【NFL】「トレードされた選手ランキング、TOP20」と言う記事を見て~私のTOP1と裏TOP1
このブログ記事のタイトルのように
「トレードされた選手ランキング、TOP20」
と訳すべきものでしょう。
記事はこちらのツイートから
Top 20 traded players in NFL history - https://t.co/67NdkS5Puo https://t.co/CBtYvBN9tA
— NFL Tweet (@NFLTweet1) 2019年5月14日
名前は一応聞いたことがある選手ばかりですが、昔過ぎて、どれくらいの衝撃的なものだったかはよくわからないです。
トップのポール・ワーフィールドもそうです。
私がリアルタイムで知っているものの中では、2位のマーシャル・フォークは衝撃的でした。
セントルイス・ラムズにトレードされる前のシーズン、彼はルーキーQBペイトン・マニングをよく助けていたと思います。
ランだけでなく、パスターゲットとしても。
このシーズンフォークはランで1319ヤード、パスキャッチで908ヤードを稼いでいます。
翌シーズン、マニングが順調に成長したら、ロジャー・クレイグに続く、史上2人目の1シーズンランで1000ヤード、パスキャッチで1000ヤードの記録を作るもの、と思っていたのですが…
突然リーグのお荷物チームのラムズにトレードされました。
コルツはいったい何を考えているんだろう…
と思ったのですが、翌シーズンにドラフトで獲得したRBエジャリン・ジェームズが、いきなりリーディングラッシャーになる活躍ぶりで、チームも快進撃を見せました。
一方のフォークですが…
ラムズのような弱いチームで活躍できるだろうか?
と思っていたら、カート・ワーナーと言う無名のQBがガンガン、パスを通してハイスコアリングゲームを展開して快進撃。
「The Greatest Show on Turf」
と呼ばれた強力オフェンスで、フォークはランで1381ヤード、パスキャッチで1048ヤードを記録しました。
そしてチームも初のスーパーボウル勝利をあげました。
さて、私が「トレードされた選手ランキング、TOP1」を挙げるとしたら…
たぶんひいき目もあるかもしれませんが、
ブレット・ファーブ
を挙げます。
これほどトレード先のチームを変えたQBも珍しいと思います。
ファーブがグリーンベイにやって来るまで、パッカーズはほぼ25年間ずっと低迷していました。
1989年に10勝6敗と久しぶりに勝ち越しシーズンを経験しましたが、その後は2年続けて2桁敗戦。
QBドン・マカウスキは1989年の輝きを取り戻せずにいました。
一方でファーブはと言えば、1991年にアトランタ・ファルコンズにドラフト2位指名されるも、そのシーズンは4回パスを投げて成功無し。
2回のインターセプトを食らうと言う成績でした。
そんなファーブを、1992年にパッカーズのGMに就任したロン・ウルフが、パッカーズのドラフト1巡指名権と交換で獲得します。
ドラフト1巡指名権はものすごく貴重なものです。
それを、何の実績もないドラフト2位指名のQBと交換するとか馬鹿げている、と周囲は驚き、ウルフは非難され、ファーブはパッカーズファンからブーイングを浴びました。
しかし…
最終的に勝ったのはウルフでした。
ファーブが来た1992年から、ニューヨーク・ジェッツにトレードされる前の2007年シーズンの16年間、ファーブは先発を続け、7回地区優勝して11回プレイオフに出場し、2回スーパーボウルに出て、1回勝ちました。
(NFL公式YouTube動画「Brett Favre Career Highlights Feature | The Making of a Pro Football Hall of Famer | NFL」)
パッカーズの強さはアーロン・ロジャースに引き継がれ、今に至っています。
ファーブはパッカーズを常に優勝を期待させるチームにかえました。
その前の25年間を思うと、とても信じられないことです。
ですから、私は、ブレット・ファーブこそが「トレードされた選手ランキング、TOP1」だと思うのです。
最近ファーブがパッカーズで初めて先発した1992年のWEEK4、ピッツバーグ・スティーラーズ戦のハイライトが、NFL Throwback
からリリースされましたので、貼っておきます。
(NFL Throwback公式YouTube動画「Brett Favre's FIRST Start! (Steelers vs. Packers, 1992) | NFL Classic Game Highlights」)
この試合は当時日本テレビでも放送されたのですが…
パッカーズだけではなくスティーラーズも好きだった私ですが…
なんと録画を忘れてしまいました。
スティーラーズもまた、このシーズンから再建が始まって強くなったチームでした。
ブレット・ファーブは移籍先のチームを強くしました。
その反対に、移籍元のチームを強くした…
「トレードされた選手ランキング、裏TOP1」と言えば、
ハーシェル・ウォーカー
でしょう。
1989年、低迷するダラス・カウボーイズのオフェンスを一人で背負っていたRBハーシェル・ウォーカーは、10月12日に突然ミネソタ・バイキングスにトレードされます。
カウボーイズは再建のために、新しい選手が多く必要だと考えました。
バイキングスは、優勝するなら今しかないので、タレントがほしいい、と考えていたようです。
結果、カウボーイズは多くのドラフト指名権を獲得し、1990年代の黄金時代を築くことに成功しました。
一方、バイキングスはこのシーズンは地区優勝こそしたもののプレイオフで敗退。
以後1992年にデニス・グリーンがHCにつくまで低迷しました。
ただ、こういう書き方ではウォーカーがまるで悪者みたいに思えてしまうかもしれないので、追記を。
ハーシェル・ウォーカーはNFL史上に残る名RBであり、ボブスレーの選手として冬季五輪に出場するほどのマルチアスリートでありました。
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