【剣道】令和元年 第67回 全日本剣道選手権大会を見て~また剣道を見て感動したい

ずいぶんと長く全日本剣道選手権大会を見るのを忘れてました。
昔は、11月3日と言えば、全日本剣道選手権大会があるから見なければと思っていました。
ですが、最後に私が全日本剣道選手権大会について書いたのは平成27年。
3年間見ることを忘れていたことになります。
昨年世界剣道選手権大会があったことも、今年になって知りました。
ブログを始めた翌年にあった第14回大会から、第16回大会まで、全部ブログに書いてきたのですが…
高校では補欠にもなれないほどのへなちょこ剣士でしたが、大学の授業で選択した「古流剣道」と言う、日本各地に伝わる剣道形を学ぶ授業で剣道の魅力を知りました。
そして全日本剣道選手権を見て、強い人はなんてきれいな剣道をするんだろう、と思いました。
それが、全日本剣道選手権を見続けるきっかけでした。
前置きが長くなりましたが、今日、令和元年11月3日の第67回 全日本剣道選手権大会で、久しぶりに剣道を見ました。
準決勝あたりから腰を据えてみました。
どうやって見ていいのかわからなくなっている…
そう最初に思いました。
それは、あるべき最高の剣士の姿が思い浮かべられず、テレビに映る剣士がそれそのものなのか、どの部分が離れているのか、わからない、というものでした。
しょうがない、あるがままに見よう、と思いました。
準決勝 前田 康喜選手 対 國友 鍊太朗選手
國友選手の特徴は、そのしっかりした構え、崩れない構えだと解説で聴きました。
後でネットを調べたら、同じようなことが書いてあり
「剣道においての最大の防御はまっすぐ構えておくこと」
と言うことも知りました。
これは恥ずかしながら初めて知りました。
準決勝で見た國友選手の特徴は、剣先が動いていること(しばらくすると止まりました)、そして足運びが巧みで、相手に技を出させる前に進んでいて、相手に間合いをとらせないこと、でした。
的外れなことを書いたかもしれませんが、これがブランクうと言うものかもしれませんので、ご容赦ください。
2本目の小手は、これまでの私の「小手」イメージを崩す力強いものだったと思います。
「小手」は「当てに行く」ものと言うイメージが強かったので。
ですから、「小手」で勝負が決まるのはちょっと物足りない、と思っていましたが。
國友選手のは、これまで見てきた(と言ってもそんなに多くは見てきませんでしたが)小手の中では、一番痛そうに感じました。
準決勝 松﨑 賢士郎選手 対 竹下 洋平選手
試合開始直後、松崎選手がチャンスを逃さずに飛び込み面。
その後一本が出ないまま、勝負が決まりました。
面はテレビで見たときも、その速さに驚いたのですが、今見て速いな、と思います。
決勝 國友 鍊太朗選手 対 松﨑 賢士郎選手
強い人同士の試合は、時間が経つのがとても早い、という感想は昔と変わらず思いました。
最初は國友選手が巧みな足さばきで間を詰めていくシーンが目立ったのですが、だんだんそれがなくなって行くのを見て、流れは松崎選手かな、と思いました。
延長に入るときに、テレビでもそう言っていました。
試合を決めた小手は、準決勝の程の迫力は感じませんでしたが、うまいなぁ~、と思いました。
国友、3度目の決勝で初の頂点 剣道全日本選手権 https://t.co/Uu19KJNNJB
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) November 3, 2019
久しぶりに剣道を見て、おもしろいとかそう言う理由ではなく、もっと深く見れるようになりたいな、と思いました。
今回まともに見た3試合では、幸いにも「今の判定はおかしくないかな?」と言うことはなかったのが幸いでした。
来年は玉竜旗と全日本剣道選手権大会、きちんと見たいと思います。
第67回全日本剣道選手権大会
— 全日本剣道連盟 (@ajkendof) November 3, 2019
優勝
國友 鍊太朗(福岡県)#剣道 #kendo pic.twitter.com/5sU5LYZ3kW
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平成27年 第63回 全日本剣道選手権大会の感想
(決勝戦の決勝 西村選手対勝見選手の動画)
昨日行われた、第63回 全日本剣道選手権大会をテレビ観戦した感想を書きます。
かなり自分の感情を書くことになると思いますが、選手を非難するものではないです。
1.西村選手と梅ケ谷選手の準決勝
西村秀久五段(大分)と梅ケ谷翔三段(福岡)が戦った準決勝は、こう言う決まり方もあるんだなぁ、と思わせる珍しい形で決まりました。
まず、両者に、「不当なつばぜり合い」の反則が与えられました。
(とにかくつばぜり合いの長い試合でした)
その後、延長で梅ケ谷選手がひき技を出した後、西村選手が押し出すような形で梅ケ谷選手を場外に出し(と私には見えました)、梅ケ谷選手に「試合中に場外に出る」反則が与えられました。
これで梅ケ谷選手が反則2回で、西村選手の一本勝ちとなりました。
こう言う勝ち方ってどうなんだろう、と思ってtwitterを見てみたところ…
この試合に賛否の両方の声が上がっていることがわかりました。
どちらかと言うと「否」のツイートが多かったように感じました。
私も、なんとなく残念な終わり方だな、と思っていました。
私はアメリカンフットボールが大好きです。
そして、ルールの中ではどんなことをやってもいいから、好きなチームには勝ってほしいと考えています。
たとえば、わざと相手に得点させる、と言う「こすい(ずるい)なぁ」、と思うプレイもありますが、それでもいいから勝ってほしいです。
しかし剣道では、一本で勝負が決まってほしいなぁ、と考えています。
反則で勝負が決まるのは、どっちを応援しているとか関係なく、なんとなくもやもや感が残ります。
西村選手は、準々決勝も相手の反則2個で勝ちました。
いずれも、相手が「自己の竹刀を落とす」と言う反則です。
西村選手がうまく落とさせたように見えました。
西村選手の勝ちあがり方に不満を持つツイートは少なくなかったです。
でも、考えてみれば、剣道と言うのはもともと生きるか死ぬかの闘いから生まれたものですから、相手がどうあれ剣を落としてしまうということは、死に近づくことになるでしょう。
そして場外はと言えば、断崖絶壁とかで闘っていたとしたら、外に出るというのは、死を呼ぶ行為になると言えるかもしれません。
ですから、西村選手の勝ちあがり方に不満を言うのは、甘いんだろうかな、と思います。
西村選手が決勝に進出したのは、堂々たる戦いの結果だと言えるでしょう。
2.決勝戦を見て
このような経緯があったのせいか、twitterでは、
「決勝は(西村選手と対する)勝見洋介五段(神奈川)に勝ってほしい」
と言う内容のツイートを、かなり見ました。
しかし、試合が終わると、西村選手を讃えるツイートを多く見ることになりました。
西村選手が飛び込み面で先制した直後、すぐに、またも飛び込み面(「小手すりあげ面」かも)で一本を連取。
豪快な勝ち方でした。
準決勝までの西村選手は、とった一本は小手と反則の累積のみでしたので、多くの人がこのような展開を予想していなかったと思います。
私もそうでした。
一本取った直後に連取したのは素晴らしかったと思います。
勝見選手が油断していたわけはないと思います。
決勝まで来る選手ですから。
ただ、決勝戦なだけに、動揺はあったかもしれません。
西村選手は、動揺しているかもしれない勝見選手が立ち直らないうちに、と考えて、勝負をかけたのかもしれません。
また、自分が守りに入ってしまわないうちに、とも考えたのかもしれません。
それはどうだかわかりませんが、とにかく見事な連取でした。
西村秀久五段(大分)、優勝おめでとうございます。
3.梅ケ谷選手の将来が楽しみ
前述した梅ケ谷選手ですが、とても印象に残りました。
とにかく姿勢がきれいでした。
だいたい剣道の選手は姿勢がいいものですが、その中でも、梅ケ谷選手の背筋がぴんとのびた姿はきれいでした。
こう言う選手に強くなってほしいものだと思いました。
梅ケ谷選手は現在中央大学法学部2年生の20歳。
もし優勝していたら、史上最年少だったそうです。
西日本新聞「梅ケ谷(中大)最年少Vの好機 11月3日 全日本剣道」へのリンク
この記事の中にあるよう、福大大濠高校の出身だそうです。
(準々決勝 梅ケ谷選手対高見選手の動画)
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平成27年度第88回玉竜旗高校剣道大会の展望を読んで気になったこと
平成27年度第88回玉竜旗高校剣道大会
が始まります。
まず女子の大会が7月24日~26日
男子の大会が7月27日~29日
大会公式サイトはこちらになります。
西日本新聞「平成27年度第88回玉竜旗高校剣道大会」公式サイトへのリンク
今年も母校剣道部の試合の経過を追いながら過ごすことになるでしょう。
この大会の展望記事がありました。
西日本新聞「中村学園女子に安定感 筑紫台の連覇は 玉竜旗女子 」へのリンク
西日本新聞「九州学院、V2へ闘志 経験豊富な島原 玉竜旗男子」へのリンク
これを読んでふと思ったのが
「PL学園の名前がないな」
と言うことでした。
PL学園は昭和57年、私が高校3年生の時に、本州の高校として初めて優勝しました。
その後1997年までに3度玉竜旗で優勝しています。
私の中では、PL学園はずっと剣道の強豪でした。
PL学園が玉竜旗を九州から持ち出してから、何度か玉竜旗は本州へ、そして最近では四国へ渡りました。
昭和2年に優勝した京城師範を除けば、PL学園は九州から玉竜旗を持ち出したパイオニアでした。
そのPL学園の名前が、展望に載っていない。
どう言うこと?と思ってちょっと調べてみました。
すると、こんな記事を見つけました。
「名門・PL学園を取り巻く厳しい現実|コラム|スポーツナビ」へのリンク
つい2週間ほど前の記事です。
「部活動も野球同様、全国の強豪だった剣道、ゴルフ、バトン部などが次々に衰退。すでにしばらく前からさまざまな点に揺らぎが見え始めていたのだ。」
そっか、俺が気がつかなかっただけか。
今に始まったことではなく、もうずっと前から剣道は日本一を争える状態ではなかったのでしょう。
優勝校の顔ぶれもだいぶ変わりました。
かわってないのは福岡大大濠ぐらいかな、と思います。
いやいや
歴史を振り返って感傷にひたるより、今年はどんな新しい勢力が台頭するか、それを期待したいです。
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第16回世界剣道選手権大会を前に~The 16th World KENDO Championships 2015

(『SLAM DUNK』(スラムダンク)『バガボンド』を描かれた井上雄彦氏による第16回世界剣道選手権のサイトの画像
左半分は公式ポスターとして使用されています)
今週末5月29日から31日にかけ、第16回世界剣道選手権大会が日本武道館で行われます。
そのことについて、いくつか書かせてもらいます。
1.開催情報と情報サイトへのリンク
1)公式サイト
以下の2つがあって、強いて違いを言えば、前者が日本語で、後者が英語表記が前面に出ている、と言うことだと思います。
「第16回 世界剣道選手権大会」へのリンク
「16th World KENDO Championships」へのリンク
後者では、剣道用語について、英語ではこう言うのか、と言う楽しみ方もできそうです。
2)スケジュール
5月29日(金) 9:00から開会式、および男子個人戦
5月30日(土) 9:00から女子個人戦、女子団体戦
5月31日(日) 9:00から男子団体戦
3)試合経過を追うには
下記サイトに、全日本剣道連盟公式のソーシャルメディアサイトへのリンクがあります。
これらを追って行けば、経過はわかるものと思われます。
全日本剣道連盟「公式ソーシャルメディア KENDO HEADLINE」へのリンク
このうちUSTREAMは当日中継があるかどうかはわかりません。
また、このサイトには載ってませんが、画像投稿サイトのインスタグラムのアカウントもあります。
Instagram「全日本剣道連盟 全日本剣道連盟公式アカウント」へのリンク
twitterで経過を追う場合、以下のハッシュタグで検索すれば、一般の方の投稿も見ることができると思います。
「 #剣道」 「 #kendo」 「 #16wkc」
また、公式サイトではないですが、こちらのサイトもお勧めです。
「剣道情報総合サイト LET'S KENDO」へのリンク
2.日本武道館で行われることの意義
3年に1回行われるこの大会、日本での開催は1997年以来で、東京の日本武道館での開催は、1970年の第1回大会以来だそうです。
こちらに第16回世界剣道選手権大会の告知動画があります。
この中で強くアピールされているのは、日本武道館を「武道の聖地」として、そこで開催されること、そこで競技に参加できることの喜びです。
2年前に、アメリカで相撲に携わっていた方からこのような内容の話しを聞きました。
「日本から見た外国で相撲をしている人たちは、日本に行きたいのです。
日本の相撲部屋で稽古し、相撲部屋でちゃんこ鍋を食べたいのです。
だから、相撲の世界大会は日本で開かれるべきなのです」
世界のスポーツや競技では、もはやその母国固有の文化や威厳が失われたように思えるものもありますが、相撲にはまだ日本にそれが残っていることを強くアピールされていました。
剣道もまた、しかりだと思います。
世界剣道選手権は男子と女子の個人と団体の四つのパートがありますが、2006年の男子団体以外は、これまですべて日本が優勝しています。
そう言ったことを考えると、日本と言う国は剣道を行う剣士の方々にとっては特別な地であるはずです。
そのなかでも特別な地、日本武道館で45年ぶりに開催されることは、とても意味深いと思います。
3.大会前に思うこと
主観ではありますが、日本が絶対的王者だった時代はとっくに終わっているようです。
これまでに何度も書いてきたことなんですが、私が世界剣道選手権大会に興味を持ったのは2006年の大会で、史上初めて日本をくだした、アメリカチームの一人の特集記事を読んでからだと思います。
こちらには、その時敗れた日本チームの高鍋進選手の特集があります。
「世界選手権・団体戦 日本が初めての敗北 3つの教訓、再び日本代表へ 剣道 高鍋進さん(神奈川県警察 錬士七段) WEDGE Infinity(ウェッジ)」へのリンク
この記事は負けた側からの記事で、それはそれで大変ためになるのですが、私が当時読んだのは、そのアメリカ人選手(名前は忘れました)が、どうやって修行したか、が書いてあり、とても印象深いものでした。
文字だけでも、その剣士の情熱は伝わってきました。
そしてアメリカが勝った翌日、同じ道場で一緒に稽古をしていた日本人剣士から
「君の稽古はよく見ているから、君が日本に勝ったとしても何も驚かない」
と言われたそうです。
日本が負けたことは残念に思った私ですが、それを読んでからはそのアメリカの剣士に敬意を持つ気持ちの方が強くなりました。
それほどまでに研鑽を積んでいる剣士が世界にはいる、と言うことは、もはや日本が勝てない可能性が十分にある、ということでしょう。
ただ、日本人剣士がそれを黙って見ているわけではないと思います。
そう言う世界の剣士を相手に、これが日本の剣道、と言う形で勝ってほしいです。
余談ですが、こちらに、当時の掲示板があります。
「米国チームの選手達 - いちに会」へのリンク
アメリカの準優勝を祝う投稿が中心で、私も全部は読んでいませんが、次の一文は興味深かったです。
「運動神経、反射神経だけで戦う事に成れば、日本選手は不利に成る事は私には解っていました。
日本の剣道が、不動心、平常心を取り戻す稽古法に戻らなければ、又不覚を取る事に成ると思いますよ。」
なるほど~、と言うほど私は剣道のことはわかっていません。
そう言うものなのか…と言う気持ちです。
そしてこれが「心技体」と言うものかな、と思いました。
昔は剣道は、日本と近隣諸国、そして日本からの移民が多い米国やブラジルが強かったそうです。
しかし前回大会あたりから、たとえばイタリアのように、他の他の競技と同じく、普通の現地の人が普通に稽古して、躍進を遂げるようになったそうです。
ますます競技のレベルはあがって行くでしょう。
もちろん私は日本の優勝を祈っています。
そして、美しい剣道が見られること、それも願っています。
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【剣道】平成26年第62回 全日本剣道選手権大会を見て思ったこと
(竹ノ内佑也選手と國友鍊太朗選手の決勝戦の動画
福岡県同士の戦いとなりましいた)
平成26年11月3日に行われた、第62回 全日本剣道選手権大会を見て思ったことを書きます。
と言っても準決勝の2試合と決勝戦の計3試合をテレビで見た感想となりますが…
本質的ではない話しから書きますと、準決勝の選手の所属する都道府県を見て驚きました。
竹ノ内佑也選手(福岡)
國友錬太朗選手(福岡)
畠中宏輔選手(東京)
西村英久選手(熊本)
神奈川県や大阪府の選手がいないのか、と驚きました。
だいたいこのレベルになると、東京、神奈川、大阪の都道府県警の選手で占められてきたものなんですが。
(ただ私は、そう言う都道府県警の選手は、九州の出身者が多いと認識しています)
今回は九州の出身者が3人、うち福岡県が2人。
さらに竹ノ内選手は筑波大学の現役の学生だとか。
何年か前にも準決勝か準々決勝に学生さんが進出していた覚えはありますが…
とにかく、ここまで進出してきた顔ぶれに驚きました。
1.準決勝 竹ノ内佑也選手(福岡)対畠中宏輔選手(東京)
あっという間に決着がついた珍しい試合だったと思います。
竹ノ内選手が、抜き銅と、小手抜き面(と言うのでしょうか)を1分半足らずで決めました。
そんなに早く決まるほど多くの技が繰り出されたようには見えませんでしたが、竹ノ内選手が畠中選手の仕掛けを冷静にかわし、決めるべきタイミングを見逃さなかったように感じました。
ただ、二本目の面の状況は、動きが複雑すぎて、私にはよくわかりませんでした。
竹ノ内選手はここまでほぼ二本をとって勝ちあがってきました。
積極的、と言うか、この試合を見る限り、相手の仕掛けをかわして技を出す、と言うタイプなのかな、と感じました。
2.準決勝 國友錬太朗選手(福岡)対西村英久選手(熊本)
準決勝の一試合目に比べると、動きもやや少なく、長い試合でした。
結局両者譲ることなく延長へ。
この試合は終わるんだろうか…
なんて思っていたところで、國友選手の面が決まりました。
どちらかと言うと西村選手の方が仕掛けた回数が多かったと思うのですが、延長に入ると、國友選手の回数も増えたように感じます。
だいぶ見えてきたのか?腹を決めたのか?
それにしても、本当にテレビを通じて見ていても、試合の重苦しさが伝わって来る試合でした。
つばぜり合いのシーンなど見ていると、自分だと逃げ出してしまうかもしれない、なんて空気も伝わってきました。
國友選手はここまですべて一本勝ち。
この経過を見ますと、無理をせず、辛抱強く勝機を待つ、と言うタイプのように思えました。
実況の解説のかたも、そう言う見方をされていたように記憶します。
3.決勝 竹ノ内佑也選手(福岡)対國友錬太朗選手(福岡)
福岡所属の選手同士の決勝となりましたが、私も福岡県人なので、特別に感じる思いがないとは言えません。
でもやっぱり、どこの選手だろうがいい勝負が見たい、その気持ちの方が強かったです。
なお、國友選手は福岡舞鶴高校の出身で、3年生の時に玉竜旗剣道大会で準優勝したチームの対象だったそうです。
西日本新聞「玉竜旗2008ニュース>福岡舞鶴 展開に泣く 大将国友 初試合が決勝 動き硬く打ち込めず」へのリンク
そして竹ノ内選手は福岡大大濠高校の出身で、2年生の時対象として玉竜旗剣道大会で優勝しているそうです。
西日本新聞「玉竜旗 平成22年ニュース>主将 悔しさ胸に大旗 大会直前 大将から副将に 福大大濠 樫原選手 総体で有終誓う」へのリンク
準決勝ではそれほどの動きがなかった國友選手ですが、一転してよく動いたように感じました。
そして、二人とも姿勢がいいなぁ、と感じました。
このことは中継のテレビでも語られてました。
結局竹ノ内選手が、二本目に面を決めて勝ったのですが、久々に
「おお、決まった」
と思えた技でした。
私は剣道をやっていた時も審判がへたくそで、どうも技の見極めができませんでした。
その私が、これは入ったやろう、と思える面でした。
竹ノ内選手は43年ぶりに学生として優勝を飾った選手となったそうです。
臆することのない、堂々とした剣道だったように感じます。
ニッカンスポーツ「竹ノ内佑也4段が初出場初優勝 剣道」へのリンク
第62回全日本剣道選手権大会
優勝 竹ノ内佑也(福岡)初出場初優勝
第二位 國友錬太朗(福岡)
第三位 畠中宏輔(東京)
第三位 西村英久(熊本) #kendo #剣道 pic.twitter.com/aw1QQIIbrT
— 全日本剣道連盟 (@ajkendof) 2014, 11月 3
4.来年の世界選手権を見据えて
来年は日本武道館で世界選手権が行われます。
第16回目を迎える大会となるわけですが、日本が優勝するのは、なかなか一筋縄ではいかない時代となったそうです。
これまでは日本と韓国の二強が決勝で争い、日本が勝ってきたわけですが、前々回(その前だったかもしれません)の大会で男子団体は準決勝でアメリカに負け、初めて優勝を逃しました。
いま日本は挑戦される立場に戻ったわけですが…
これまではアメリカなどの外国は、日系人が中心だったそうですが、前回大会で躍進したイタリアなどは、日系人でもなんでもない選手で構成されていたそうです。
日本が安泰な時代はとっくに終わっているそうですが、そのなかでも、剣道の宗主国として日本が常勝であることは求められ続けるでしょう。
厳しい道になるでしょうが、勝ってほしいです。
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「とある剣道部の「剣道あるある」」と言うサイト

(「とある剣道部の「剣道あるある」」と言うFacebookサイト)
PCなどでFacebookをやっていますと、右側にお勧めのサイトが表示されることがあります。
たいていは広告などなんですが、この
「とある剣道部の「剣道あるある」」
と言うサイトは、そういうものでもなさそうなので、のぞいてみました。
高校時代は剣道部でしたから。
Facebookサイト「とある剣道部の「剣道あるある」 」へのリンク
まずカバー写真の「早く言いたい」に笑いました。
これはレイザーラモンRGの「あるあるソング」の歌詞に使われているからです。
そしていくつか、「あるある」の中身を見ていきました。
たしかにだいたい「あるある」なんですが、自分のタイムラインに表示するのは、なかなか勇気がいるものが多いです。
高校時代の剣道部の同級生や、下手したら先輩が見ている可能性がありますから。
(高校時代の先輩は、いくつになっても怖いものです)
何かシェアできるものはないか、と思って探した結果、結局こんな無難なものをシェアしました。
「やってる間は最悪に思えるが、思い返してみるとそれも含めてなんだかんだで良い青春だった #剣道部あるある」
実際これは、本当にそう思います。
いいことばかりではないですが、今でも同級生と会うと、
「あんなことあったねぇ~」
と語り合える、いろんな思い出が残りましたから。
剣道に限ったことではないと思いますが。
剣道の技術以外に、剣道部にいたおかげで、口が悪くなったなぁ~、と感じます。
血筋かもしれませんが。
話しを前述のあるあるに戻しますが、
「最悪」
とまでは思いませんでした。
でもそう思うまで一生懸命やらなかったことが、強くなれなかった原因かな、とも思います。
剣道をやったおかげで、「あの時の苦労を思えば」と言う自信がついた、と言うことはないです。
そこまでまじめな剣士ではありませんでしたから。
でも、いろんなものが、私の中に残りました。
実力を考えると不思議なことに、二段がとれました。
母校の大学の体育は、選択式だったのですが、剣道の授業を選択することになりました。
そこでまた、いろんな剣道形をまなび、剣道の奥深さを知りました。
ブログに剣道のことを書くこともあります。
それを読んでくれた方が、twitterでフォローしてくれました。
アメリカ人のかたもいます。
剣道をやっておいてよかった、と言うことはまだまだあります。
人格形成や技術習得は中途半端に終わりましたが、人間関係や話題を形成するうえでは、本当にやっておいてよかったと思います。
それはさておき、この「とある剣道部の「剣道あるある」」では、「あるある」を募集しているようです。
いつか採用してもらえるものを投稿しようと考えています。

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剣道対なぎなたの対決が、琴平高校で行われる
(アップロード日が12/3になっているので、これから書く大会のものではないと思われますが…
最近行われたと思われる、剣道対なぎなたの試合の動画です)
去る12月17日に、香川県の琴平高校で、剣道対なぎなたの「第6回異種武道大会」が行われたそうです。
これは、同校の剣道部(男子)となぎなた部(女子)との対戦だそうです。
結果は、剣道部が2年ぶりに勝ったそうですが、これで剣道部の2勝4敗のようです。
讀賣新聞「なぎなた部VS剣道部…名門校で男女決戦」へのリンク
これは年明け、1月18日に放送されるそうです。
ただし、NHK名古屋放送局のサイトにありますので、全国放送されるかどうかはわかりませんが
NHKオンライン「剣道 VS なぎなた ~琴平高校 異種武道大会~| ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」へのリンク
私が高校生のころ、剣道部の後輩から、剣道対なぎなたの試合の話しを聴いたことがありますが、まともに見た記憶はないです。
上記記事中のNHKの番宣動画にありますように、間合いと言いますか、リーチを考えると、剣道は不利なようです。
そして、剣道の間合いに入れば剣道が有利なことも、なんとなくですがイメージできます。
最初の讀賣新聞の記事にありますように、それを二刀流やジャンプなどで対抗したようです。
トップに置いた動画は、この大会のもののようではないですが、二刀流でなぎなたに対抗する剣士の戦いが見られて、興味深いです。
二刀流と言うのは剣道の試合で見ることは、ほとんど無いと思います。
私は大学の「古流剣道」と言うので、形だけ習いましたが、片手で一本ずつの剣を正確に操るのは、とても難しいと感じました。
ましてやそれで一本を奪うのは、至難の業だと思います。
NHKの放送、見れたらいいなと思います。

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平成25年 第61回全日本剣道選手権大会の感想
(第61回全日本剣道選手権大会 決勝の小谷選手(赤)対内村選手(白)の動画)
平成25年(2013年)11月3日に行われた
第61回全日本剣道選手権大会
の感想を書きます。
1.関連情報サイト
最初に、第61回全日本剣道選手権大会を伝えるニュースサイトへのリンクを貼っておきます。
試合の流れについては、下記の記事群が詳しいと思います。
NHK「剣道全日本選手権 内村4年ぶり優勝」へのリンク
毎日新聞「剣道:全日本選手権 内村、3度目のV」へのリンク
優勝した内村良一選手のことや、声については、下記記事群にあります。
時事通信「悔しさ胸に王座復帰=自分見詰め直した内村-全日本剣道」へのリンク
IZA「「打つ前の心の強さ」4年ぶり王座返り咲きの33歳・内村 剣道」へのリンク
スポニチ「内村6段が4年ぶり3度目V 全日本剣道選手権」へのリンク
ネットユーザーの声が載っているのは、下記記事です。
Yahooトピックス「内村良一が3度目の優勝=全日本剣道」へのリンク
2.決勝戦の感想
両選手の違いを極端に書きますと、さかんに仕掛ける小谷明徳選手と、それに耐える内村良一選手、と言うことになるかな、と感じました。
しかしそれは、若い小谷選手が、場慣れした内村選手のペースに引きこまれているようにも見えました。
最初の小手。
私はトップに置いたYouTubeの動画を、iPhoneと言う小さな画面で見たせいか、一瞬胴が決まったのかと思いました。
会場には友人がいたのですが、その方も最初は胴に見えたそうです。
テレビの録画で見直すと、きれいに小手が決まっているのがわかりました。
二本目の内村選手の小手は、とても判定が難しいように見えました。
中継したアナウンサーは、(多分小谷選手の)面が決まったと叫びました。
「アナウンサーのレベルでは、最後の出小手は見きれませんでしたね。
あれは剣道の経験者じゃないと見きれないものです。」
このような内容のツイートもありました。
いやいや、剣道経験者の私でも、何度も録画を再生して見ましたが、内村選手の小手が決まったとは確信できませんでした。
審判のうち一人も、内村選手の小手を認めませんでした。
これは審判批判ではなく、それほど剣道の判定が難しいと言うことがいいたいのです。
(ただし、今大会を決勝、準決勝、準々決勝のうち2試合を見ましたが、一本と思えない一本が目立ったようにも感じます
逆に一本だと思える無効打は少なかったように思えます。
そう指摘するツイートも、2件見つかりました)
判定はともかく、試合の流れからみますと、あそこで内村選手の小手が決まっていなくても、勝者は内村選手に変わりはなかったと思います。
それだけ、メンタルの面では、内村選手が押していたように見えました。
3.内村選手について
この記事を書く前に、内村選手が敗れた昨年の決勝戦の動画、そして過去の自分の感想を読みました。
「第60回 全日本剣道選手権大会の決勝などについて」へのリンク
「全日本剣道選手権大会の感想(平成22年)」へのリンク
昨年の動画を見て、内村選手の剣道が、どっしりしたものになったように感じました。
動きは少ないのですが…本当に大事な時にしか動かない、と言う印象です。
最初にいくつか貼ったリンク先の記事を総括しますと、内村選手が、精神面を成長させることに努力した、と語っているように感じます。
私がすごいと思うのは、これで3回目の優勝となるのですが、その間2~3年涙をのんでいて、再び王座に返り咲いていることです。
連覇することは難しいとは思いますが、勢いで出来ないこともないかな、と感じます。
また、多くの選手が一回のみの優勝で、王座から離れています。
もうちょっと考えてみますと、中一年で優勝するのは、去年はたまたま調子が悪かっただけ、と言う考え方で前向きになれると思います。
中2~3年王座から離れ、2度も立ち直ると言うことは、一流の精神力では出来ないと考えます。
超一流でないと。
2015年の世界剣道選手権、内村選手の経験と、それで育まれた精神力は、日本の大きな武器になると考えます。
内村選手も、その大会を含め、恩返しの意味を込めて、周囲に自分の力を役立たせたいと考えているそうですから。
4.小谷選手
決勝で敗れた小谷選手でしたが、試合前のインタビューを見て驚きました。
失礼を承知して書かせてもらいますと、剣士とは思えない、爽やかな明るい瞳をしていて、まるで苦労を知らないような顔つきに見えたからです。
これは内村選手と好対照でした。
試合後にインタビューを受けている光景がテレビで映し出されましたが、その時もそのように感じました。
ひょっとしたらその表情で損をされているかもしれません。
小谷選手は29歳ですから、絶対にここまでに苦労をしているはずです。
私は小谷選手の表情に、とても興味と好感とを持ちました。
いい意味で、今後がとても気になります。
ところで、準決勝の小谷選手と正代選手との試合は、比較的両選手に動きがあって、私のような未熟者にとっては、興味深い試合でした。
最後に小谷選手の突きで決まったのですが、剣筋はやや素直ではなかったように感じましたが、最後はきれいに、そして的確に正代選手の喉をとらえていて、とても良かったと思います。
なお、前述のYahooトピックスの記事の中に、こんなコメントがありました。
「小谷の剣道は好きだったな。あぁいう剣道だと自分のペースでできるからいい。前に出て常に打ちき満々で仕掛けていって相手の竹刀がちょっとでも開いたら面をねじ込むたみたいな。最後に出ごて食らったり何度か迎え付き?みたいにされたりもしたように相手の重心位置がどこかとかガチガチに行くんじゃなくて、竹刀の開きに反応してく感じだから、少しギャンブル気味に打ち出してはいるけど、やっぱり剣道はああいうのが見てて気持ちいい。」
読んでみて同意するところが多かったコメントでした
5.その他
この選手権に関する、ツイートをいくつか貼っておきます。
「全日本剣道決勝、小谷剣士の面良かったよ。゚(゚´Д`゚)゚。でも内村剣士びっくりするくらい面よけるの上手い! 小手極めるには面対策も万全にしなくちゃなんだね!
再来年は日本で世界大会か!見に行きたい!」
「やはり剣道。今日の日本選手権はレベルの高い試合内容でした「返し面」きれいに決まっていた。」
「東京代表の選手が優勝
礼儀作法もきれいです、硬いけど日本剣道の頂点ですからね。さすがです。」
最後に…
私はいくつかの競技について、このブログに書いています。
野球、ラグビー、アメリカンフットボール、そして剣道。
この中で、書くのが一番難しいのが剣道です。
その理由の一つは、競技者が2人と少なく、プレイとか技の種類も少なく、試合時間も短いことだと思います。
その逆だと、俗っぽい表現をしますと、ツッコミどころが発生する確率が高くなるのですが、私のレベルでは剣道の試合はツッコミどころを見つけるのが難しいです。
今回の決勝戦は、特にそうでした。
しかしそれだけ、深遠な試合だったと思います。
そして剣道は、ブログに感想を書くことをスルーするには難しいほど、美しいものだ、とまた思わされました。

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【剣道】第86回 平成25年度 玉竜旗高校剣道大会 で思い出したこと
女子の優勝は中村学園(福岡)が2連覇。
男子の優勝は、2年ぶりに福岡大大濠(福岡)が優勝しました。
順当なところが優勝した、と言う感想を持ちました。
ですが、その順当さ、つまり期待を背負って勝つことは大変だったと思います。
おめでとうございます。
昨年は中村学園のマネージャーのことが西日本新聞の記事になっていて、私がその感想をこのブログに書きました。
ですから、今年は大濠のことを書いておこうと思います。
直接玉竜旗や高校剣道とは関係ありませんが。
このブログで何回か書きましたが、私は大学2年生の時、体育の授業として
「古流剣道」
と言う科目を選択しました。
高校時代剣道をやっていましたし、友達から
「「古流剣道」は「剣道」と違って、形(かた)だけをやるから、楽らしいよ」
と聞いていたからです。
その他にも、久しぶりに竹刀や木刀を握りたく思っていましたので、その科目をとりました。
(しかし、形の稽古に入るまでの素振りは、決して楽ではなかったです)
その科目には、剣道部の部員も助手として参加されていました。
その中に一人、大濠出身の部員の方がいました。
(失礼ながら名前は忘れてしまいました。)
後日、高校時代の剣道部の同級生何人かと、その方のことを話したら
「そいつは、一個下の大濠の主将やんか」
と指摘されました。
そのことを全然知らなかった自分は、なんか恥ずかしくなりました。
同級生に比べて、いかに私が一生懸命剣道をやっていなかったか、が証明されたように感じられて。
なお、その「古流剣道」では、日本剣道形だけではなく、諸藩や道場に伝わる独特の形も習いました。
習っていくにつれ、
「剣道形って奥が深いな」
と思うようになりました。
最初の気持ちとはずいぶんと違いますが、いい科目を選択させてもらったと感謝しております。
昨日、twitterでこんなツイートが何回もリツイートされていました。
「剣道部玉竜旗優勝おめでとう!
これはバスケ部も頑張らないといかんね(^-^;
明日からインターハイ初戦!
全力で頑張ります! 」
全国的にも強い大濠のバスケ部のかたのツイートでしょう。
そう言えば大濠に練習試合に行ったとき、となりでバスケ部が練習していました。
インターハイ、がんばってください。

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第60回 全日本剣道選手権大会の決勝などについて
(全日本剣道選手権、決勝戦の動画)
毎年「文化の日」の11/3に行われる「全日本剣道選手権大会」ですが、今年も先週の土曜日に行われました。
私はリアルタイムではなく録画で決勝戦を見て、その後優勝者の準決勝の試合を見ました。
トップに置いたものと、下記リンク先のものです。
YouTube「高鍋進 × 木和田大起 (準決勝) 全日本剣道KENDO2012-1103」へのリンク
あらかじめ書いておきますが、私は高校時代に部活で、大学時代に授業で剣道をやったことがある程度で、今ではこの全日本剣道選手権大会や玉竜旗高校大会、そして世界剣道選手権の一部を見るぐらいのものです。
だから、その程度しか剣道になじみのない者のたわごとだと思って読んでいただければ幸いです。
「第60回 全日本剣道選手権大会」となる今大会、優勝したのは、大阪府警の木和田大起選手でした。
初優勝だそうです。
NHK「剣道全日本選手権 木和田選手初優勝」へのリンク
Yahooトピックス「木和田が初優勝=高鍋、史上初3連覇ならず―全日本剣道」へのリンク
初めて名前を聞く選手でした。
(と言っても、そんなに選手のかたの名前を覚えているわけではないですが)
Wikipedia「木和田大起」へのリンク
一言で言うと
勝負に徹した柔軟な剣道をする選手
だと思います。
決勝戦と、三連覇を目指した高鍋選手との準決勝を見たのですが、剣道の仕方が違うように思えました。
高鍋選手が相手の時は比較的動いていましたが、決勝で内村選手と対戦した時は、一本を取るまで、とくに前半はほとんど動いていませんでした。
勝利インタビューで、大和田選手本人も言われてましたが、内村選手には運動量でかなわないので、勝負を最後の最後、もちくは延長でと考えた剣道をしたとのことでした。
野球やラグビーでも書いていますが、私はいろんな競技で、勝ちが重視されるようになった今の時代、自分のスタイルを貫いているだけでは勝てなくなっており、相手に合わせた柔軟な試合運びをしないといけない、と思っています。
世界剣道選手権では、もはや日本が自分の剣道をしていても、それでは勝てない時代になっていると考えます。
2006年の大会では、実際相手に合わせたアメリカに、日本は敗れてしまいました。
そしてそれを取り返した2009年の選手権、日本はこれまで力を入れてなかった相手の研究に尽力したようです。
だから、木和田選手が相手に合わせて柔軟な戦い方をする選手であることが間違いでなければ、そのような選手が優勝することは、必然的な時代の流れだと思います。
木和田選手の剣道が邪道とか、そういうことでは絶対にないです。
ところで、木和田選手の勝利インタビュー、まことに控えめなものでした。
「私のようなものが日本一になっていいのかどうか」
など。
勝利インタビューに対し、こんなツイートがありました。
「木和田選手のインタビュー、控えめなところが日本人らしいなぁと思った。日本人が控えめなのって、もともと濃密で閉鎖的な地域が多く、抑圧的な風潮な中でも、自分のプラスの感情を表現するために編み出されたのが控えめな表現だったりするのかなー、とふと思った。もっとおおらかでいいのに」
と言うツイートを見つけました。
私ももっとおおらかで、強気で良いと思います。
「強気」と言うのは「大口」という意味ではないです。
これからも剣道界を引っ張っていくことができれば幸いですとか…
日本は今、いろんな意味で転換点にあると思います。
その中で、結局日本に欠けているもののひとつは、有無を言われても動じないリーダーシップだと思います。
だから、それくらいのことを言ってもいいのにな、と考えてしまいました。
話しがそれてしまいましたが。
なお、第60回全日本剣道選手権大会のいくつかの試合の動画は、下記リンク先のYouTubeの「全日本剣道連盟」のチャンネルで見ることができます。
YouTubeチャンネル「全日本剣道連盟」へのリンク

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