MLBが取り入れようとしている「チャレンジ」(ビデオ判定)について

現在ホームランか否かの判定にとどまっている、MLBのビデオ判定ですが、来シーズンより、ストライクかボールの判定を除き、すべてのプレイにビデオ判定を適用するようです。

MSN産経ニュース「来季からビデオ判定拡大へ、NFLのチャレンジ制参考」へのリンク

ロイター「MLB=来シーズンからビデオ判定を拡大へ」へのリンク


上記記事中にありますように、リプレイ制度の導入には、NFLの「チャレンジ」に習うようです。

ただし、導入は簡単にはいかないでしょう。

この件について、気になるところを書きます。


1.チャレンジ失敗の場合はどうなるのか?

大雑把に書きますと、NFLでは、前半と後半に2回ずつ、チャレンジ(ビデオ判定要請)の権利が与えられます。

チャレンジは、判定を覆すことを目的とします。

もし判定が覆らなかった場合、チャレンジを要求したチームは、タイムアウトの権利を、ひとつ没収されます。

タイムアウトの権利を没収されるのは、時間との闘いでもあるアメフトでは、大変痛いことです。

どれくらい痛いか?

野球では思いつきませんが、サッカーやラグビーで、交代要員枠を、一人減らされるレベルのものだと思います。

MLBの場合、チャレンジに失敗したらどうなるのか気になります。

まさかアウトの数を増減させるとか…

そうなると、なんかいびつな競技になるような気がします。

記事を読む限りでは、失敗しない限り、チャレンジの回数は減らないように思えます。


2.ビデオ判定のスタート地点

NFLのチャレンジでは、まず審判の判定があって、ビデオて、それを覆す材料があるかどうかをさがします。

つまり、よくわからない場合は、審判が最初に下した判定が、最終判定となります。

ゼロから判定をし直すわけではないのです。

ですから微妙なケースでは、ゼロから、なんとなくこっち、ではなく、納得がいかない判定に戻ることも想定されます。


3.ビデオ判定が主目的ではないチャレンジもある。

NFLでの話ですが…

ビデオ判定で覆ることを、あまり期待しないチャレンジもあります。

タイムアウトのついでにチャレンジするのです。

流れが悪い時に、ちょっと一休みを入れるためにタイムアウトを使うことがあります。

そのタイムアウトをとる直前に、微妙なプレイがあったら、チャレンジを行うのです。

あまり判定が覆る見込みはないけど、どうせタイムアウトを使うんであれば、チャレンジして失敗するのも同じだから、ついでにチャレンジしてしまえ、と言う訳です。

覆ってらもうけものだ、程度で…

それでも、たまに覆ることもあるので、面白いものです。

野球の場合は、こう言う使い方は考えにくいです。


4.日本への導入

MLBに続いて、日本プロ野球が導入するかも、と言う見方もあります。

しかしそれには、カメラの整備とかの問題とかもありそうですので、そう簡単には行かないでしょう。


ちなみに毎週日曜未明に放送されているラジオ番組

「オードリーのオールナイトニッポン」

では、トークで噛んだりしたら、

「チャレンジ」

と言うことで、録音を聴き直して

「やっぱり噛んでた」

とか、やっています。

そこはやっぱり、アメフト出身者ですね。


個人的には、私は誤審もスポーツの一部、などとは考えません。

一生懸命にプレイした結果は、正当に判定されるべきです。

誤審で人生が変わることも、十分に考えられるのです。

最初に置いたロイターの記事には

「ビデオ判定が可能となれば、過去の誤審の89%をカバーできる」

とあります。

MLBは完璧は無理だと考えても、それに近づこうとしているのです。

NFLも同じ姿勢です。

完璧でないならやらない、と言う姿勢でないことは、大変好感が持てます。


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