ソチオリンピックに挑む「下町ボブスレー」〜アメフト選手も挑戦



(「下町ボブスレー」を伝えるニュース動画)


来年のソチ冬季五輪のボブスレーのトライアウトに、アメフト選手が合格した、と言うニュースを一か月ほど前に見ました。

5月26日に行われたもので、第1次選考会合格者として総合成績の上位者8名を、第2次選考会に招集することになったようです。

時事通信「鈴木ら8人が合格=ソチ五輪代表候補発掘-ボブスレー」へのリンク

詳細はこちらにあります。

THE PAGE「異業種アスリートが挑戦 ソチ五輪ボブスレートライアウト」へのリンク

合格したアメフト選手は、アサヒ飲料チャレンジャーズのDL和久憲三選手です。

また、下記リンク先に合格者全員の名簿がありますが、この中の菊池善範選手も、国士舘大学やアサヒビールシルバースターでアメフトをプレイされたそうです。

日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟「ボブスレートライアウト合格者について」へのリンク


私はアメフトの話しを書くのが好きですから、アメフトに関係のあることならなるべくブログに書こうと考えています。

ですので、ボブスレーとアメフトのことを調べてみたら、興味深いことが二つ浮かんできました。

そのことを書きます。


1.ボブスレーにアメフト選手が挑戦するのはなぜか?

和久選手が現役アメフト選手として、菊池選手がアメフト経験者として、きたるソチオリンピックのボブスレー日本代表の座を目指しています。

しかしこれが初めてのアメフト経験者の挑戦ではありません。

日本大学フェニックスやリクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)で活躍した安部奈知氏も、ボブスレー日本代表の一員としてボブスレー・ワールドカップやソルトレイクシティオリンピックに出場しました。

またアメリカではNFLで名RBとして活躍したハーシェル・ウォーカーが、1992年の冬季オリンピックで2人乗りの部で7位入賞しました。

まだ現役でアメフトをプレイしている最中のことです。

NFL JAPAN「ボブスレーでも活躍した元大学MVP ハーシェル・ウォーカー [生島 淳]」へのリンク


そして、名WRとしてスーパーボウルを制し、陸上選手としてモスクワオリンピックに出るはずだったウィリー・ゴールトも、1988年の冬季オリンピックに出場しています。

これまでのアメリカ代表の選手には、NFLでプレイしたことがなくても、多くのアメフト経験者がいるそうです。

なぜ、ボブスレーの選手にアメフト選手や経験者が多いかと言いますと、詳しい方によれば、ボブスレー選手の理想が、体重が重たくて短距離が速いことだからだそうです。

その理由ですが…

ボブスレーの車体にはエンジンなどの推進装置はなく、人間が押して出したスピードが大事になるそうです。

また、初速が同じであれば、人間と車体の合計重量が重い方が、斜面を降りるのが速くなるそうです。

(ただし合計重量には制限があるそうです)

初速を出すには、軽い車体を重くて速い選手が押す方が良いのです。

だから、短距離を全力で走ることが多い、アメフトの選手が向いていると言う訳です。

短距離が速いと言っても、カール・ルイスのように、スタートは遅くても100メートルの間に先頭に立つ、と言うタイプは、不向きだそうです。

ボブスレーで走る距離は、短かければ20m、長くても50m程度だそうですから。

トライアウトでも20m走、60m走、が種目に入れられています。

アメフトはスタートと同時に全速力が求められるスポーツでもありますから、いっそう向いていると言えるでしょう。


今回挑戦する和久選手は、DLと言うディフェンスのポジションで、ボールを持っている選手を全力で走って追いかけてタックルしたりするポジションです。

最初から全速力を出すことも求められることが多いポジションです。

アサヒ飲料チャレンジャーズ「和久 憲三」へのリンク


2.「下町ボブスレー」について

「下町ボブスレー」とは、東京大田区の中小企業による、ボブスレーの車体を開発するプロジェクトです。

ヨーロッパではマクラーレン、BMWやフェラーリが技術協力して手作りで車体を作っています。

(ボブスレーが「氷上のF1」と言われる所以ではないでしょうが、こういう面では間違ってない表現だと思います)

しかしこれまで日本は、連盟にお金がないので、強豪国の中古車体を購入して五輪に臨んだりしていました。

この日本のボブスレーの苦しい現状を見かねた東京大田区の中小企業が、

「自分たちの技術を日本のために活かしたい」

と立ち上がり、Made in Japnの車体を作ろう、と手を挙げたそうです。

公式サイトが下記リンク先にあります。

「下町ボブスレーネットワークプロジェクト」公式サイトへのリンク


大田区の街工場は、規模は小さいですが、世界的に最先端のものを作ったり、他の追随を許さないほどの技術を持っていたりしています。

だから技術的には問題のないものが出来ると思われます。

ただ、ボブスレーに関しては、経験少ないので、いきなり最高の車体が出来るかどうか…

今回の挑戦で、前述のマクラーレン、BMWやフェラーリを上回るのは難しいにしても、これまでよりは格段に性能が上の車体が出来るものと期待しています。

なお、「下町ボブスレー」にはFacebookのさいとやtwitterアカウントもあります。

これらのほうが、公式サイトより更新頻度が高いようです。

Facebook「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会 ~ フェラーリに挑む モノづくり大田区の戦い ~」へのリンク

twitter公式アカウント「下町ボブスレーネットワークプロジェクト(@shitamachibobs)」へのリンク


最近下町ボブスレーが俄然注目を浴びるようになったと感じます。

国が補助金を出すことも決定したそうです。

FNN「下町ボブスレー・プロジェクト 国が補助金を出すことも決定」へのリンク


下記記事には、下町ボブスレーについて、もう一歩踏み込んだことが書いてあります。

たとえば「ボブスレー開発の向こう側にあるもの」という章を読みますと、このプロジェクトがボブスレーの世界にとどまらず、日本の未来をも背負っているんじゃないか、と考えさせられます。

sportsnavi「町工場からソチ五輪につなぐ夢 下町ボブスレーの知られざる挑戦」へのリンク

そう考えると、いっそう応援したくなります。

3.菊池桃子さんも応援しているそうです

ところで、タレントの菊池桃子さんも、この「下町ボブスレー」を応援しているそうです。

菊池桃子公式ブログ「私設♡研究室>ボブスレー」へのリンク

菊池桃子さんと言えば、80年代デビューされた方で、私と同じ世代(と書いたら怒られるかも)。

今どうしているかと思ったら、戸板女子短期大学で客員教授をされているそうです。

(戸板女子短期大学は、確か松本伊代さんが通ったところだと思います)

菊池桃子さんも、この「下町ボブスレー」プロジェクトに共感されているようで、

「私も応援しています 楽しみ!」

と書かれています。


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