本の記事 (1/6)

【歴史】「世界をまどわせた地図」と言う本について〜昔の人の考えがわかっておもしろそう


昨日ツイッターで見かけた

「世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語」

と言う本がおもしろそうです。

実際にはなかったものの、「実在する」と信じられたり、あるいは何らかの目的でねつ造されたりした国、人、生き物が載っているようです。

こう言う、昔の人の世界観を知るのは大好きです。

こちらにAmazonのサイトがあります。

https://www.amazon.co.jp/dp/486313391X/ref=cm_sw_r_tw_api_4XxLzb8W2AMYV

これによりますと、こんなものが載っているそうです。

・アトランティス

・悪魔の島

・エルドラド

・オーストラリアの内陸海

・朝鮮島

・プレスター・ジョンの王国

・カラハリ砂漠の古代都市

・パタゴニアの巨人

・カルタ・マリナの海の怪物たち


半分も知りませんが、おもしろそうです。


「パタゴニアの巨人」

については、小学生の時に図書館で読みました。

各学年ごとに「世界不思議物語」みたいなシリーズがあって、その中に載っていたと記憶します。

たしかマゼランが世界一周の途中、南米パタゴニアで遭遇した巨人で、乱暴にも本国に連れて帰ろうとしたものの、失敗したんじゃなかったかな、と記憶します。

それを読んで以来、「パタゴニア」と聞くと「巨人」を連想します。


「プレスター・ジョンの王国」

は、小学生の時に

「消えた文明99の謎」

で読んで、それ以来ずっと気になっていました。

そして大学三年生の時、西洋史の授業で自由研究みたいなものを出されたので、この時、学部の図書室で、英文の百科事典で調べて発表しました。

中世のヨーロッパでは、アジアには、キリスト教の司祭にして王、プレスター・ジョンが治める豊かな国がある、と言う、今で言う都市伝説のようなものが信じられていました。

そしてこの王と手を組んで、イスラム教徒の国をはさみ撃ちにしよう、と言うことが真剣に考えられていたそうです。

実際バスコ・ダ・ガマには、ポルトガル王からプレスター・ジョンへの親書が託されたそうです。


とまあ、こんな感じでとてもおもしろそうなをですが、ちと高い…

先週発売されたばかりで、まだ入ってないようですが、近所の図書館に入ったら、借りて読んでみようと思います。



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【コミック】「奇面組」が舞台化で出演者オーディション開催~30年前なら応募していただろうなぁ… #dmmyell

私は10台終わりから30になるくらいまで、いろんな人やモノに似てると言われてきました。

その中で自分でも「似ている」と納得できるのが、

「3年奇面組」「ハイスクール!奇面組」の主人公

一堂零

この人です。

20161115一堂零の画像

髪型はこうではありませんでしたが、

・真ん中に集まったパーツ

・長方形に近い目

本当にそっくりだと思います。

客観的にどれだけ「似ている」と思われていたかと言いますと…

これまでもブログに何回か「一堂零」に似ていると書いたら、高校の同級生何人かに

「ああ、あいつか」

と正体がバレたことがあるほどです。

(そう言えば、会社の同期に、冷越豪に似たのがいたなぁ…)


前置きが長くなりましたが…


昨晩、こんな衝撃的なニュースを目にしました。





まじかよ、出演者募集かよ…

30年前なら、まだ毛髪量が一堂零に近かったでしょうから、絶対応募していたと思います。

それに、つい最近も職場で

「昔は一堂零に似てると言われててね」

と言ったものの、怪訝な顔をされましたし…

今じゃ無理だろうなぁ…


ちなみにウィキペディアの「一堂零」のサイトを見ると、架空の設定とは言え、私と一堂零は同い年です。

だったら、30数年後の一堂零、という設定で応募しちゃいかんかな?


なお、応募要項はこちらにあります。

「週刊少年ジャンプ伝説のマンガ「ハイスクール!奇面組」が舞台化!オーディションを開催!- DMM.yell」へのリンク

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気になっていた「クレイジー沙耶香」こと村田沙耶香さんが芥川賞を受賞~さっそく予約しました



(第155回芥川賞・直木賞発表 芥川賞の村田 沙耶香さんの会見動画

ちょっと声が聞きとりにくいですが…)


以前こちらに書いた「ご本、出しときますね?」の感想。

この中で、

「村田沙耶香さんが出演した回が、一番おもしろかった回だった」

「また、登場した作家の中で、誰の小説を最初に読みたいかと聞かれると、たぶん村田沙耶香を最初にあげることになるでしょう。」


と書きました。

その村田沙耶香さんが7月19日に発表された第155回芥川賞を受賞しました。

「コンビニ人間」

と言うタイトルの小説です。

「芥川賞の村田沙耶香氏、コンビニバイト週3回 今後は「店長と相談」 | ORICON STYLE」へのリンク

こちらは本人のツイートです。



トップに置いた受賞の動画を見ますと、「どこの深窓の令嬢さんですか?」とか思ってしまうかもしれませんが、「ご本、出しときますね?」で展開されたトーク、と言いますか、オードリー若林さんに引き出されたエピソードを聞きますと、

「クレイジー沙耶香」

と言われるのがよくわかるものでした。

「Book Bang「「よく抱きつかれる作家」村田沙耶香 オードリー若林に迫られ「変態」にまつわる本をオススメ」へのリンク


以前も書きましたが、私は小説を読まないですし、世の中にどんな作家さんがいるかとか全然知りませんが、村田沙耶香さんのは一度読んでみたいと思いました。

思ったものの全然実行に移そうとしませんでしたが、今回の受賞はいい機会なので、さっそく受賞作

「コンビニ人間」

が載っている

「文學界2016年6月号」

のバックナンバーを取り寄せることにしました。

Amazonでは在庫がなく「この本は現在お取り扱いできません。」とのことでしたが、近所の本屋に問い合わせたら「8月の頭ぐらいになりそうですけど、取り寄せることはできます。」とのことでしたので、その本屋で予約しました。

なんでも、ネット書店からの引き合いが強く、重版されるそうです。

とても楽しみです。

「Amazonのサイト」

にあった「カスタマーレビュー」に

「拾いものは村田沙耶香氏の「コンビニ人間」。始めから終わりまで、ぶれることなくコンビニの話。全く期待していなかったが、身近なコンビニでここまでの話ができるのか、という驚き。」

と言うのを見つけたのも、とても興味をそそる要因となりました。


なお、まだ単行本化されていない「コンビニ人間」ですが、7月27日、来週水曜日に発売されるそうです。





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オードリー若林MC『ご本、出しときますね?』のまとめと感想



(『ご本、出しときますね?』最終回の光景。

 なお、無料配信は終わっているようです)

以前他のところでも書いたのですが、

6月24日の放送で、オードリー若林さんがMCをやっていた

『文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?ご本、出しときますね?』(BSジャパン)

の放送が終了しました。


この番組は本当に面白かったです。

どのくらい面白かったかと言いますと…

よっぽどのことがない限り、しかもノンフィクション以外の小説を読まず、はたまた世の中にどんな小説家が要るかも知らない私が見て、

「これは毎週土曜にブログに感想を書いとけばよかった」

と思えるほどです。

それくらい楽しめました。

笑うところもありますし、考えさせられることもありました。

とりあえず全部録画しておいて良かったなと思います。


毎週書くことはできませんでしたので、まとめを書いておきます。

なお、新潮社のサイト「BookBang」と、下記リンク先の「バックナンバー」にあるダイジェストの文章を呼んで、思い出しながら書いていきます。

「文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?|BSジャパン>バックナンバー」へのリンク

そして、最後の最後に全体の感想を書きます。

申し訳ないですが、そんなに深いことは書けないと思います。


第1回 2016年4月8日放送

ゲスト:西 加奈子(直木賞作家)、朝井 リョウ(直木賞作家)

印象に残っているのは、自分の作品が映像化されるにあたって、二人ともこだわりがほとんどないことでした。

撮影の場に行くと丁重にもてなしてくれるそうですが、そんなことをせずに、自由に解釈し自由な作品を作ることに集中してほしい、見たいなことを言っていました。

これは想像とまったく逆でした。

下記記事によると、西加奈子さんが

「原作者なんて、クソやって思ってやってほしい」

と言っていたそうですが、たしかにそうでした。

Book Bang「直木賞作家・西加奈子「原作者クソと思ってやってほしい」原作モノブームにひとこと」へのリンク

作家さんて自分の作品にこだわりがありそう、と言うイメージがあるんですが…

でも、自分のがベースとなっていろいろと手を加えられても、それで面白くて人々が楽しめるものが出来るんであればそれでいいや、と考えていたのかもしれません。


第2回 2016年4月15日放送

ゲスト:長嶋 有(芥川賞作家)、西 加奈子(直木賞作家)

バックナンバーに「長嶋が20年先までもたない言葉は使いたくないという自論を披露。」

とあります。

たぶん後世の人にも受け入れられやすいような普遍的な文章を書きたい、と言うことなんでしょう。

ただ、最近は言葉の変化や、モノが流行して廃れるのが早いので、それを抜きに文章を書くのは大変だろうな、と思いました。

Book Bang「芥川賞作家・長嶋有は女じゃなかった!「ゴリゴリのおじさんが出るとはね」オードリー若林も爆笑」へのリンク


第3回 2016年4月22日放送

ゲスト:長嶋 有(芥川賞作家)、朝井 リョウ(直木賞作家)

Book Bang「朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』の続発するパロディについて語る」へのリンク

上の記事の最後にある

「長嶋さんの「本棚でその人の個性がわかるは嘘だ」」

と言うのがありました。

それを見たときは、いったんは納得したんですが、でもわかるんじゃないかな、と私は思ってます。

私の本棚見てまずわかることは

「この人は本、いや本だけじゃなくものを捨てられない人なんだろう」

と言うのがわかるでしょう。

ちなみに我が家では、太宰治の小説や研究本が並んでますが、それは女房のもの。

一方で女性が書いたコミックが何十冊とありますが、それはほとんど私のものです。


第4回 2016年4月29日放送

ゲスト:加藤 千恵(歌人/小説家)、村田 沙耶香(小説家)

この回は村田沙耶香さんの超絶な個性が忘れられない回でした。

彼女や、彼女の作品を、様々な作家達が「クレイジー」と言う気持ちも想像がつきました。

(そのクレイジーなエピソードを、普通の表情で語っていたのも驚きましたが)

その中で一番意外だったのが

「ラストシーンは決めずに書く」

と言うことでした。

そして、書いていくうちに、ぼんやりとはあったラストシーンのイメージと全然違うものになって

「あ、こんなのになっちゃった」

と自分でも驚くことがあるそうです。

私もブログを書いているとそう言う経験をすることがちょくちょくありますが、このブログは商品になるほどのものではないですし、そもそも私は、ブログは「考えをまとめるためのツール」だと思っているので、そうなっても不思議はないと感じています。

でも、小説をそういう風に書く人がいるとは驚きました。

この回はたぶん一番印象に残るものだと思います。

また、登場した作家の中で、誰の小説を最初に読みたいかと聞かれると、たぶん村田 沙耶香を最初にあげることになるでしょう。

Book Bang「「よく抱きつかれる作家」村田沙耶香 オードリー若林に迫られ「変態」にまつわる本をオススメ」へのリンク


第5回 2016年5月6日放送

ゲスト:平野啓一郎(芥川賞作家)、山崎ナオコーラ(小説家)

山崎ナオコーラさんの「あきらめる」というルールに、ちょっとハッとした回でした。

これはけっこうできそうでできないことだと思うんですよ。

「あきらめられないこと」が煩悩で人間はなかなかそれを捨てられませんから。

私もあきらめられないことがいくつもあります。

例えばこのブログの読者数を伸ばしたいとか…

一種「悟り」のようなものかな、と思いました。

しかし一方で、山崎ナオコーラさんはこの番組の収録に送れそうになったのを「あきらめずに」猛ダッシュでスタジオを目指したというトークには笑いました。

でも、山崎ナオコーラさん「あきらめる」とは意味が違うんだろうと思います。

Book Bang「平野啓一郎「天才はやさしい。中途半端な人ほど横柄」天才の条件について語る」へのリンク

そして、平野啓一郎さんの「天才はやさしい。中途半端な人ほど横柄」には、たしかにそうかもしれない、と考えさせられました。


第6回 2016年5月13日放送

ゲスト:佐藤友哉(小説家)、島本理生(小説家)

ゲストのお二人は夫婦だそうで、まずそのことに驚きました。

佐藤さんが島本さんに

「君ちょっとぬいぐるみ食べてみてくれない?」

と頼んだと言う箇所にはあまり驚きませんでした。

私の数少ない愛読書、「シャーロック・ホームズ」シリーズの中に出てくるホームズは、そんな人ですから。

Book Bang「不倫小説を書いた妻に「ゲスな相手はいるの?」作家夫婦の告白にオードリー若林も苦笑」へのリンク


第7回 2016年5月20日放送

ゲスト:藤沢周(芥川賞作家)、羽田圭介(芥川賞作家)

藤沢周さんの『オレンジ・アンド・タール』は、たまに「オードリーのオールナイトニッポン」でタイトルを耳にします。

しかし若林さんが書いたその解説を、

「当時読んで嫉妬しました」(羽田圭介さん)

と言ったのには驚きました。

ただ、若林さんの本職はツッコミですから、そういうのを見つけるのはうまいと思います。

でも表現力を含めて嫉妬されたんなら、すごいな、と思いました。

「女子アナは僕レベルの芸人は視野に入れてない。

 水卜ちゃんは好きだけど」(若林さん)

と言うくだりは、よく言ったし、よくカットされなかったな、と思いました。

ますますテレビ界のおきてがわからなくなった回でした。

Book Bang「オードリー若林「女子アナは中堅芸人ごときを相手にしない」も、水卜麻美アナは好きだと告白」へのリンク


第8回 2016年5月27日放送

ゲスト:海猫沢めろん(小説家)、白岩玄(小説家)

この回はこれまでのゲストの方から推薦があった二人。

特に海猫沢めろんさんはおもしろいということでしたが…

「ファイヤーダンスやった」と言う言葉が2回も出てきて、どんなんだろう?とそれが頭の中でグルグルした回でした。

今でも時々仕事中なんかに、そのことが頭をグルグルします。

Book Bang「小説家・白岩玄『野ブタ。をプロデュース』ドラマ化後に訪れたドン底を語る」へのリンク


第9回 2016年6月3日放送

ゲスト:中村航(小説家)、中村文則(小説家)

中村文則さんの、

「ベッドシーンを書くときは、AVを流しながら書く」

と言うのに驚いた回でした。

理屈はわかるんですが、仕事になるのかな?と。

中村航さんがいじられる理由が、なんとなくわかる回でした。

なお、太宰治の『きりぎりす』がオススメの一冊として紹介されました。

太宰ファンの女房に

「うちにこの本ある?」

と尋ねたら、あるとのことでした。

そこで読もうとしない私って、いったいなんなんでしょうね。

Book Bang「オードリー若林MCの文筆系バラエティー 1クールで終了に「もったいない」の声」へのリンク


第10回 2016年6月10日放送

ゲスト:窪美澄(小説家)、柴崎友香(小説家)

「僕と俺の間の言葉が欲しい」(若林さん)

と言う言葉には、激しく同意しました。

「僕」と「俺」が聞き手に訴えかける自分の立ち位置に、かなりのギャップがあると思うんですよ。

(このブログでは「私」で通してます)

それが印象に残った回でした。

Book Bang「オードリー若林「僕と俺の間の言葉が欲しい」「女性の“ボク”はキツい」鋭い言語感覚に作家も共感」へのリンク


第11回 2016年6月17日放送

第12回 2016年6月24日放送

ゲスト:角田光代(小説家)、西加奈子(小説家)

このゲスト2人で、前編と後編と言う形で放送されました。

角田光代さんには不思議なオーラを感じました。

そして、前編だか後編だか忘れましたが、たしか角田光代さんが

「昔の大人は、大人を引き受けていた」

と言う表現をしたのには、おお、これぞ私がイメージする「作家の言葉遣い」だ、と思いました。

「引き受けていた」

と言う表現がいいなと思いました。

「演じていた」では嘘くさいし、「役割を果たしていた」では冗長だし…

「引き受けていた」がぴったりだと思います。


「小説を書くことは、ズルをしやすい」

と言うのも意外でしたが、聴いて納得しました。

そして、他人の小説を読んで、あ、ズルしてるな、って言うのがわかると言うのもすごい話しだな、と驚きした。


「正義」については…

この回だったかどうか忘れましたが、

「自分を正しいと思い込んでいる人たちほど怖いものはない」

と言う発言があったと思います。

これはもう昔から感じていることで、本当に怖いと思います。

ただ、自分もそういうとこあるな、と言うのはブログやSNSをやって気づきました。

私には、スポーツファンは、選手やコーチたちを批判してはいけない、と言うルールがあります。

(徹底はできてないです)

「いろいろなファンがいてもいいじゃないか」

と言う声には、どうしても賛同できません。

Book Bang「オードリー若林「自分のことを善だと思っている勢いが怖い」多面性を認めない社会に苦言」へのリンク

Book Bang「オードリー若林「正義のラインを越えると人は笑わない」愛のある表現について語る」へのリンク


最後に.全体を振り返って

この番組を全回見て、結局作家とはどういう人たちなのかわかったか、と言うと、それはできませんでした。

いろんな人がいるものだ、と思うとともに、やっぱり変わった人が多いな、とも思いました。

でも、現代人ってみんな変わった面を持っていると思いますし、若林さんがうまく「変わった人」として仕立て上げている気もしました

作家でなくても、こういう番組はできたと思います。


私は、言葉の使い方とかで盛り上がることもあるかな、と予想していました。

でもそういう回は一回もなかったように感じます。

作家さんの番組としては意外でした。


ところで、こんな記事がありました。

「オードリー若林が『ご本、出しときますね?』で引き出す、作家たちの素顔|日刊サイゾー」へのリンク

1ページ目の半分あたりに

「ここで重要なのは、若林は基本、聞き手ではあるが、絶妙なバランスで自分の話も挟むことだ。」

と言う箇所があります。

私も、MCにしてはよく自分のことをしゃべるよなぁ、と感じましたが、おもしろいんでいいや、と思っています。

そこから考えさせられることも多かったですし…

そして長いことオードリーのファンやってますが、結構知らない話題あるなぁ、とも思いました。


結局今まで、「おススメの本」は一冊も読んでません。

興味も持てませんでしたし、読んだことがある本どころか、知っている本も一冊も出てきませんでした。

そういう視聴者がいてもいいんじゃないでしょうか。

それでも全回楽しみに見るほど、この番組はおもしろかったです。


続編を期待しています。


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【パタリロ!】が舞台化と聞いて~パタリロを誰が演じるのか気になるが、こんな考えもあるかも

コミック『パタリロ!』が、この冬舞台化されるそうです。

12月8〜25日に東京・紀伊國屋ホールで上演される予定です。

「魔夜峰央のマンガ「パタリロ!」が舞台化!脚本に池田鉄洋、演出は小林顕作 - ステージナタリー」へのリンク



「パタリロ!」は私は中学、高校のころはたまに読んでいました。

身内が買ってきた「花とゆめ」が家にあったときは。

1980年代の初めのころです。

アニメ化されたものも、時々見ていました。

下の動画は、エンディングの「クックロビン音頭」です。



それからしばらく読んでませんでしたが、社会人2年目に急に読みたくなって、阿佐ヶ谷の寮の近くの古本屋などで全巻そろえて読みました。

その後は新刊が発売されるたびに、買って読んでましたが、ここ2~3年は買ってないです。

いろんなことで時間が無くなったからで、これは他のコミックや書籍にも言えることで、今でも新刊が出るたびに買っているのは、「ゴルゴ13」ぐらいです。

時間があれば読んでいるでしょう。

まあとにかく面白くて、好きなコミックです。


「パタリロ!」がどんなコミックかと言いますと、ウィキペディアの「パタリロ!」のサイトを見るのが一番なんですが…

ポイントだけ引用しますと

「『パタリロ!』は魔夜峰央のギャグ漫画。『花とゆめ』(白泉社)で1978年に連載を開始し…」

「バミューダ=トライアングルの真ん中に存在する架空の島国マリネラ王国を舞台に、その国王パタリロが、側近のタマネギ部隊や、イギリスの諜報機関MI6(エム・アイ・シックス)の少佐(スパイ)バンコランやその愛人マライヒ等を巻きこんで起こす騒動を描く。」

(「常春の島マリネラ」

で物語が始まることが多いのですが、作中でバーミューダトライアングルの真ん中にあることが、タマネギ部隊の一員から明かされます。

緯度的には「常春」と言うのは考えにくいのですが…)

「基本的には一話完結の形式なのだが、連作エピソードもいくつか存在している。毎話で描かれるストーリーは単なるドタバタギャグなノリだけにとどまらず、プロットが高度に練られたものも多く、作品が長年支持されている所以でもある。ストーリーはギャグ作品の懐の広さを生かしてジャンルを越えた多彩な内容になっており、007シリーズめいたスパイアクションがあれば推理小説並みのミステリーもあり、宇宙人が出てくるSFもあれば黒魔術が絡むオカルトもある。」

現在最新刊は96巻。

最近はウェブマンガに移行されているそうです。




私にとっての「パタリロ!」の魅力は、ウィキペディア内で同時に紹介されている『エロイカより愛をこめて』とともに、スパイものの要素があること。

そしてオカルトものの要素もあること。

後は単純に、ギャグマンガとして面白いことです。


さて、この「パタリロ!」が舞台化されることで、気になるのは

パタリロを誰が演じるのか?

と言うことです。

ここまでに埋め込んできたツイートの中の絵や、動画で、パタリロ(正式名称はマリネラ国王パタリロ・ド・マリネール8世)の外見はある程度わかっていただけたかと思います。

その他のプロフィールは、ウィキペディアの「パタリロ・ド・マリネール8世」のサイトによりますと、

・年齢:10歳(1973年生まれだが劇中では時間経過が無視されており加齢しない)[1]

・身長:140cm

・体重:36kg(身長・体重は初期のデータであり、その後随時変化している)

その他「髪は白髪で、ズングリムックリな体型」

とあります。

小太りな少年なのですが、言うことや考えることは大人以上にシュールです。

こんな人物を誰が演じるんだろう?

この辺がものすごく気になります。

ネットニュースでも、この件に言及しているものもあります。



「パタリロを人間が演じられるのか!?」って、すごい見出しだと思いますが、それを素直に受け止めて、ロボットにさせる手も…まだ無理だろうなぁ

「パタリロ 舞台 誰」でググってみたらの濱田岳の名前がいくつかのサイトで見られました。

舞台「エレファント・マン」でエレファント・マンことジョゼフ・メリックの役を、「外見が常人が違う」ということを、「美しい」方向に持たせて、誰か忘れましたがかっこいい男優が演じたことがあったと思います。

ですからパタリロも、逆のほうにデフォルメして、原作とは全く違う大人が演じることになるのかもしれません。


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『情熱大陸』のピース又吉直樹特集を見て

7月19日のTBS情熱大陸を見ました。

ピースの又吉直樹を特集すると聞いたからです。

私は、芸人としてのピースの又吉直樹は好きですし(ただしネタはおもしろいとは思いません)、彼の「火花」が芥川賞をとったことに興味を持っていましたから。

ただ、「火花」を読もうとは思わないです。

と言うか、私はよほど興味をそそられる設定じゃないと、小説は読まないと思いますから。

「火花」だから興味がないと言うわけではないです。


全体を通して思うのは、「芥川賞」を受賞したことが、又吉の人生を、本人が望まぬ方向に変えなければいいな、と言うことでした。

受章直後から、マネージャーの電話には、「小説家」又吉にとして多くのオファーが届いているようです。

お笑いをやっている時間はこれより削られるでしょう。

私には、又吉はお笑いの道を外したくない、と言う気持ちが強いように見えますので、それは本意ではないように思えます。


しかし、人の人生は、他人によって変えられるのが常です

でも、悪いことばかりではないと思います。

いやいややらされたことが、いつの間にか好きになっている、と言うことはよくあることです。

又吉の人生も、そう言う風に変えられるならいいんじゃないかな、と考えます。

「芥川賞」の受章なんて、人生を変えさせられるパワーがかなりあると思いますし、かわる方向もいろいろだと思います。

過程では嫌な思いをしても、最終的に又吉も周囲もハッピーになればいいなと思います。


なお、この放送は、一週間限定で動画配信されるそうです。

動画はこちらにあります。

Youtube「情熱大陸 「芸人・又吉直樹」」へのリンク


細かいところで気になったのは、ここです。

「小説を書くと言うのは、ネタを作るのと一緒」

と又吉が言います。

そして、

「コントと漫才って、ラグビーとサッカーぐらい違う」

「よく同じ人がやれるな、っていうぐらい違う」

と続けます。

20150720又吉1ラグビー サッカー

そして最後に

「小説はアメフトぐらいじゃないですかね」

としめてます。

20150720又吉2アメフト

なになに…

アメフトファンとしては、テレビで「アメフト」と言ってくれるのはありがたいですが、これはいったいどういうことだろう?

コントがラグビーで、漫才がサッカーで、小説がアメフト?

私はサッカーは見ないのでよくわかりませんが、ラグビーとアメフトって、ボールが似ているから、よく一緒のものと思われがちだけど、かなり違うぞ。

さっき「小説を書くのはネタを書くのと似ている」と言ってたけど、話しが逆の方向に行っていないか

と不思議に思いました。

又吉はオードリー若林と仲がよく、相方の綾部もアメフト好きと聞いたことがありますので、アメフトを知らないことはないと思います。


それにしても、そっかー、言われてみればネタも小説も一緒だよなぁ…

と考えると、芸人さん達ってすごいんだな、と思いました。

私は何か「お題」を与えられれば、それについて思うこと、知っていること、知らないこととかを交えて、だらだらと長く書くのは得意ですが、ゼロから始める小説を書くと言うのは…

どう考えたら小説なんて書くことができるんだろう、といつも思ってます。


結局この番組で教えられた最大のものは、ネタを書く芸人ってすごいんだな、と言うことだったような気がします。



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「九州ライオンズ激闘史」と、これまで買った「旧ライオンズ本」の思い出

「九州ライオンズ激闘史」

と言う雑誌タイプの本を買いました。

20141114九州ライオンズ激闘史

ベースボール・マガジン社から、2014年11月4日に発売になったもので、twitterで

「ホークス日本一特集号と一緒に買った」

と言うツイートを見つけ、私も買うことにしました。


九州にあったライオンズ、長いのでこの記事の中では「旧ライオンズ」と書くことにしますが、この旧ライオンズとは、以下の球団です。

・西鉄クリッパース(1950年)

・西日本パイレーツ(1950年)

・西鉄ライオンズ(1951年 - 1972年)

・太平洋クラブライオンズ(1973年 - 1976年)

・クラウンライターライオンズ(1977年 - 1978年)


私はこの時代のライオンズの本を、何冊か買いました。

この際ですので、その一覧を書いておきます。


まず1978年、クラウンライターライオンズの身売りの頃に発売された

「史上最強の球団 あゝ! 西鉄ライオンズ」

ベースボール・マガジン社から出版されたものでした。

発売から35年あまりたった今でも、本棚にあります。

20141114旧ライオンズ本1


次に1980年に文芸春秋社の「Number」の第14号

「カムバック! 幻の西鉄ライオンズ」

これは本棚のどこかにあるはずですが、今回見つけられませんでしたので、写真はありません。

下記リンク先に表紙の写真や、目次があります。

「カムバック! 幻の西鉄ライオンズ」へのリンク


そして1988年、この年に南海ホークスが福岡に移転して、福岡ダイエーホークスが誕生するわけですが、そう言う噂が出る前に出版されたと思われる

「日刊スポーツグラフ 永遠なり 西鉄ライオンズ」

20141114旧ライオンズ本2


これらの本はすべて雑誌タイプのものです。

その他にも、河村英文氏、豊田泰光氏、稲尾和久氏、東尾修氏の著書。

西日本新聞社による球団史や、池永正明氏のことを欠いた単行本などを買って読んでいます。

特集ビデオも買いました。


これほどの「旧ライオンズマニア」だった私ですが、もうかなり、旧ライオンズのことに興味がなくなりました。

と言いますか、旧ライオンズのうち、西鉄ライオンズの栄光と凋落の歴史については、もういいかな、と思うようになりました。

それよりも、福岡に来てくれたホークスの応援をすることの方に関心が行ってしまいました。

もはや九州を去った球団を回顧するより、九州に来てくれた球団を応援することの方が大事になってしまったのです。


最後に雑誌タイプの旧ライオンズの本を買った1988年以降、これまでにも何冊かの特集本が出ていると思います。

ですが、そう言う理由で買うことはありませんでした。

そんな私が、今回「九州ライオンズ激闘史」を買ったのは、太平洋クラブライオンズと、クラウンライターライオンズの時代も、西鉄ライオンズのことと同じレベルで記載されているようだと思ったからです。

これまでの旧ライオンズの本は、ほとんどが西鉄ライオンズにスポットをあてたものでしたので、新しい歴史を知れると期待しています。

そして私がライオンズを応援し始めたのが、江藤監督が太平洋クラブライオンズを率いていた1975年でしたので、その頃のライオンズへの愛着も強いのです。

この時代について詳細に書いてあれば、もう今後、私は旧ライオンズ本を買わないような気がします。

前述しましたが、もうその頃のことには、そんなに興味がなくなっているからです。


これからこの本を読んでみて、特記することがあれば、またこのブログの中で書いておきたいと思います。


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“泣ける野球小説”ブーム到来?~私の中で最も泣いた野球小説

日刊SPAのサイトの「“泣ける野球小説”ブーム到来か!?」と言う記事を読みました。

昨年末に3冊の「泣ける野球小説」が出版されたということで、その3冊が紹介されていました。

では、自分が読んだ中ではどれが一番泣いたかなぁ…と考えてみたところ

「天皇と背番号3―長島が神話になった日」(佐瀬稔著、1983年1月、祥伝社)

かなぁ、と言う結論になりました。

タイトルから「天覧試合」のことだと察せられると思いますが、その通りです。

もう30年も前に読んだなので、記憶が定かではないですが、特定の政治観の色はなかったと思います。

天皇制を否定することも肯定することもなく、天皇制があったと言う事実を背景に書かれていたと思います。


私がどこで泣いたのか?

ネタバレですが、観客席にいた大阪からやってきたジャイアンツファンの、一般人のおばちゃんの話しでした。

終戦後死にそうな経験をしながら帰国し、大阪に定着したものの、どういうわけかジャイアンツファンになったそうです。

タイガースファンと口げんかになっても負けはしませんでしたが、やはり精神的には疲れてしまう。

一度東京でファンと一緒にジャイアンツを思い切り応援したい、その時に天覧試合があることを知り、一念発起して、知り合いが誰もいない東京に出てきてこの試合を見たそうです。

上京する前、旦那さんとこんな会話をしたそうです。

「こんど東京に行きたいんやけど」

「何しに?

東京には身内も知り合いもおらんやないか?」

現代と違って、旅行が一般的ではなく、新幹線もなくて交通も不便な時代です。

よっぽどのことがない限り、大阪から東京に行く、ということはなかったのでしょう。

野球見に行きたいんやけど」

と返事すると、旦那さんは一瞬ぽかんとした後、

「そりゃあええことや

ぜひ行ってこい」

と笑ながら快く同意してくれたそうです。

そして、上京して面識のない多くのジャイアンツファンと交流し、「大阪からやってきた変わったおばちゃん」は観客席の一部で有名人となったそうです。
(それのどこが「泣ける」のか疑問に思われるかもしれませんが…私の表現が稚拙なせいだと思ってください。)



他に泣いた野球小説といえば…

あまりないです。

そもそも私は小説を読みませんし、読んでもほとんどノンフィクションです。

強いていえば

『監督』

『巨人軍影のベストナイン』

『ああ西鉄ライオンズ』

『みんなジャイアンツを愛していた』

『焦土の野球連盟』

『8月からの手紙』



なお、野球に関するもので泣けるのは、漫画でいえば「侍ジャイアンツ」

前述の小説もこの漫画も、私が超アンチジャイアンツだったころに読んで、泣いたものです。

映画でいえば、ベタですが「フィールド オブ ドリームス」

グラハム少年がラインをまたいで医師に戻るシーン。

最後にキンセラが

「お父さん、キャッチボールをしようよ」

というシーンなど…

でも、この原作となった小説「シューレス・ジョー」は、映画とは違ってとても複雑で、泣けませんでした。



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【 #ブログ 】百田尚樹氏の気になる言葉



(『永遠の0(ゼロ)』について語る、百田尚樹氏)


『永遠の0』(えいえんのゼロ)や『海賊とよばれた男』の著者、

百田 尚樹(ひゃくた なおき)氏

の言った一言が気になってます。

6月22日(土)の日テレビの「世界一受けたい授業」で語っていたことですが、

を書くために色々と調べた結果、書けなくなったものがたくさんある」

と言う言葉です。

これは、百田氏の発言の原文のままではなく、他の出演者とのやりとりを聴いて、私がこう言う形にまとめたものです。


次元が違いますが、私もこう言うことがありますので、気になりました。


百田氏の「書けなかった」と言うの話しは、これ以上深く語られることはありませんでした。

私は、どう言うものが、どう言う理由で書けなくなったのか、そこが気になってます。


私が「調べた結果書けなかったもの」と言うのは、以下の理由によるものです。

・調べた結果、人様に見せられないものを見つけてしまってやめた

・調べた結果、いろいろな方向に話しが膨らんでまとめられなくなってやめた


細かく書けばこんな感じです。

・調べた結果、人様に見せられないものを見つけてしまってやめた

 調べた結果、人を不安に陥れる可能性があること、不謹慎だと思われる可能性があること、そして自分の倫理観と異なる可能性があることなどが見つかることがあります。

 そういう場合、書いてもいいかどうか考えて、まずいと思ったらやめます。

 ここで強調したいのは、「可能性があること」について注意していることです。

 ここまで読んでいただいて、こんなことを書くのは申し訳ないですが、私が言いたいこととが、そのまま読んでくれた方に伝わらないことがあります。

 文章がうまいとか下手とか、そう言う問題の時もありますが、そう言う問題ではないときもあります。

 そもそも私と、読んでくださる方は同じ人間ではないので、それはしょうがないのです。

 また、価値観の違いもあります。

 私が「これくらいいいだろう」と思っても、そうは思われない方もいるはずです。

 私が未熟だと言うこともあるでしょうが、今の世の中は、当に「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の区別がつけにくいものが、多くなっていると思いますから。

 実際のところ、先週の土曜日は旬なテーマを書こうと思ったのですが、調べ始めて、読んだことで人を不安にさせることが見つかりましたので、そのテーマはやめました。

 その時に限らず、そう言う「書くべきではない」部分だけ落として書けばいいじゃないか、と言う考え方もできます。

 実際そうやって書くことの方が多いかもしれません。

 でも、看過できない場合もあります。


・調べた結果、いろいろな方向に話しが膨らんでまとめられなくなってやめた

 これは私が技術的に読んでもらえるように、まとめることができなくなった場合です。

 こう言うことはあまりないです。

 だいたい、うまくまとめようと言う意識がないですし、優先度の低いものは落としますし、箇条書きにすることで、まとめることをごまかしてますから。


もうひとつ、「調べた結果書けない」パターンを思いついていたのですが、忘れてしまいました。


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【読書】堂場瞬一著『八月からの手紙』の感想など



(ジョン・ギブソンのモデルとなった、ジョシュ・ギブソンを紹介する動画

 下記リンク先にも長いのがあります

 YouTube「Legend Behind the Plate: The Josh Gibson Story 」へのリンク)


『八月からの手紙』(堂場瞬一著)

と言うを読みましたので、感想を書いておきます。

Amazon『八月からの手紙』へのリンク


1.総括

(最初に書いておきますが、私はフィクションの小説をほとんど読みません)

退屈な部分はあまりなく、興奮しながら読みました。

だいたいの流れは読めるのですが、結論が読めない。

早く結果が知りたい、その一心で最後まで読み切りました。

特に矢尾とギブソンの対戦、そして矢尾のギブソンへの来日の依頼はどうなるのか、ここら辺は当に興奮して読みました。

登場人物や団体に対して事前知識があったからか、展開がわからない、と言うところはありませんでした。

まったく事前知識がないときついかもしれません。

でも、調べながら読めば、楽しめます。

そして、史実と合うかどうか、そこら辺をハラハラしながら読めばいいかな、と思います。


登場する人物や団体は、実在した人物や団体がモデルで、それらを組み合わせた仮想小説と言うことになるのでしょう。

こう言う分野は好きです。

野球の歴史を知りたい方にはお勧めです。

また、太平洋戦争の一面を知る上でも、読んでおいたほうが良いと思います。


2.登場する団体や人物と、実在する人物や団体

あくまでも私の判断ですが、登場する団体や人物と、実在する人物や団体とを書いておきます。

読んでいる最中にわからなくなったら、私の解釈した言葉で、Wikipediaなどで調べたら解決できるかもしれません。

1)「日リーグ」

戦後財をなした藤倉が立ち上げようとした、日野球連盟(書の中では「職業野球」)に対抗する新リーグのこと。

実在した「国民野球連盟」に相当することになるでしょう。

Wikipedia「国民野球連盟」へのリンク

この対抗リーグについては、下記のノンフィクションについて詳しく書いてあります。

私も20年ほど前に読みました。

今は入手困難となっているようですが、図書館には蔵書しているところが多いと思います。

Amazon「焦土の野球連盟」へのリンク

結局、既存の日本野球連盟に太刀打ちすることができず、1年ぐらいで解散しますが、そこで育成された背広組は、後年日本野球連盟の中でも活躍します。


2)ニグロリーグ

これはそのままの名前で実在しました。

蔑称ではないです。

戦後、ジャッキー・ロビンソンが、「マハトマ」と言われた辣腕GMブランチ・リッキーに誘われてメジャーリーグに入るまで、黒人は排除されていました。

Wikipedia「ニグロリーグ」へのリンク

本書の中にある通り、その力はメジャーリーグをしのぐものだったようです。

Wikipedia中の「ニグロリーグやメジャーリーグで活躍した黒人選手」を見てもらえば、その顔ぶれに驚くことになると思います。

ハンク・アーロン、ロイ・キャンパネラやウィリー・メイズもいたのですから。


しかし、ロビンソンが、信じられない忍耐力で成功を収めると、メジャーリーグの草刈り場状態になってしまい、衰退してしまいます。


3)ジョン・ギブソン

実在したジョシュ・ギブソンのことです。

だいたい本書の中に書いてあるような人生を歩いたようです。

800本以上のホームランを打つた「黒いベーブ・ルース」でしたが、自分がメジャー入りができないことを知ると酒を飲むようになり、それも原因といわれる脳卒中で死去します。

Wikipedia「ジョシュ・ギブソン」へのリンク

メジャーリーグでプレイすることはありませんでしたが、メジャーリーグの野球殿堂には名を連ねています。


4)タイロン・ペイジ

実在したリーロイ・サッチェル・ペイジのことです。

ペイジも、だいたい本書で書かれたような投手だったようです。

とにかく、冗談のような伝説を持つ、すごい投手です。

通算2千勝。

ノーヒット・ノーラン400回。

本書の中に、メジャーリーグの剛速球投手で「火の玉投手」と呼ばれたボブ・フェラーが、舌をまいたようなことが書いてありますが、それも事実だったようです。

「サチェルの投げるボールがファストボールなら、俺の投げるボールはチェンジ・アップだよ」とフェラーは言ったそうで、170キロを超える速球を投げたと言われています。

Wikipedia「サチェル・ペイジ」へのリンク

Wikipedia中にありますように、日本ではずっと無名の人物でしたが、死亡記事とその記録を見た佐山和夫が

「自分はなぜこれまで、これだけの経歴の投手のことを知らなかったんだろう。

 なんで日本で知られてないのだろう。」

と疑問を持ち

『史上最高の投手はだれか』

を書いて、テレビでも特集され、ペイジとニグロリーグのことが広く知られるようになりました。

こちらの本も入手することが困難だと思いますが、図書館に行けば蔵書にあると思います。

Amazon『史上最高の投手はだれか』へのリンク

5)日系人の強制収容

これは最近スポットが当たるようになった史実です。

そして、私が本書の中で、一番知識を得た事柄です。

そう言うことがあった、と言うのはよく知っているつもりでしたが、その悲惨さがこの本には生々しく書いてあり、やっぱり戦争ってめんどくさいな、と感じました。

Wikipedia「日系人の強制収容」へのリンク

主人公の矢尾健太郎の父親が、戦前、戦中、戦後で大きく変わっていきます。

それが、戦争と、日系人の強制収容のことを、うまくあらわしていると思います。


6)矢尾健太郎

最後に主人公のことですが、これが誰のことかわかりません。

サイドスローから「七色の変化球」を投げた若林忠志のことを思い出しましたが、この投法と親が広島出身であること以外は相違することがほとんどです。

若林は戦時中日本にいましたし、国民野球連盟に加担もしていないようです。


3.もう一度感想

とにかく私が好きな、「知られていない史実」がたくさん出てきたのが嬉しかったです。

私がこの本を読もうと思ったのは、文庫本の裏側に

「ギブソン」

の名前を見つけたからです。

へえ、日本の戦後の野球と、ニグロリーグを結びつけたやつか…

こいつは面白そうだ、と思ったからです。


そして、本当に

「次はどうなる?」

の連続で、それが私にしては早く読み終わらせる後押しとなりました。


ただ、最後の著者による

「後書き」

で、登場人物のその後に触れたのは、おもしろくないな、と思いました。

藤倉が、これからのことに思いを強くするところで終わったのは、とても素晴らしいと思うのです。

そして、「日本リーグ」がどうなるか、などは正直そこまでの感動来な出来事に比べれば、どうでもいいことだと感じます。

だから、登場人物のその後も、それほど気になりませんし、幸いなことにここで紹介した2冊の書籍を私は持っていて、読んでいますから。


でも、実在した団体や人物をモデルにする小説は面白いなと考えました。

こう言う分野はそれほど目新しいものではなく、私もこれまで何冊か読んできましたが、その中でもこの本は秀でていると感じました。

日本の野球とニグロリーグを結びつけたのは、その最たるものだと思います。


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