「【#10】ブリリアン コージと楽しむNFLライフ:“愛国者”の高き壁を乗り越えろ!?」のこと~AFC北地区特集
🏈ブリリアン コージと楽しむNFLライフ🏈第10弾📺👉 https://t.co/CvkxIgqMm4
— NFL JAPAN (@nfljapan) 2018年6月5日
「好きなチームを見つければNFLがもっと楽しくなる😎」#シーズン開幕まであと94日
チーム研究所もぜひ😉👉 https://t.co/5q66ySo6Hd#コージにオマハな質問 お待ちしております👍@koji_brillian pic.twitter.com/qSaaFLcgM4
今週はNFL全32チームの中から、AFC北地区(実況では「AFCノース」と言われることもあります)の紹介と、「コージにオマハな質問」の2回目でした。
その趣旨はツイートにあるように
「好きなチームを見つければNFLがもっと楽しくなる」
から、これから何回かにわけて紹介する32チームの中から見つけてください、と言うものでしょう。
なお、来週はAFC西地区(「AFCウエスト」)の紹介。
コージさんが好きな、オークランド・レイダースがいる地区なので、その説明の熱を感じたいです。
1.NFLとMLBの違いについて
これはわからなければわからないでいいです。
NFL(ナショナル・フットボール・リーグ:National Football League)はひとつのリーグから成り立っています。
これは北米4大スポーツの他のスポーツも同じです。
NBA(バスケットボール)とかNHL(アイスホッケー)とかです。
ただし、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)は例外で、これはNL(ナショナル・リーグ)とAL(アメリカンリーグ)の2つのリーグで成り立っています。
ですので、スーパーボウルはNFL内のチャンピオンを決める試合ですが、ワールドシリーズは、両リーグを合わせたMLB全体のチャンピオンを決める試合となります。
NFLはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)とNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の2つのカンファレンスから成り立っています。
「(AFCとNFCの間に)ルールに違いはありません」(コージさん)
と語られてました。
そう言われてみると、MLBの場合、2つのリーグの間でルールの違いがあります。
日本のプロ野球もパ・リーグとセ・リーグでルールが違います。
代表的なものは、指名打者(DH)制度があるかないかです。
「ルールに違いはない…」
確かにそうなんですが…そう言えばそう言う説明をしたことはなかったなぁ…と思いました。
今週の『コージと楽しむNFLライフ』は、「好きなチームを見つけよう」
— ブリリアン コージ(withB) (@koji_brillian) 2018年6月5日
NFL全32チーム🏈
AFC(東西南北)16チーム
NFC(東西南北)16チーム
今週はAFC東の4チームをピック
ニューイングランド・ペイトリオッツ
バッファロー・ビルズ
マイアミ・ドルフィンズ
ニューヨーク・ジェッツhttps://t.co/8D7v63KKoR
2.AFCとNFCにつて
「だいたい」の感じで書きます。
NFLは1920年に発足しました。
その後1960年に対抗リーグとしてAFL(アメリカン・フットボール・リーグ)が出来ました。
両リーグは選手の引き抜きとかで壮絶な闘いを繰り広げました。
そして、このままでは共倒れしてしまうとお互いに認識し、1970年に合併しました。
この時、旧NFLのチームがNFCに、旧AFLのチームがAFCに割り当てられました。
ただし、ピッツバーグ・スティーラーズ、現インディアナポリス・コルツ、クリーブランド・ブラウンズの3チームは、旧NFLからAFCに割り振られました。
3.「愛国者」と「ペイトリオッツ」について
こんなことを言っているのは、メディアも含めて日本では私ぐらいなので、私が間違っている可能性もありますが…
私はニューイングランド・ペイトリオッツの「ペイトリオッツ」の由来は「愛国者」ではないと考えています。
「ペイトリオッツ」は「ペイトリオット(patriot)」の複数形ですが「ペイトリオット」は、一般名詞で言えば、たしかに「愛国者」です。
しかし歴史用語では「アメリカ独立革命の独立派」、または「独立軍」を指します。
コージさんが指さしていたヘル目っとに描かれた絵(「デカール」と言います)ですが、まさにアメリカ独立革命の時の独立軍の兵士の横顔です。
また、このデカールが採用される前は、独立軍の兵士がボールをスナップしようとする姿のものでした。
本拠地のボストンでは、アメリカ独立革命につながるボストン茶会事件(または「ボストン・ティー・パーティー」)が起きたところ。
ペイトリオッツに関連する団体として「End zone militia(エンドゾーン・ミリッシャ)」(ミリッシャは、アメリカ独立革命時の民兵のこと)と言うのがありますし、マスコットも独立軍の姿をしているので、私はニューイングランド・ペイトリオッツの「ペイトリオッツ」の由来は「アメリカ独立軍」だと考えています。
ただし私の見解であって、他のファンや日本のメディアは「愛国者」だとの解釈のようです。
End zone militia with Pat the Patriot greeting Matt Light and @StenhouseJr pic.twitter.com/BKg4ub3C2Z
— New Hampshire Motor Speedway (@NHMS) 2016年9月22日
4.「“愛国者”の高き壁」とは
タイトルの「“愛国者”の高き壁」については、この地区でのペイトリオッツの頭一つ抜けた力を指すものと思われます。
とにかく強いです。
2000年にビル・ベリチックがHCにつき、翌シーズンから2年目のQBトム・ブレイディが先発するようになってからの17シーズン、ペイトリオッツは15回の地区優勝を達成しています。
そしてすべてのシーズンで勝ち越しており、1シーズンを除いてすべて2ケタ勝利(NFLは1シーズン16試合ですから、2ケタ勝利をあげるのは簡単ではないのです)をあげています。
こんな偉業は、NFLのどの時代のどのチームでも成し遂げていないでしょう。
このペイトリオッツ王朝は前述の2人、ベリチックHCとQBブレイディによってなされていると考えられます。
コージさんは「注目はトム・ブレイディ」と言っていました。
ベタだな、と思われる向きもあるでしょうが、ベリチックの作戦を忠実に実行できるのはブレイディが最も適役だと思われますので、私も同意です。
今、「NFLの選手に会えるとしたら誰に会いたいか?」と尋ねられたら、私は応援しているグリーンベイ・パッカーズの選手ではなく、ブレイディだと答えます。
注目されていない存在から、どうやって今の地位を築いたのか…
その強烈なリーダーシップはどこから来るのか…
などなどを質問してみたいからです。
トム・ブレイディは、好き嫌いではなく、好かれ嫌われが激しい選手ではありますが、必ず歴史に残る選手であり、その現役時代のプレイを見られることは、後からNFLのファンになった人たちにとってはうらやましがられるでしょう。
下の動画は、昨2017年シーズンの対タンパベイ・バッカニアーズでのブレイディのハイライト。
30/40, 303 yards, 1 TD and a @Patriots victory ... Tom Brady's #TNF highlights!#NEvsTB pic.twitter.com/KCd28AS6Af
— NFL (@NFL) 2017年10月6日
5.他チームのニックネームについて
コージさんはペイトリオッツ以外のチームのニックネームを説明しなかったように思いますので、私の怪しげな記憶も含めて書いておきます。
1)バッファロー・ビルズ
このチーム名は特殊で、「バッファロー・ビルズ」全体で、アメリカ西部開拓時代のガンマンであり興行主のバッファロー・ビル・コーディーにあやかっています。
ニックネーム自体には意味はないと言えるでしょう。
下の動画は、コージさんおすすめの「ベビーフェイス」ルーキーQBジョシュ・アレンのカレッジでのハイライト。
Have you watched our first YouTube video yet? If you haven’t, it’s worth your time 😉https://t.co/3MPqiir80o
— Buffalo Sports Talk (@BUFSportsTalk) 2018年5月28日
2)マイアミ・ドルフィンズ
ニックネームは公募で決まったそうです。
ウィキペディア「マイアミ・ドルフィンズ」によると
「Dolphin(イルカ)にはスピード感、知性という意味を持たせている。」
そうです。
下の動画は、コージさんおすすめのWRダニー・アメンドーラの2017AFCチャンピオンシップでのハイライト。
Highlights de Danny Amendola en el AFC Championship pic.twitter.com/Htqqr5nIlT
— NFL México (@nflmx) 2018年1月22日
3)ニューヨーク・ジェッツ
「JET」とは飛行機のことで、ウィキペディア「ニューヨーク・ジェッツ」には
「愛称はかつての本拠地だったシェイ・スタジアムがラガーディア空港に近かったことに由来する」
とあります。
このチームは最初は「ニューヨーク・タイタンズ(TITANS」(現テネシー・タイタンズとは無関係)として発足しましたが資金不足で身売り。
私の怪しい記憶では、買収したグループは、ニックネームの文字数を少なくすることで、印刷代やグラウンドにぬるペイント代を浮かせるために、短い名前にした、と言うエピソードもあります。
下の動画は、コージさんおすすめのルーキーQBサム・ダーノルドのカレッジでのハイライト
USC QB Sam Darnold Career Highlights #FightOn
— JustBombsProductions (@JBP_Official) 2018年3月11日
Darnold will truly be missed in cardinal & gold. His time at USC went by too quick. No. 14 will go on to do great things at the next level. Fight On!
Full Video 🎥: https://t.co/ERSgTG6Hkp pic.twitter.com/NvCI2QyMa4
6. #コージにオマハな質問
今回は、NFLでの背番号とポジションについて。
質問の投稿には
「コージさんとオードリー若林さんは背番号が一緒(44)ですが、NFLではポジションと背番号に関係があるのでしょうか」
と言うものでした。
(ちなみに若林さんが44なのは、応援している阪神タイガースの元選手ランディ・バースにあやかっていたと思います)
コージさんが説明したとおり、NFLではポジションによって背番号が決められています。
米カレッジや日本では、傾向はあるものの規則はないと思います。
コージさんの説明に補足ですが、1~19にはK(キッカー)やP(パンター)も含まれていたと思います。
私はある程度ルールは知っていましたが、50~79はOLでその中でも60~79がG(ガード:ときどきオードリー春日さんがプレイしたポジション)と、そこまで細かく分かれているとは知りませんでした。
何のためにこのルールがあるのかは私は知りません。
オフェンスでパスを捕る資格があ選手は、通常1~49と80~89の背番号の選手ですが、これを審判から見やすくするためのことも一因かと思います。
でもそれだとディフェンスの番号を分ける意味がないと思うのですが…
コージさんの説明で気づかれた方もおられると思いますが、現在背番号が「0」「00」や3桁の選手は認められていません。
昔は、1970年にAFLとNFLが合併する前は、背番号に関するルールはなかったか、今と違っていたようです。
66番のQB(オットー・グラハム)とかいますから。
また第2回スーパーボウル(1968年)では、コージさんが好きなオークランド・レイダースにジム・オットーと言う背番号「00」の選手がいました。
ポジションはOLのC(センター)。
2010年にNFLが選出した、歴代の選手トップ100ランキングでは、63位にランクされた名選手です
The road to Super Bowl II went through Jim Otto & the rest of the Raiders.
— OAKLAND RAIDERS (@RAIDERS) 2017年10月12日
How they won the West in '67: https://t.co/GZd50yvQ9E #LACvsOAK pic.twitter.com/vfRQTbmiAY
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