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【Sherlock/シャーロック】シーズン4「6つの六つのサッチャー」の感想~中途半端なネタバレ有り



(動画「Sherlock: Series 4 Teaser (Official)」)

2017年7月8日にNHK BSプレミアムで放送された「Sherlock/シャーロック」シーズン4のエピソード1

「六つのサッチャー(The Six Thatchers)」

の感想を書きます。

なお、結末には触れません。


1.私的な前段の話

これまでのシーズン3までの9話については、ブログに書くことを前提に見てきまして、途中メモをとったり調べ物をしたりして、結局どういうストーリーだったかよく理解できなかった、と言うことがたびたびありました。

そんなわけで、今回はブログには書くことは書くにしても、途中でメモをとったり、調べ物をしたり、はたまたSNSに投稿したりするのをやめてじっくりみることにしました。

もうひとつ

私は「六つのサッチャー(The Six Thatchers)」について、これまで同様まったく前提知識なしで見ました。

このタイトルが正典(オリジナル)の「六つのナポレオン(The Adventure of the Six Napoleons)」をもとにしているのは間違いないものの、元英国首相のマーガレット・サッチャーの胸像が出てきたりすることもないかもしれないし、はたまた「サッチャー」自体がマーガレット・サッチャーのことではないのかも、と言う予想もして臨みました

「六つのナポレオン」は「ボルジアの黒真珠」が埋め込まれたナポレオンの胸像を探すはなしです。

ひとつぜひ書かせてもらいたいことは、私が中学生のころ英国初の首相に選ばれたマーガレット・サッチャーは、サー・ウィンストン・チャーチル以来の大宰相だと考えます。

サッチャーは「英国病」に悩むイギリスを立て直したように思えます。

一方でナポレオン・ボナパルト(ナポレオン一世)は政治や戦争において、フランスのために大いに手腕を振るいましたが、イギリスから見れば敵国のリーダーです。

ただし、当時でもその手腕はイギリス人の間でもヒーローとみなしていた人も少なくないようです。

ナポレオン戦争から100年もたっていないこのご時世で、イギリスを脅かしたかつての敵国が一部で英雄視されており、それが祖国を裏切る行為だとみなされていなかったのは、興味深いことだと思います。


2.破壊されていくサッチャーの胸像に驚き

ところが、話が始まってみると、しばらくしてサッチャーの胸像が出てきて、さらに「ボルジアの黒真珠」の紛失という話しも出て着て驚きました。

201707096つのサッチャー サッチャーの胸像

(サッチャーの胸像。ツイッターからの拾い物)

正典の「六つのナポレオン」とストーリーが似ているからです。

シャーロック自身も、胸像が暗がりから明るいところへ運ばれてから壊されているのを知って、サッチャーの胸像に「ボルジアの黒真珠」が埋め込まれているもの、と考えて行動したようです。

「おお~直球で来たなぁ…」

でも絶対にどこかで変化球が来るはず、と思っていたら…

サッチャーの胸像のなかから出てきたのは、「ボルジアの黒真珠」ではなく、メアリーが過去に所属した組織「A.G.R.A.」のことが書かれたUSBメモリーでした。

そしてそこからがこのエピソードの主題

「「A.G.R.A.」の襲撃を相手に漏らし他のは誰か」

という話しだったように思えます。

なお、サッチャーの胸像を壊し続けた男は、ジョンの妻、メアリーだったと思い、恨みつらみを語りました。

そしてその男が自分を追っていることをメアリーが知って動き出したところは、聖典の

「入院患者(The Resident Patient)」

を思い出させるものでしたが、それは私の考えすぎだと思います。


それにしても、結局モリアーティーについて新しい発見は全然なかったように思えたのが意外でした


3.正典から引用されたもう二つの箇所

1)トビーについて

シャーロックは「トビー」と言う犬を使って、サッチャーの胸像を破壊し続ける犯人(だったかな)を追います。

これは正典の

「四つの署名(The Sign of Four)」

と同じです。

「四つの署名(The Sign of Four)」では、トビーはクレオソート(今でも正露丸に使われている薬のもと)に足を突っ込んだ犯人を追います。


2)「ノウブリ」

致命的な失敗を犯したシャーロックは、最後の方でハドソン夫人に

「今度僕が調子に乗っているときがあれば、耳元でノウバリー(Norbury)と言ってくれると助かります」

と言っています。

これは正典のうちの失敗談

「黄色い顔(The Adventure of the Yellow Face)」

で、ホームズがワトソンに

「もし僕がちょっと自分の能力に自信過剰になっていると気付いたり、事件に対して必要なだけの努力をしていないようだったら、僕の耳元で『ノーベリ(Norbury)』とささやいてもらえないだろうか。そうすれば僕は大いに君に感謝するだろう」

(「コンプリート・シャーロック・ホームズ「黄色い顔9」より

http://www.221b.jp/sa/yell-9.html

と言ったのと同じです。


次回は

「臥(ふ)せる探偵(The Lying Detective)」

です。

ベースとなるのは

「瀕死の探偵(The Adventure of the Dying Detective)」

でしょう。

私が一番好きなエピソードの一つです。

NHK「SHERLOCK(シャーロック)4 第2回「臥(ふ)せる探偵」 - NHK 現代のロンドンを舞台に、名探偵シャーロックが活躍する大人気シリーズ第4弾!著名な起業家が娘に明かした殺人の欲求。シャーロックは彼を阻止することができるのか?」へのリンク

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