色の研究では」ファーストネームは書かれてなかったと思います。

なお「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」は、世界最古のシャーロキアンのクラブでもあります。

日本にはその「バリツ支部」と言うのがあって、江戸川乱歩らが所属していたそうです。

「バリツ」と言うのは、ホームズ「空家の冒険」で明かした、身についている日本の格闘術のことで、当時ロンドンで道場が開かれた柔道のことではないかと言われています。

「空の霊柩車」では、シャーロックは柔術を身につけていることを明らかにします。


話しはそれますが、シャーロックは、原作のホームズが身に着けていたボクシングやフェンシングの技術を披露していないように記憶します。


シャーロックとジョンがマグヌセンのオフィスに侵入したとき、すでに他の、弱みを握られている女性がそこにいました。

これは原作の通りですが、原作ではホームズとワトソンは息をひそめてかくれていて、最後は女性がミルバートンを射殺します。


「東の風が来るぞ、お前を捕まえに」

と言うマイクロフトのセリフがありました。

これは「最後の挨拶」の中の

「東風(こち)になるね、ワトソン」

と言うホームズのセリフを思わせます。

原作の「東風」とは、ドイツとの戦争、つまり第一次世界大戦を指します。

今回のは・・・よくわかりませんでした。

帰還が困難な東欧の国への侵入、と言うのがありましたが、それと関係があるのかもしれません。


「サセックスのはちみつ箱」」と言う言葉が出てきました。

これは「サセックスの吸血鬼」と、ホームズが引退して養蜂業をしていたことを「最後の挨拶」で明かしたことを連想させてくれました。


メアリーとシャーロックの対決の場では、シャーロックを模した人形(本当はジョン)が使われました。

メアリーは「古典的な手」と言っていましたが、ホームズが自身の人形を使うのは「空家の冒険」「マザリンの宝石」でやっていたと記憶します。


シャーロックのとマイクロフトの母は、数学者だったそうです。

シャーロキアンの中では、モリアーティーは実は少年時代のホームズ兄弟の家庭教師で、兄弟の母と不倫を行った、と言う説を唱える人もいます。

モリアーティーは、原作では数学の教授です。

なんとなく関係があるんだろうな、と思わせてくれます。


シャーロックの本名が

「ウィリアム・シャーロック・スコット・ホームズ」

であることが明かされます。

原作にはありませんが、ベアリング・グールドなど有名なシャーロキアンは、ホームズのフルネームがこれであったと唱えています。

このうちスコットについては、「犯人は二人」の中でエスコットと言う配管工になりすます場面がありますが、それが今世だと言われているようです。


4.マグヌセンと言う人物

新聞社社主で、その立場を利用してスキャンダルをつかみ続けたそうです。

この設定にはちょっと違和感を覚えました。

最初この番組が、「スマートフォンを駆使する現代のホームズ」だったので、マグヌセンには、エシュロンのような傍受機関や、あるいはインターネットを使った、最先端の技術で情報を握り続ける人物であってほしかったです。


外国人とされていましたが、どこの国の人物かは語られなかったと思います。

イギリスを「西洋のシャーレ」(または西欧)とうところをみると、東洋人、あるいは西欧以外の出身であると考えられます。

なお「セン」と言う名前は、英語の「アンダーセン」などの「ソン」にあたる北欧の名前です。

(「アンダーソン」は北欧では「アンデルセン」になります)


最初の聴聞会で、彼のつけているメガネがGoogleグラスのようなウェアラブルコンピュータであるかのような表現がされます。

シャーロックもそう思っていました。

しかしそれはただのメガネでした。

第4シーズンあたりになると、そういうコンピュータも出てくるかもしれません。

今話題の、コンピュータの載った自動車とか、時計型コンピュータとか。

原作でも、最初は電報や馬車が多用されていましたが、のちに電話や自動車、さらには蓄音機も出てきましたから。


5.モリアーティー復活?

番組の最後は、前述のように、モリアーティーの復活を思い起こさせる表現で終わりました。

原作によると、モリアーティー教授には、同名のジェイムズ・モリアーティー大佐と言う兄弟がいたそうです。

第4シーズンはそれを踏まえた展開になるのかもしれません。

なお「犯罪王モリアーティーの帰還」と言うパスティシュもあります。


6.全然関係ないですが、赤ひげについて

第3シーズン、特にこの回には、よく「赤ひげ」と言う言葉が出てきました。

どうもシャーロックが少年時代にホームズ家にいた、犬の名前のようです。

「赤ひげ」は「バルバロッサ」とも表現されますが、ふと「パタリロ!」のバンコラン少佐のことを思い出しました。

「パタリロ!」の中では冷徹なゲイと言う設定のバンコラン少佐ですが、少年時代は普通の男の子で、バルバロッサと言う犬を飼っていました。


7.わたくしごとですが…

我が家には「ビル」と言う愛犬がいます。

名付けたのは私で、これはホームズの「ウィリアム」と、一時期応援していたNFLの「バッファロー・ビルズ」からつけた名前です。



SHERLOCK/シャーロック」の第3シーズンが終わりました。

さんざん楽しませてもらいました。

第4シーズンを期待します。


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【ネタバレあり】「SHERLOCK/シャーロック」第3シーズン2話「「三の兆候」」の感想



(番組の最終盤、ジョンとメアリーの結婚パーティーでシャーロックが演奏した、

 「ジョンとメアリーのためのワルツ(Waltz for John and Mary」

 シャーロックの作曲だそうです)


5月31日に放送された「SHERLOCK/シャーロック」第3シーズン2話

「三の兆候」
(The Sign of Three)

の感想を書きます。

これはコナン・ドイルの原作

「四つのサイン」または「四つの署名」
(The Sign of the Four)


をベースに作られたものだそうです。


全体的には、今回は純粋に「SHERLOCK/シャーロック」と言うドラマを楽しめました。

後半は時間がたつのが早く感じられましたし。

いつもは原作との関連を追うのに集中してたのですが、今回はいつもよりはストーリーが追えました。

一方で、原作との関連はわからなかったところが多く、かなりの部分を見落としていると思います。


1.原作との比較

原作の「四つのサイン」では、ショルトー少佐自身ではなく、その息子兄弟の兄が殺された事件となっています。

そして、最後の最後でワトソンがメアリー・モースタンにプロポーズします。

犯人がジョナサン・スモールと言う人物であることは同じです。

私にとっては「四つのサイン」はあまり印象に残る物語ではないので、上記のようにざっくりとしか違いは書けません。

他にもいろいろと指摘する点はあったでしょうが…


2.とりいれられた他の作品

私が気づいたのは以下の物語です。

シャーロックが結婚披露宴で、ベストマンとして行ったスピーチでいくつか語られた事件のうち

「うつろな依頼人」と言う、スーツを残して依頼人が消えた件は、なんのことかわかりませんでした。

「毒の巨人」(すみません、汚い字でメモをとりながら見ていますので、間違っているかもしれません)では、小人が吹き矢を吹いていましたが、これは「四つのサイン」そのもので、小人はトンガと言う名前です。

・フランスの十種競技の選手が、マッチ箱を前にしておかしくなった話しは、いわゆる「書かれざる事件」の中の、「新発見の虫が入っマッチ箱を前にして発狂しているところを発見された人」の事件のことだと思います。

 あるパスティシュ(「シャーロック・ホームズ」に関するパロディ)によると、「新発見の虫」とは「虫垂」、つまり「盲腸」のことで、知らぬ間に手術されて摘出されたため、依頼人は発狂したことになっていました。

「部屋の中の象」と言う、家の中に象がいることを思わせる事件は、なんのことかわかりませんでした。

・今回のドラマで、殺人事件の予行演習とされた「血まみれの衛兵」と言う事件も、私にはわかりませんでした。

 バッキンガム宮殿の警備などが有名な衛兵が、男からストークされているのを何とかしてほしい、とシャーロックに依頼した事件で、ジョンが部隊の上官と話している間に、シャワー室で瀕死の状態にいるところを発見される事件です。

 スピーチの中では未解決と言うことになっていましたが、最後はこのショルトー少佐殺人未遂事件の犯人と同じく、スモールと言うカメラマンが行ったものでした。

 スピーチの中で、ある若い警官が、

 「犯人は、刺した後に消えるものを凶器に使ったのではないか」

 と言いました。

 なんとなく「ソア橋」を思い出しましたが、自信はないです。

 「ゴルゴ13」の中では、スープに溶ける銃を凶器にした例がありましたが…


「カゲロウ男」と言う捜査中の事件についてもスピーチに出てきました。

 ジョンの結婚直前に、泥酔したジョンとシャーロックに依頼にきた女性が、亡霊とチャットしている、と思い込まされている事件です。

 他にも同じような女性がいて、結局その犯人、つまり亡霊と思われているチャットの男が、スモールでした。

 この事件の中で、まだ泥酔しているシャーロックが

 「ゲームは…えっとなんだったけ」

 と言うのを、ジョンが

 「始まった、だろう」

 と返します。

 たぶん原語では「Game is afoot」と言おうとしたのだと思います。

 これは原作を代表する有名なセリフですから。

・アーチーと言う頭がよさそうな少年が出てきました。

 また、冒頭で銀行強盗事件が繰り返されているシーンがありました。

 いずれも「赤毛連盟」を思い出しました。

 おそらくこのくだりは、後ろに黒幕がいることを示唆させるもので、次回作の「最後の誓い」につながるものだと思われます。

 なお、グラナダテレビの「シャーロック・ホームズの冒険」では、モリアーティー教授が後ろにいることが示唆されましたが、原作では、モリアーティー教授と「赤毛連盟」にはなんの関係もありません。


3.波乱にみちたシャーロックのスピーチ

シャーロックのスピーチは、一般に披露宴では言っていけないことと、そのナイスリカバリーの繰り返しでした。

そういう場で殺人事件はないだろう、と思いますし、日本では「縁が切れる」として「刃物」をスピーチの中で使うのはタブーとされています。

私はこの「人でなし」ぶりが楽しくてしょうがなかったのですが、一番印象に残ったのは、2回目のリカバリーでした。

正確には忘れましたが、「血だらけの衛兵」の中で、衛兵が血だらけで発見されたとき、自分(シャーロック)は事件の謎を解こうとしたのに対し、ジョンは衛兵の命を救おうとしたことを強調していました。

ナイススピーチで、マジで感動しました。


なお、番組の冒頭で、レストレイドが犯人を取り押さえようとしたところに、シャーロックから

「助けてくれ、ベイカー街へ来てくれ、頼む」

とのメールが入り、レストレイドは迷った末、後を部下に任せてシャーロックのもとに急ぎます。

しかしベイカー街でレストレイドを待っていたのは、スピーチのネタに困っているシャーロックでした。

笑いました。


なお私は、これまで何回かスピーチを頼まれましたが、すべて歌に変更してもらいました。


4.ヘイミッシュ

今回の謎ときには、ジョンのミドルネームが「ヘイミッシュ」であることがカギでした。

これまでもこのドラマでは、ジョンのミドルネームが「ヘイミッシュ」であることは語られていたと記憶します。

しかし、原作では「H」と略されているだけで、「ヘイミッシュ」であることは明記されていません

ところで、先週「空の霊柩車」のことを書いた時、ちょっと申し訳なかったかな、と思いつつもそのまま公開したことに、ジョンのことをワトソンと表記したことがあります。

このドラマの感想を書くときは、ジョンで統一すべきだろう、と途中から思ったのですが、直す気力がなくて、ワトソンのまま公開しました。

まあ原作の「まがった男」のように「ジェイムズ」と間違えたわけではないから、いいか、として。


5.「兆候」と言う意訳

今回のドラマは、「The Sign of Three」の「Sign」を「兆候」と意訳していました。

ちょと驚きました。

最後の最後に、ジョンとメアリーの間に子供が生まれる「兆候」がある、つまりメアリーが妊娠していて、三番目の家族ができる、と言う展開になったので、この意訳に納得しました。

一方で第1シーズン1話の「A Study in Pink」は、原作の「A Study in Scarlet」が「緋色の研究 」と訳されたように、「Study」を「研究」と直訳していました。

たしかこの場合の「Study」は、本来は「習作」と訳すべきだ、と書かれているものを読んだ記憶があります。

ですから、翻訳に一貫性がないのに驚きましたが、ああいう展開なら「サイン」とか「署名」は似合わないから、これでいいんだと思います。


6.次回の「最後の誓い」に絡んで

今週末放送の第3シーズンの最終回

「最後の誓い」

は、タイトルは原作の「最後の挨拶」をベースにしたものだそうです。

このブログ記事を書いているときに、テレビに、

「第一次世界大戦から100年」

と言う文字があるのに気がつきました。

そうか1914年から100年か、と思い起こされました。

「最後の挨拶」は、1914年の第一次世界大戦直前に、結局闘うことになる英独のスパイ合戦がベースです。

因縁深いな、と思いました。


7.「ベネ様」のファン、と言うわけではないですが…

こんな記事がありました。

Walkerplus「B・カンバーバッチが「セクシーじゃない!」と、シャーロック役を降ろされかけていた!」へのリンク

私はにカンバーバッチが見たくて、この番組を見ているわけじゃないので、特に気にはなりません。

ですが、世界中の多くの「ベネ様」ファンによってもこの番組は支えられ、続編が作りづけられていると感じています。

そう考えると、カンバーバッチにはものすごく感謝します。

(ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズを初めて見たときは、イメージが具現化されたとして大いに驚きました)

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【ネタバレあり】「SHERLOCK/シャーロック」第3シーズン1話「空の霊柩車」の感想と妄想









(BBCがシャレで作った

 「シャーロックは生きていた」

 という速報ニュース。

 画面をクリックすると動画が始まります。

ただしiPhoneからは見られないようです。

 こう言うのを作るセンスがうらやましいです)


5月24日に放送された「SHERLOCK/シャーロック」第3シーズン1話

「空の霊柩車」
(The Empty Hearse)

の感想を書きます。

これはコナン・ドイルの原作

「空家の冒険」
(The Adventure of the Empty House)

をベースに作られたものだそうです。


内容が濃く、書きたいことが多くて、正直、何から手をつけたらいのかわからないまま書きます。

まとまりのないブログ記事になると思いますが、ご容赦ください。

「やっぱり今回の脚本はマイクロフト兄ちゃんの中身の人が頑張った気がしてならない」

と言うツイートが何回かリツイートされていました。

つまりプロデューサーで脚本を担当するマイクロフト役のゲイティスの渾身の作品だというわけです。

私もそう思いますし、それだけの評価は得て当然の作品だと思います。


1.シャーロックが生きていた理由に何度かだまされた

番組の冒頭は、前作のラスト、シャーロックが飛び降りるシーンでした。

飛び降りるシャーロックにはバンジージャンプのようなロープがついていて、地面には届かず、反動で上に戻ったところにあった窓からビル内に入り、そこから「疾走」が始まります。

その裏では、自殺したレストレードの顔に、シャーロックの顔をかたどったマスクをつける作業が(おそらく)マイクロフトの指示で行われ、これがホームズの死体として、飛び降りたであろう地点におかれます。

「これが真相だったのか」

と思ったら、実はこれはアンダーソンの仮説。

彼はホームズが消えた以来、ずっといくつか仮説をたてては、レストレイドに説明してみて、彼をうんざりさせているとのことでした。


しばらくして、シャーロックがセルビアで拷問にあっているシーンが出てきます。

顔を見せていないこともあって、シャーロックだとは見えないのですが、まあたぶんそうなんだろうな、と思わされます。

シャーロックは拷問に耐えきれず偽の白状を行います。

この白状により、拷問を与えていたモリアーティーの残した組織(だと思うのですが)が動きだします。

組織の警備員とシャーロックが残された拷問室。

警備員は実はマイクロフト・ホームズで、シャーロックに近づき、

「休暇は終わりだ」

と言って、ロンドンに戻る旨を告げます。

後でマイクロフトは、シャーロックに、拷問から救わなかったのを責められますが、それは仕方ないでしょう。

しかし「休暇」と言う表現は…

兄弟そろって(悪くはない意味で)「人でなし」だな、と嬉しくなってきます。


その後しばらくして、また前作のシャーロックが飛び降りるシーン。

飛び降りようとしているのは、実はカカシみたいな人形で、落ちないようにシャーロックがロープで支えています。

その横には、なんとモリアーティーが笑顔で。

二人は体育座りをしていて、この演技にだまされているワトソンがおかしいらしく、二人で笑いをこらえています。

そしてシャーロックがロープを外します。

その後、シャーロックとモリアーティーは、熱いキスを交わします。

「え?モリアーティーはちゃんと自殺したやん

 それになんでシャーロックとできているんだ?」

と思ったら、それはある人の仮説でした。

これはアンダーソンの作った「空の霊柩車」と言う、シャーロックは生きている、と言うことを信じる人たちで構成されるサークルでの一場面のものでした。

仮説を立てた女性は、アンダーソンから、その仮説を非難されていました。


ここまで2度私や、おそらく他の視聴者の方もだまされてきたと思うのですが、3番目に真相が明かされます。

シャーロックはモリアーティーが自殺した後、死んだことにして、裏でモリアーティーが世界中に残した組織を壊滅させ続けることを決意したようで、そのことをマイクロフトに連絡します。

それから大勢が動き出します。

シャーローックは大急ぎで準備されたマットの上に飛び降ります。

シャーロックは聖バーソロミュー大学の病院(シャーロックとが出会ったところ)と、ワトソンとの間の駐車場の背後の建物との間に飛び降りるのですが、そこにマットはひかれました。

ワトソンンには、マットは見えません。

ワトソンは大急ぎで現場にかけだしますが、自転車の男(マイクロフトの一味)に倒されしまいます。

そうやって時間を稼いでいるうちにマットは片づけられ、シャーロックが死体として横たわっている光景が作られ、それをワトソンは目にします。

ワトソンは近づこうとしますが、もちろん死体でないことがばれてはいけないので、それはかなわず、シャーロックは死体として運び出され、そこから2年間にわたる失踪が始まります。


これが真相だそうです。


ところでシャーロックは、死体とばれないように、横たわった時に、脇に何かのボールを挟みます。

そうすると、一時的に脈が止まるそうです。

このシーンは原作の「瀕死の探偵」で、ホームズが重病を装うためにいろいろと工夫したり、ばれないようにワトソンを近づけないようにしたことを思い出しました。


2.帰還したシャーロックを迎えた人々の反応

シャーロックはマイクロフトとモリー、そして両親には、生きていることを伝えていたようです。

それ以外の人の反応は、さまざまで、この回の見ものでもありました。

モリーは知っていましたから、驚きはしたものの、激しい反応はありませんでした。


グレグソンがタバコを吸おうとしていたところにシャーロックが現れ、驚いた後、ハグで迎えます。

原作では考えられない友情ぶりです。


ハドソン夫人については大いなる悲鳴で迎えてくれました。


ワトソンには、恋人のメアリーにレストランでプロポーズをしようとしたところに、ウェイター姿で登場。

昔のアル・ヤンコビックに似ているな、と思いましたが。

ワトソンは、実は生きていたことを自分に教えてくれなかったシャーロックに怒り、プロポーズも忘れてかかっていきました。

普通の感情がないとされるシャーロックは、その後何度も無神経なことを言ってワトソンに殴られてました。

番組の最後まで、ずっと怒ってました。

この辺は原作と正反対です。

原作の「空家の冒険」では、ワトソンを失神させるぐらい歓迎されるんですが…


ところで、診察しているワトソンのもとに、やたらと売り込みをかける古本屋がやってきます。

原作ではまさにその姿に変装して、ホームズは最初にワトソンの前に現れます。

このドラマでは、ワトソンはこの古本屋のことをシャーロックの変装だと思いこみ、つけひげやかつらだと思って、それを引っ張ったりメガネを外したりします。

でも、それは本物の古本屋でした。


3.とりこまれた他の原作のいくつか

ドラマの中で「空家の冒険」以外の原作がいくつかとりこまれていました。

帰還が公開されたシャーロックのもとに現れた依頼人。

「サルの血清」で若返りをはかったとの話しでしたが、これは「這う人」のことでしょう。


ネットの交際相手が急にいなくなった女性の件は、その交際相手が、一緒に相談に来ていたまま父だったことで、シャーロックは彼のことを非難していました。

「花婿失踪事件」まんまです。


それから、老夫婦が「金縁の鼻眼鏡」っぽいことを話している老夫婦が出てきました。

実はシャーロックの両親らしいのですが、ワトソンは

「君の両親にしては、意外に普通の人だった」

と、私と同じ驚きを感じていました。


ひとつわからなかったのは、白骨の死体が座っている机の引き出しの中に、切り裂きジャックが書いた本が入っていた事件です。

アンダーソンがシャーロックの気を引くためにねつ造した事件だそうですが、なんの事件かわかりませんでした。

白骨と言えば「マスグレイブ家の儀式」を思い出しますが…

世の中にはエラリー・クイーンの「恐怖の研究」のように、切り裂きジャックとシャーロック・ホームズとを扱った事件を書いたパスティーシュがたくさんありますから、そのうちの有名なものの一つなのかもしれません。


なお、事件は消えた地下鉄の車両が、実は丸ごと時限爆弾だった、と言うものでしたが、「ブルース・パティントン設計書」を思い出しました。

ですが、第1シーリーズの最終話の「大いなる事件」が「ブルース・パティントン設計書」をベースとしたものだそうです。

(実は「消えた臨急」と言う、ホームズが出てこないドイルの作品がベース、と言う情報を、読者様からいただきました)


そう言えば、その依頼人は帽子をシャーロックの部屋に忘れて帰るのですが、それを見てマイクロフトとシャーロックは依頼人の素性を当てる勝負をします。

素性を当てる勝負をするのは、たしか「ギリシャ語通訳」でしたし、帽子から素性を推理するのは、「青いガーネット」だったと記憶します。

(頭が大きい人は教養がある、とは思いませんけどね)


4.一時間半がさらに長く感じたわけ

とにかく笑った、そして考えさせられたので、疲れた1時間半でした。

以前に比べて、かなり笑える個所が多かったように思えます。

前も書きましたが、私は原作がどういう形で取り込まれているかを楽しみながら見ていますので、些細な点も見逃すまいとして見ています。

(それでも見落としが少なくないです。第一私は「シャーロキアン」と呼ばれるほどには原作を深くは極めていませんので)

ですから、放送中はタバコを吸うのを我慢しています。

それなのに、ホームズがいなくなって精神的に不安になったのか、レストレイドがタバコを吸うシーンがありましたが、我慢している身にはつらかったです。

でも、我慢した甲斐が十二分に実感できるほどおもしろかったですし、わかりやすかったせいか、いくつか原作の箇所が見つかって良かったです。

前述の通り、レストレイドがタバコに火を付けた後、シャーロックが彼の前に初めて現れます。

その後喜びのあまり、レストレイドはホームズをハグするシーンは、男らしい喜びが感じられて、なんかスポーツのすがすがしいシーンを見ているようで、良かったです。


5.鎌倉ラザロ

モリアーティー自殺後に進められた、シャーロック死亡ねつ造作戦ですが、そのコードネームは

「ラザロ」

と命名されました。

「ラザロ」とは新約聖書の「ヨハネによる福音書」に出てくる人物で、イエスが蘇らせたと記述されている人物です。

(ちなみに「ヨハネ」の英語読みは、「ジョン」です)

そう言うエピソードから命名されたのでしょう。


ところで「鎌倉ラザロ」と言う、アメリカンフットボールのチームがあり、知人がそこに所属してるので応援しています。

チーム名も、この人物からとったそうです。

6.みんなよく知っているわ

twitterで拾ったネタをいくつか。

ほとんど本当だとは思いますが、保証の限りではないです。

「恋人同士役で出演しているワトソンとメアリーは、現実世界でも恋人同士」

「シャーロックの両親役で出てきた老夫婦は、カンバーバッチの本物の両親」

「マイクロフト役のゲイティスは本物のゲイなので、「SHERLOCK」にはゲイネタがよく出てくるのかも」


最近LGBTに関して、その地位を認めようという運動が起きています。

ひげをはやしたまま女装して歌った歌手がいたり。

フランスでは、差別に反対して男子生徒ならず教員までスカートで登校したとか。

SHERLOCK」全シーズンは去年以前に作られたものとはいえ、ゲイをばかにしているように思えるシーンがありますから、将来放送禁止になるかも、とも思うのですが…

本当にゲイティスがゲイなら、そうさせないためにがんばってほしいです。


7.「SHERLOCK(シャーロック)3 エピソード・ゼロ:幸せな人生を」を見ていれば、もっと楽しめる

ネットで

「SHERLOCK(シャーロック)3 エピソード・ゼロ:幸せな人生を」

と言うミニ動画が配信されていて、以前私もこのブログに書きましたが、これを見ておくと、今回のドラマは、その連続性を楽しめた、と言うようなツイートを多く見ました。

理由をうまく書けませんが、私もそう思いました。

今からでも遅くありませんので、こちらの動画をチェック

NHK「SHERLOCK(シャーロック)3 エピソード・ゼロ:幸せな人生を」へのリンク


8.帰ってきたシャーロックは別人?

これまでファンから愛情をこめて

「ひとでなし」

とか言われてきたシャーロックですが、その「ひとでなし」度は健在でした。

しかし一方で、人間として成長した、と感じられる個所もあり、twitterでもいくつかそういうものを見ました。

原作でもシャーロキアンから指摘されていますが、返ってきたのは別人、とか言う設定なのかもしれません。

あるいは、フェイクで、そう言う設定を使うかもしれない、と思いました。


9.新たなるライバル

ラストシーンには、監視カメラの画面を見る、新たなライバルの姿が映りました。

モリアーティーにかわる人物のようです。

Wikipediaから推測すると、チャールズ・オーガスタス・マグヌッセンと言う人物のようです。

もちろん、チャールズ・オーガスタス・ミルバートンがモデルでしょう。


まだ書きたいことがありますが、長くなりましたので、今回はこの辺で。


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『SHERLOCK/シャーロック』第3シーズン直前、関連するいくつかのこと

20140524映画風シャーロック

(インターネットからの拾いもの

 TVドラマ「SHERLOCK/シャーロック」(ベネディクト・カンバーバッチ主演)による映画の「シャーロック・ホームズ」(ロバート・ダウニー・Jr主演)のパロディ画像)


いよいよ今夜9時から、『SHERLOCK/シャーロック』第3シーズンが始まります。

下記リンク先には、若干のネタバレがあります。

NHK「SHERLOCK(シャーロック)3|NHK BSプレミアム 海外ドラマ」へのリンク

私はストーリーはほぼ知りませんので、これ以上、このブログ記事にネタばれはありません。

感想などは放送された後、ネタばれ入りで書いていこうと思います。

いくつか『SHERLOCK/シャーロック』とシャーロック・ホームズに関することを書いておきます。


1.「徹底解明!SHERLOCKの秘密」 で紹介されなかった重要人物

先週土曜深夜に放送された「徹底解明!SHERLOCKの秘密」 ですが…

スタッフであり、マイクロフト・ホームズ役として番組に登場するマーク・ゲイティスの語りで番組が進められました。

ゲイティスの日本語吹き替えの語り方は、たぶんマイクロフトを意識しているのでしょうが、なんとなく番組進行には違和感があり、それがまた新鮮でおもしろかったです。

番組では、原作と『SHERLOCK/シャーロック』に共通して出てくる人物について、その役を演じている俳優さんが出てきて、紹介していました。

シャーロック・ホームズから、ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン、レストレード警部、マイクロフト・ホームズ、モリアーティー、アイリーン・アドラーなどなど・・・

ワトソンのところなどは大変興味深かったです。

ところで一人、重要なキャストを忘れていませんか?と感じました。

ハドソン夫人です。

たしかハドソン夫人に関しては紹介がなかったと思います。

シリーズの作品のほとんどに出てくるこの人物についても紹介がほしかったです。

『SHERLOCK/シャーロック』での、シャーロックとハドソン夫人との出会いのくだりなどは大変おもしろいので、ぜひ紹介してほしかったのですが。

「徹底解明!SHERLOCKの秘密」は、本日2014年5月24日(土)午後2時30分~3時28分、BS-プレミアムで再放送予定です。

2.『SHERLOCK/シャーロック』のコミック、第2弾が発売へ

昨年コミック化された『SHERLOCK/シャーロック』の「ピンク色の研究」につづき、第1シーズンの第2話「死を呼ぶ暗号 」のコミックが、6月7日にKADOKAWA/角川書店から発売されます。

角川書店>男性向けコミックス 「 SHERLOCK 死を呼ぶ暗号」へのリンク

Amazon「SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 (カドカワコミックス・エース) [コミック]」へのリンク

「ピンク色の研究」は買って読みましたが、ぜひ他のものもコミック化してほしいと思っていました。

楽しみです。


3.人形劇「シャーロック・ホームズ」のDVDが発売へ、小説化も

3月にNHKで放送された、三谷幸喜の人形劇

「シャーロック・ホームズ」

のDVDが、7月16日に発売されるそうです。

マイナビニュース「三谷幸喜×井上文太によるパペットエンターテインメント『シャーロック ホームズ』 DVD発売決定!」へのリンク


Amazon「シャーロック・ホームズ (1) [DVD] 」へのリンク

この番組は私も見ましたが、ストーリーよりも、よくもこれだけ原作をとりいれたものだ、と驚きました。

そう言う意味で、以前このブログで感想を書きましたように、大変面白かったです。

そして小説化されたものが4月4日にすでに発売されていました。

Amazon「少年シャーロック ホームズ 15歳の名探偵!! (集英社みらい文庫) [新書]」へのリンク

小説は読んでいないのでなんとも言えませんが、見逃したホームズファンの方には、DVDはおすすめです。

なお、この人形劇は8月にも第2弾が放送されるそうです。

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『SHERLOCK/シャーロック』シーズン3やカンバーバッチの話題など



(「Sherlock: Series 3 Teaser Trailer」と題された動画)


先日、「SHERLOCK/シャーロック」のシリーズ3の予告動画が公開されました。

この際ですから、そんなに熱心に情報を追っているわけではないですが、私が認識している「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ3の情報を、とりあえずまとめておきます。

1.「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ3の予告動画について

トップに置いた動画が、8月2日に公開された「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ3シリーズ3の予告動画です。

関連する記事が、下記リンク先にあります。

tv Groove「「SHERLOCK」シリーズ3、予告編がついに公開! シャーロックとジョンの再会に高まる期待[ネタバレあり]」へのリンク

オリジナルのシャーロック・ホームズでは、ホームズが古本の行商を行う老人として、ワトソンの前に現れ、いろいろなやりとりの末に、ワトソンを気絶させるほど驚かすのですが、このシリーズではどう現れるのか、楽しみです。


2.「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ3シリーズ3の各回のタイトルについて

以下のようになっているようです。

1)第1話:オリジナル「空き家の冒険」(原題「The Empty House」)をベースにした「The Empty Hearse」

  「空の霊柩車」と言う意味に解釈できます。


2)第2話:オリジナル「四つの署名」(原題「The Sign of Four」)をベースにした「The Sign of Three」

  「三つの署名」と言う意味に解釈できます。

3)第3話:オリジナル「最後の挨拶」(原題「His Last Bow」)をベースにした「His Last Vow」

  「最後の誓約」と言う意味に解釈できます。


オリジナルでは、「最後の挨拶」が、発生事件順では最後のエピソードとなります。

数ヶ月前に、「His Last Bow」が第3シリーズの最終話のベースとなると聴いて、『SHERLOCK/シャーロック』もこれで終わりか、と残念に思ったのですが、すでに第4シリーズの製作も決まっていますので、安心です。

なお、これらの詳細は、下記リンク先にあります。

海外ドラマNAVI「『SHERLOCK』シーズン3最終話のタイトルが明らかに!」へのリンク


(私が5年前にこのブログを始めた時、最初の記事のタイトルを

 「My first bow」

 としました)


3.「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ3の悪役

「SHERLOCK/シャーロック」シリーズの1と2では、原作どおりに、モリアーティー教授が悪役でした。

シリーズ3では

チャールズ・オーガスタス・マグナッセン

と言う人物を、ラース・ミケルセンと言う、デンマークの俳優が演じるようです。


「チャールズ・オーガスタス・マグナッセン」と言う名前を聞けば、オリジナルの「犯人は二人」(原題:The Adventure of Charles Augustus Milverton)にのみ登場した、

「チャールズ・オーガスタス・ミルバートン」

を思い出します。

(ちなみに、「翼よ、あれがパリの灯だ」で有名なリンドバーグ飛行士ですが、フルネームは、

 チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ

 だそうです)

しかし第3シリーズでは「犯人は二人」はありません。

ある一話で出てくるのか、シリーズを通じて出てくるのかわかりませんが、楽しみです。


なお、私はオリジナルの「空家の冒険」に出てくる、セバスチャン・モーラン大佐と言う、インドで「虎狩りモーラン」と言われた軍人が悪役になると思っていたのですが…

これに関して一言。

インドで

『インディアン・シャーロック(仮題) / Indian Sherlock』

と言うパスティシュ映画が製作されます。

これに対して2ちゃんねるで

ホームズ:「諸君、セバスチャン・モーラン大佐を紹介しよう」

みんな:「ここはインドだから知ってるよ」

と言う書き込みがあって、大笑いしました。

『インディアン・シャーロック(仮題) / Indian Sherlock』に関する情報はこちら

シネマトゥディ「インド版『シャーロック・ホームズ』の主役が決定!」へのリンク


4.「ピンク色の研究」がコミックに

シリーズ1の第一話「ピンク色の研究」がコミックとなって、さる8月3日に発売されたそうです。

角川書店「SHERLOCK ピンク色の研究」へのリンク

ISBNで978-4-04-120710-9

で書店で検索してもらえばいいでしょう。

  20130812コミックsherlock


5.ベネディクト・カンバーバッチの話題

シャーロックを演じるベネディクト・カンバーバッチに関する近況を2件書いておきます。

1)カンバーバッチ初主演作が10月26日から日本で公開されるそうです。

タイトルは

「僕が星になるまえに」(原題:Third Star)

「末期ガンのため死が近づく青年ジェームズ(カンバーバッチ)は、3人の親友に「世界で一番好きな場所」に連れて行ってほしいと頼む。

 親友たちは、体の自由が利かなくなってしまったジェームズをカートに乗せて旅立つ。

 やげて目的地にたどり着いたジェームズは、人生で最後のある決断を下す。」

と言うストーリーだそうです。

2010年の作品で、これまで日本では未公開だったのですが、「SHERLOCK シャーロック」で人気が出たのとファンの要望もあって、公開されることになったようです。

日本語字幕のものはありませんが、トレイラー動画へのリンクを貼っておきます。

YouTube「Third Star Theatrical Trailer」へのリンク

また、関連記事はこちらです。

映画.com「カンバーバッチ初主演作「僕が星になるまえに」ポスター先行公開」へのリンク

「僕が星になるまえに」は、10月26日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開されるそうです。


2)カンバーバッチがパパラッチに見せた一文が人気

パパラッチとは、スクープ写真をとることを生業とする人たちのことで、いささかやりすぎとも思える行為で、なんとか売り物になる写真を撮ろうとするところがあります。

カンバーバッチは、自分を狙っているパパラッチに対して、一枚のメモ紙を差し出したそうです。

こんなことが書かれていたそうです。
 
“Go photograph Egypt and show the world something important.”

「(激しいデモが続く)エジプトに行って撮影して来い。そして重要なことを世界に発信しろ」

20130820カンバーバッチからパパラッチへ

まるでカンバーバッチと言うより、シャーロックが言いそうなことだと思い、おかしくなりました。

関連記事はこちらです。

ロケットニュース24「【画像あり】英国俳優ベネディクト・カンバーバッチがパパラッチに見せた一文が「正論すぎる」と世界で話題に!」へのリンク


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BBC「SHERLOCK」(シャーロック)第2シーズン第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」の感想



(「SHERLOCK」(シャーロック)の「ライヘンバッハ・ヒーロー」のダイジェスト動画)


BBC「SHERLOCK」(シャーロック)第2シーズン第3話にして、シーズン最終話

「ライヘンバッハ・ヒーロー」("The Reichenbach Fall")

を見ました。

細かい感想などを書きたいとは思うのですが、時間がないので、簡単に済まさせていただきます。


この回は原作(聖典)の

「最後の事件 」"The Final Problem"

のパロディですが…

ホームズが死んだ悲しいことを前面に押し出したものではなく、ここまで話しをいい方向にこじらせて、制作が準備されている第3シーズンで、どう始末をつけるのか、と思いました。

すっごく大きい風呂敷が広げられたのですが、本当にこれはたためるのかな、と言う感じです。


原作はそもそもコナン・ドイルが、ホームズものを書くのをやめたくて書いたもので、その続きなど考えなくて書かれました。

しかしこのドラマは、その続きがあることを想定して作られたものは明白です。

それは最後の最後に、シャーロックの墓前に立つワトソンを、遠くからひっそりと死んだはずのシャーロックを見ることで終わっていることからわかります。

この直前のシーン、墓前にワトソンとハドソンさんが二人で墓前にいるのですが、ハドソンさんはシャーロックを惜しむ意味で文句をいいながら墓前から去ります。

そのシーンで私は涙しました。

死んでいないのがわかっていながら。


この回のオリジナルのタイトルは、「The Reichenbach Fall」(ライヘンバッハの滝)なのですが、これはドラマの中で、盗まれた絵の名前として出てきました。

しかし「Fall」には、ホームズがビルから投身自殺する意味も込められているのでしょう。

そして、ホームズのこれまでの功績は、ホームズ自身が裏で仕組んだでっちあげだった、と言う評判が「堕ちた」意味も込められたのでしょう。

ですので、原作は、ただホームズが帰ってくることだけを書けばよかったのですが、このドラマでは、シャーロックがどうやってあの確実に死んだと思える場面から逃れたのかとともに、どう名声を取り戻すかも描かれることになるでしょう。


私は今でもわからないのですが、なぜモリアーティは窃盗に入ったのでしょう?

そして自殺してしまったのでしょう?

どちらもその必要性がわかりません。

たぶん多くの人はわかっているのだと思いますが。

なお、このドラマの放送中

「モリアーティ」

がtwitterのトレンドにあがったそうです。

やはりかなりの人気なんですね、このドラマ。

ただ、twitterやりながらでは、このドラマを楽しむのは非常に難しいと思います。

ですが、それでもツイートされた方は多かったので、今回もそのまとめを下記リンク先に作りました。

興味のある方はご覧ください。

togetter「「SHERLOCK」(シャーロック)第2シーズン第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」 #シャーロック のまとめ」へのリンク


このドラマでは、原作の色々な設定が変えられていたり、違った形で表現されていました。

それが楽しみでこのドラマを見たのですが、私には十分でした。

まだ、原作のパロディで見抜けなかったところはあると思いますが、本当に楽しめました。


最近は、期待に胸弾ませて見た映画やDVDが、ことごとく自分が期待したレベルまでではない、と言うことが多かったのですが、このドラマは十分に応えてくれました。

本当に面白かったです。


どうも第3シーズンは、日本では2014年、早くても来年の終わりごろの放送になりそうですが、楽しみで楽しみでしょうがないです。

でも、これまでの2シーズン、1回見ただけでは十分に理解できなかったところもありますし、制作側が込めた意図を見抜けなかったところもあるでしょうから、それを色々と考えていれば、それほど待ち遠しい思いをしなくても、第3シーズンの放送が始まるでしょう。


<備考>

これまで感想を書いたりする際、Wikipediaを参考にしてきました。

先週までは「SHERLOCK」はまぎらわしいもののまとめから飛ばねば行かなかったのですが、今はすぐに「SHERLOCK (シャーロック)」に飛べるようになっていました。


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BBC「SHERLOCK」(シャーロック)第2シーズン第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」について(ネタばれ)



(「SHERLOCK」(シャーロック)の「バスカヴィルの犬(ハウンド)」の番宣動画)


一昨日放送された、BBC「SHERLOCK」(シャーロック)第2シーズン第2話

「バスカヴィルの犬(ハウンド)」(The Hounds of Baskerville)

について書きます。


これは原作の「バスカヴィル家の犬 」(The Hound of the Baskervilles)のパロディな訳ですが、原作は多分一番多く映像化された作品じゃないかと思います。

私はこれまでグラナダTV制作のものを含めて4作ほど映像化されたものを見て、2作ほどマンガ化されたものを読みました。

今回は原作がどれだけいじってあるかを楽しみに見ました。


こちらにあるのはグラナダTVのもののようです。

YouTube「Sherlock Holmes -The Hound Of The Baskervilles」へのリンク


なお、下記リンク先に、この番組についてtwitterでツイートされたものがありますので、興味があればご覧ください。

けっこう面白かったです。

togetter「「SHERLOCK」(シャーロック)第2シーズン第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」 #sherlock #シャーロック のまとめ」へのリンク

なお、私は先週ツイートに忙しくて、筋が把握できませんでしたので、今週はやりませんでした。


本題です。

思ったことを書き散らかしていきます。


いきなりバスカービルの岩だらけの土地が映りました。

この風景は、どの作品も変わらないなと思いました。


その後舞台はベーカー街221Bに映るわけですが、ホームズは血だらけになってモリを持って部屋に帰ってきます。

なんでも、死んだ豚をさしたそうで、タクシーに乗車拒否されたので、地下鉄で帰って来たとか。

これは何か他の作品をあらわしているのか、それとも「書かれざる事件」のひとつなのか、よくわかりませんでした。


大筋は、バスカービルでの犬の話なのですが、ドラマでは彼の地に「エリア51」のような秘密基地があって、そこで軍事のために研究されたものが人を襲ってるんじゃないか、と言う流れで話しが進みました。

ですのでtogetterの中のツイートには「Xファイル」とか「バイオハザード」とか言う言葉がよく出てきました。


前回、原作で女優だったアイリーン・アドラーが、SMの女王様と言う設定だったように、原作で出てきた人物が、いろんな役に置きかえられています。


依頼してきたのはヘンリーというバスカービルの大邸宅に住む青年。

名字は言ってなかったように思いますし、殺されたのはおじではなく父親でした。

父親がチャールズとも言ってなかったと思います。

原作で依頼に来るモーティマは、ルイーズ・モーティマと言う女性セラピスト。

執事のバリモアは軍事基地に勤務する少佐で、奥さんやその実弟のセルデンは出てきませんでした。

チャールズ卿が相談にのったライオンズ夫人は、アジア系のライオンズ伍長となり、これも基地に勤務。

ツイートの中には「オードリー春日を思いだす」と言うのがありましたが、オードリーファンの私は、特にそうは思いませんでした。

原作で犯人のステイプルトンは、基地に勤める生物学者の女性。

娘さんがいるのが、原作の夫人の代わりとなるのでしょうか。

とにかくこんな感じで、原作の登場人物をある程度把握しておかないと、驚くことを楽しめないかな、と言う設定でした。


女性、黄色人種、そして黒人と、この番組はいろんな方面に気を使っているというか、現代的というか。

そう言えばゲイは今では、次に人権が確立されるべき「マイノリティ」と見られている、と言う話を読んだことがありますが、毎回シャーロックとワトソンが恋人同士と疑われるのは、そこにも配慮しているのかもしれません。


最初の方で、ホームズは退屈に悩まされ、断っていたいたタバコを探すシーンがあります。

その場面の中で、スリッパも登場するのですが、これは原作でペルシャ製のスリッパにホームズがタバコを入れていたことをあらわすのでしょう。

(そう言えば昔、会社に、サンフランシスコのシャーロキアンの協会である「ペルシャン・スリッパ」に入っている方が居ました)


ホームズが依頼にきたヘンリーのタバコの副流煙を、顔を近づけて数シーンがあり、twitterでは、

「やめてぇ」

「キモい」

みたいな声がありました。

でも、私が昔禁煙をしたころは、そうやってだんだんニコチンを減らしていったものです。


最初は乗り気ではなかったホームズですが、ヘンリーが見た足跡が、男のものでも女のものでもなく、巨大なハウンドのものだった、と言うのを聴いて、ホームズは事件を引き受けます。

これは原作と似ていて、私にとってこのシーンは、この原作の中で面白いところの一つだと考えます。

だから再現してくれて嬉しかったです。

他に原作で面白かった、ヘンリー卿を尾行した馬車の御者が、尾行を支持した客の名は「シャーロック・ホームズ」だと名乗ったと言うところ。

そしてワトソンが不審者の巣と思っていたのが、実はホームズの隠れ家で、ホームズの声でそれがわかるところ。

この二つはなかったです。


ホームズは「英国政府そのもの」のマイクロフトのIDカードを使って、基地にもぐりこみます。

その認証(オーソリ)がマイクロフトのところに飛ぶのですが、マイクロフトが居たのはディオゲネス・クラブだと思われます。


バスカービルの地は、怖いツアーの観光地のようになっている設定でした。

その案内人が下げていたペンダントに

「性」

と言う漢字がほってありました。

我々も外国語の書いてあるTシャツとかを着るときは、意味を理解してから着たいものですね。


原作ではセルデンがモーティマ夫妻に灯りで信号を送り、そのシーンをワトソンが見つけますが、ドラマではワトソンだけがそれを見たことになっており、それがモールス信号であると見抜いて、それを書きとめます。

しかしその灯りの実態は、お楽しみ中のカップルが乗った車が、揺れながら放った光で、何の意味もありませんでした。


ツイートの中に

「名言キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」

みたいなのがいくつかあります。

これは

「不可能を除外したものが、あり得ないと思えてもそれが事実だ」

と言う言葉だと思います。


ワトソンがホームズのことを、「スポック」と呼ぶシーンがあります。

そう言えば、スタートレックのスポックは、ホームズがモデルである、と言う話しを読んだことがあります。


レストレードもやってきますが、名目は「休暇」で、本当はマイクロフトにホームズの監視を命じられてやってきたようです。


事件の源は、アメリカのインディアナ州のリバティと言うところで行われた研究です。

英語版のWikipediaの「Liberty, Indiana」のサイトには、以下のこのドラマについての記述があります。

「Liberty, IN was mentioned in the BBC's Sherlock Holmes episode Hounds of Baskerville. Sherlock's client Henry was having flashbacks to his childhood where the words "Liberty" and "In" kept reappearing. Later in the episode, Sherlock deduces that the two words stand for Liberty, Indiana, which was the site of a fictional secret military project.」


ちょっと色々と余裕がなくて、先週に続いてこんな感じで思いついたことを書き散らかしてしまいました。


最後に、このドラマで思いだした、19世紀に起きた、悪魔とかに関する事件を書いておきます。

一つは「バネ足ジャック」(スプリングヒールドジャック)の話し。

このバネのような足で飛びはねた怪人は、爛々と燃えるような眼をして、火を吐いたそうです。


そして「デビルズ・フットプリント」(悪魔の足跡)

1850年ごろ、デボン州で一晩の間に広範囲を何者かが徘徊した足跡が、雪上に発見され、こんなことができるのは悪魔に違いない、と騒がれた事件です。


来週はこの第2シーズンの最終回、「ライヘンバッハ・ヒーロー」("The Reichenbach Fall")です。

もちろん、「最後の事件」 "The Final Problem"がベースになったものです。


予告では、モリアーティーが王様の恰好で出てくるのが見えました。

今週末も楽しませてくれそうです。


でも、1時間半は長いわぁ…


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「SHERLOCK(シャーロック)」第2話~第3話感想

一昨日から昨日にかけNHK BSで放送されたドラマ

SHERLOCK(シャーロック)」

の第2話~第3話の感想…と言うか気付いた点を書きます。


ただ、私はミステリーと言うより、シャーロック・ホームズのパロディものとしてこのドラマを見ていますので、ほかの人の感想とはちょっと違うかもしれません。

でも、それほどホームズに詳しいわけではないので、間違ってたり抜けたりしたらすみません。


1.第1話「ピンク色の研究」"A Study in Pink"の補足

今回の放送は日本語吹き替え版でした。

「主演のベネディクト・カンバーバッチの美声が聞けなくて残念」

と言う声がtwitterでありました。

それはさておき、私は第1話は事前にDVDで日本語字幕版で見ました。

それで気がついたのですが、ホームズがレストレイド警部に協力を依頼されて家を出る時、吹き替えでは

「ゲームは始まったばかりじゃないか」

とか言っていたと思います。

これは、原作の有名なセリフ

「Game is afoot」

のパロディだと思うのですが、オリジナルのドラマでは、そう言う言い回しではありませんでした。


2.第2話「死を呼ぶ暗号」"The Blind Banker"の感想

この記事を書き始めてから、Wikipediaの「SHERLOCK (シャーロック)」のサイトを改めて見て知ったのですが、これの「主な元ネタ」は、

「恐怖の谷」"The Valley of Fear"と「踊る人形」"The Adventure of the Dancing Men"

だろうです。

「踊る人形」については、暗号が使われていて、それを見て被害者が驚くところはそうだな、と思ってみたいました。

「恐怖の谷」については、暗号の解読について、特定の書籍が使われているところがそうだな、と思ってみたいました。

「恐怖の谷」では、「聖書」か「ブラッドショウの鉄道案内」がどの家にもあるので、そのどちらかだろう、ということで、後者が使われていたように記憶します。

ドラマでは「ロンドンの観光案内」でしたね。

これが実在する本であれば、マニアの収集アイテムになるでしょう。


私はもうひとつ、「オレンジの種五つ」も元ネタなんじゃないかな、と思って見ていました。

原作ではKKKの復讐がテーマだったと思いますが、今回も特定団体の復讐だったので、そう思いました。

(第3話で、ホームズが、警告手段として「メロンやオレンジの種を送る団体もある」と言っていました)


被害者の口から黒い蓮の折り紙がでてきました。

どの団体だったか正確に覚えていませんが、死者の口に石を詰め込んで、自分たちの犯行であることを誇示するものもあったと記憶します。


冒頭の謎の人物とホームズの格闘シーン。

これが何の意味を持つのかわからない、と言う声をtwitterでいくつか見ました。

私もわかりません。

ひょっとしたら「書かれざる事件」の一つのことかもしれません。

第1話で「雨傘を家に取りに帰って、永遠にこの世から消えてしまったジェイムズ・フィリモア大佐」のことが取り上げられていたように。


結論として、パロディを楽しもうと言う姿勢でみると、この作品はあまり手ごたえはなかったです。


3.第3話「大いなるゲーム」"The Great Game"の感想

Wikipediaによれば、元ネタは

「ブルースパーティントン設計書」"The Adventure of the Bruce-Partington Plans"

だそうですが、まあ、ドラマの最中で「ブルースパーティントン」と言う言葉が出てきますから、わかりやすいですね。

ただし原作の「ブルースパーティントン」は潜水艦の名前、ドラマでは対ミサイル防衛システム(PAC3のようなもの?)の名前として出てきました。

設計図も原作では紙媒体の設計図で、ドラマではフラッシュメモリでした。

今風に変えてありますね。

しかし自分が国家機密であるはずのミサイル防衛システムに携わっていることを、酔っ払って話してしまうとは、ウエスト氏はとんでもないですね。

私もITの世界にいますが、考えられないことです。


ボームズが退屈のあまり、壁にピストルの弾を撃ち込むシーンがありました。

これは「瀕死の探偵」で、ホームズがいかにとんでもない人物かを表す際「壁にピストルの弾でビクトリア女王の愛称を撃ち込んだ」と言う記述があったと思いますが、それのパロディだと思います。

ただドラマで、なんと撃ち込んだかは説明されませんでしたし、私もわかりませんでした。


冒頭でホームズは、相手の「ら抜き言葉」をただします。

これは何の意味かわかりませんし、英語ではなにを直していたかはわかりません。

女房に尋ねたら「Do」と「Does」の違いとかじゃないかと言ってました。

全くの想像ですが。


ホームズが地動説を知らず、知ったとしても忘れるべきことだ、と言うのは原作と一緒です。

(「緋色の研究」)

そしてホームズは自分の脳みそのことを「ハードディスク」と言っていましたが、原作では「部屋」と表していたと思います。

ただそれを警部からからかわれるとは…


そうそう、ワトソンは書籍ではなく、ブログでホームズの活躍を発表していて、けっこう読まれているそうです。

今風ですね。

以前も書きましたが、ワトソンのこのブログは実在します。

「ピンク色の研究」はこちらにあります。

THE PERSONAL BLOG OF Dr. John H. Watson「A Study in Pink」へのリンク

(このブログのカウンター、今見たら「1895」になってましたが、前回もそうだったと思います。

 カウンターなんて私のブログでも設定しているぐらい簡単に設定できるから、ちゃんとしたものを設定すればいいのに、と思います。

きっとこの1895年に何か意味があるのでしょうが。)


ウエスト氏ですが、原作ではカドガン・ウエストで、この作品ではアンドリュー・ウエストと言う黒人(?)だったと思います。

このドラマは世界的にファンが多いようですので、ひょっとしたら

「これが「ブルースパティントン対ミサイル防衛システムの設計図だ」

と言うのがネットにあるかもしれません。


ドラマに出てきた日本車は、マツダのものでした。

車種はわかりませんが。


フェルメールの絵が贋作であることがわかり、売れなくなったと言う設定でした。

原作ではそんなシーンはありませんでしたが、グラナダテレビ制作の「シャーロック・ホームズの冒険」の「最後の事件」(だったと思いますが)では、モリアーティ教授が偽のモナリザを売ろうとしたシーンがあったと思います。

ただし商談の最中に別件の連絡がモリアーティ教授に入り、贋作とばれる前に、モリアーティ教授が一方的に商談を破棄したようでしたが。


ドラマのモリアーティには驚きました。

若者だとは聞いていましたが、まさか彼がモリアーティとは。

ホームズが

「世界で唯一のコンサルタント探偵」

と言う設定であるのに対し

「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」

と自称するのには笑いました。

そう言う設定は原作にはありませんでした。


ドラマではモリアーティが教授かどうかは語られてなかったと思います。

原作では「ジェイムズ・モリアーティ」ですが、ドラマでは「ジム・モリアーティ」となっていました。

「ジム」は「ジェイムズ」の略だと考えられますが、私としては、モリアーティにはそれなりの格があった方が良いと思いますので、略せず「ジェイムズ」でいってほしかったです。


ホームズがフェルメールを贋作と見抜く、絵に描かれた

「Van Buren supernova(バンビューレン超新星)」

ですが、ちゃちゃっとネットを検索しても、そう言う項目はありませんでしたし、他の方のブログには「存在しない」とありました。

ただこの「バンビューレン」ですが、アメフトファンの私にはツボです。

スティーブ・バンビューレン(Steve Van Buren)と言う選手が昔いましたから。


水泳選手「カール・パワーズ」については、何がモデルなのかわかりませんでした。


こんな感じで、第3話はパロディとしてつっこみどころ満載で、大変楽しめました。


4.第2シーズンの放送

今週末から第2シーズンが、毎週日曜の夜に放送されます。

7月22日「ベルグレービアの醜聞」"A Scandal in Belgravia"

7月29日「バスカヴィルの犬(ハウンド)」"The Hounds of Baskerville"

8月5日「ライヘンバッハ・ヒーロー」"The Reichenbach Fall"

の予定です。

マニアであれば、それぞれ

「ボヘミアの醜聞」

「バスカヴィル家の犬」

「最後の事件」

がモチーフになっていることがわかります。

原作の「最後の事件」について、なぜ肉体的に不利とも思えるモリアーティが、ライヘンバッハでホームズとの格闘に応じたのか、その気持ちがわからない、と言うマニアの指摘がありますし、私もそう思います。

でも今度のモリアーティは若いから、良い勝負になるのでしょうか。

詳細は下記サイトでご覧下さい

NHK海外ドラマホームページ「SHERLOCK(シャーロック)」へのリンク

また、日本語によるファンサイトも下記リンク先にあります。

「『SHERLOCK』の非公式ファンサイト」へのリンク

私はまだみていませんが、これから楽しみたいと思います。

(ずいぶん私の解釈と違っていたりして…(^_^;))


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