【ネタばれ注意】ラグビー早明戦 2012の感想

昨日行われたラグビー早明戦をテレビ観戦した感想を書きます。

全体的なことを最初に書きますと、

こんなにおもしろい早明ラグビーを見たのは久しぶりだな、

と感じました。


私は早稲田を応援していますが、あまりリーグ戦の勝敗は気にしていないです。

全国大会へ出てくれれば、あとはいい試合をしてくれればいい、と思っています。

まあ、連勝記録とか、連覇記録がかかっていれば話しは別ですが。

昨日の試合は本当にその期待にこたえてくれるものでした。

スポニチ「明大14年ぶりV!ロスタイム劇的逆転 史上初の3校同時優勝」へのリンク

結果は上記記事の見だし通り、明治がロスタイムの最後のプレイで逆転のトライとゴールを決め、

33-32

の逆転勝利でした。

これで対抗戦リーグは筑波大、帝京大、明治大の3校が同率優勝となりました。


感じたことを箇条書きします。


1.前半は早明が入れ替わった感じ

前半、早稲田は15分の間に2本トライをとられ、自らはPGのみの3-14とあっという間にビハインドに立たされました。

18分に中つるの、「らしい」トライで10-14と迫ったものの、23分には明治陣内でターンオーバーを食らい、明治はそのまま速攻でトライ。

10-19と明治が再びリードを広げました。

そして前半の最後の時間帯は、明治ゴール前で早稲田が猛攻するものの、明治がそれを耐える、と言う展開になりました。

それって、いつもの早明戦の逆やん、と思いながら見ました。

最近は早明の差が開いていましたが、少なくとも私が学生だった頃から、清宮氏が早稲田の監督に就任する前は、早明戦って、耐え続ける早稲田ディフェンスの姿を愛でるもの、と言うイメージがあります。

早稲田は結局42分にPGを決めるにとどまりました。

前半は13-19で終了しました。

明治のファンの方にはたまらない展開だったと思います。


2.後半早々に試合が決まった感じに

後半2分に、早稲田は中つるが、2本目のトライを決めました。

10メーターラインのあたりから、明治の4人ほどのディフェンスを、華麗なステップでかわしての、美しいトライでした。

とてもここから1人で持ちこむのは無理だろう、と思ったのですが。

最後に飛び込んだのは勢いからくるパワー頼みでしたが、それまでは本当に脚技だけでかわしたもので、あんなトライを見たのは、少なくとも早明戦では久々だと思いました。

その後10分に早稲田がラインアウトからトライで、25-19と逆転。

さらに12分には途中出場の荻野選手が追加点となるトライ。

こちらも途中出場の間島選手がゴールを決め、32-19と突き放しました。


その後も早稲田は、形成を立ちなおせない明治陣内に侵入します。

ここであと3点でも得点していたら、2本のトライでも追いつけなくなるので、明治の集中力を断ち切っていたかもしれません。

でも明治の選手にとっても明早戦は特別ですから、そうはならなかったでしょう。

明治は、なんとかその後早稲田陣内までボールを戻し、そこから「いつもの早明戦」が始まりました。


3.後半の後半は「THE 早明戦」

後半の17分から24分まで、早稲田がゴールラインを背負って明治の猛攻を耐える展開となりました。

私がイメージする、いつもの早明戦の形です。

21分、23分と2度のスクラムで明治の勢いと応援はピークに達しましたが、早稲田は24分にパントで抜けだしました。


しかし26分からの猛攻は、最終的に耐えることができませんでした。

28分には明治の選手が倒れながらもボールを抱えた手をのばしますが、それでも届かず。

今回も早稲田がしのぐか、と思われましたが、31分に明治に認定トライ。

早稲田に反則が続いていたので、ある程度覚悟はしていましたが…

これで32-16と1トライ1ゴール差で逆転できるまでに明治が接近しました。


4.最後の攻防

後半38分から、結果的に最後となる早稲田ゴール前での攻防が始まりました。

早稲田はこの時、2回ボールを確保しましたので、2回パントで抜けだすことができました。

しかしロスタイムまでゴール前で時間を使うことで勝つ選択をしたようで、2度ともボールを抱えたまま時間が流れるのを待ちました。

ですが、最後の最後にターンオーバーを食らい、明治の選手がポストのすぐ横にトライを決めました。

ロスタイムに入った42分のことです。

そしてゴールも決まって、32-33と明治が逆転。

その直後にノーサイドの笛が吹かれ、明治の勝ちと優勝が決まりました。


試合後にtwitterを見てみると、早稲田が蹴らなかったことと、時間をつぶしにかかったことに対して批判をするsツイートを見かけました。

まあそう言う声があることは覚悟してましたが。

私は当事者じゃないので、批判する気はないです。

特定の一人の選手が選択したことではないでしょうから、チームの意思として、最も勝ちの確立が高い道を選択したのだと思います。

パントを蹴っても、そこから手薄になったサイドにリターンされてトライ、と言うリスクがあります。

ルールの範囲内でボールを確保し続ければ、明治にトライはあり得ない。

だからそうしようとしたができなかった。

そう言うことでしょう。


むしろ後半にパニックにならず、最後まで逆転をあきらめずにプレイし続けた明治の選手を賞賛するべきです。

その姿勢は、対抗戦リーグの王者たる資格がある、と言うことが結果に表れたのだと思います。


明治の選手の中には、早明戦での勝利を経験した選手は一人もいないそうです。

そんな悔しい3年間があったからか、また劇的な逆転をしたからか、試合後のあいさつの後の明治の選手の喜びようは、ものすごいものがありました。

こんなに嬉しそうな人々を見るのは久しぶりです。


私としては、早稲田が勝てなかったことよりも、最後まで耐えられなかったことが残念…

とは思わないです。

敵とは言え、素晴らしい試合を見せてくれた明治の選手を嬉しく思う気持ちが大きいです。

嘘じゃないですよ。

これがトーナメントとかだったら、また違う気持ちになっていたかもしれませんが。


5.最後の攻防でのノッコン

試合後にtwitterで早明戦についてどうツイートされているか、ハッシュタグ「#rugbyjp」を追ってみました。

意外だったのは、最後の攻防で、ノッコンが見落とされてたんじゃないか、と言うツイートが多かったことでした。

え~、俺見逃したかなぁ。

そんなものがあったようには見えませんでしたが。

密集での反則については見落とすことが多いですが、ノッコンぐらいはだいたい見逃さないのですが。


誤審があったかのように言われていますが、誤審(そして敗戦)が怖くてはスポーツは見れないです。

誤審は絶対にあってはいけないとは思います。

選手の人生を変えかねませんから。

でも実際に誤審はおきます。

人間が判定する限りは、それを受け入れる覚悟が必要です。

いちいち怒っていたら、神経が持たないです。


【12/3朝追記】

ニュースでそれらしいシーンを見ましたが、ノッコンではないと思います。


6.福高ラグビー部のDNA

この試合とは関係がありませんが、最後にひとつ。

前述しましたが、対抗戦リーグでは、筑波大学、帝京大学、明治大学の3校が同率優勝となりました。

サンスポ「筑波大が帝京大撃破!国立大初V/関東対抗戦」へのリンク

中でも筑波大は、上記記事の見出しにあるように、国立大学としては初の優勝となります。

それを決めた試合の先発フィフティーンの中に、私が知る限り2人の福高(福岡県立福岡高校)出身の選手がいます。

中つる選手(4年)と松下選手(2年)です。

中つる選手は早稲田の中つる選手のお兄さんだそうです。

(早稲田の中つる選手は西南学院高校出身)

松下選手が現役で入学したのであれば、福高が記念大会で久々に花園に出場した時の選手の一人かもしれません。


母校福高は今年も県大会で準決勝敗退でしたが、校技をラグビーとするほどのDNAは、大学で花開いたと言えるでしょう。

対抗戦リーグの優勝校の先発選手に福高の選手がいるのは、久々だと思います。

おめでとうございます。

早稲田以外にも、全国大会で応援する学校ができました。


Share/Bookmark

この記事が気にいられましたら、記事の一番下の「ツイートする」「いいね!」ボタンで、ツイートしてもらったり、facebookに載せていただけると嬉しいです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

気が向かれましたらこの「にほんブログ村」への投票ボタンを、ポチっと押してもらえれば嬉しいです。
 ↓ ↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております(^_^)/~
関連記事
スポンサーサイト

コメント

やっとわかりました
明治OBさん、コメントありがとうございます。

1分20秒あたりのを2回見て、やっとわかりました。
たしかにノックオンですね。
教えていただき、どうもありがとうございます。

今年はお互い、久しぶりに大学優勝したいですね。
早稲田は海外遠征するそうですが、それが打倒帝京につながるのか…
この時期、ラグビーはほとんど見てませんが、そんな懸念を持ってます。
ノックオンにつきまして
初めまして。

この動画の1分20秒~に、その瞬間が映っています。
https://www.youtube.com/watch?v=9-3leJUq5dQ

ノックオンの定義
「プレーヤーがボールを落としボールが前方へ進む」
この定義に沿うと、このプレイはノックオンと思われます。

もちろん、審判の判断が絶対なわけですが。
あの場であからさまに不服な態度を示さなかった早稲田に敬意を表します。

管理者のみに表示

トラックバック