【ネタバレ】NFL2013シーズン開幕戦の感想



(第27回スーパーボウルでの珍しいプレイ

 後で昨日のゲームとの関連を書きます。)


アメリカンフットボールのプロリーグ、NFLの2013年度シーズンが開幕しました。

開幕戦は昨日の、ボルチモア・レイブンズ(BAL)対デンバー・ブロンコス(DEN)の1試合のみ。

この試合について、起きたことと感じたことをいくつか書きます。


1.試合の流れ

予想ではDENが7.5ポイントリード。

点差はさておき、まずDENが勝つだろう、と言う予想だと言えるでしょう。


前半は開幕戦らしく、オフェンスが、まだまだ地に足がついてないね、と言いますか、ボールに手がついてないね、と言う感じのちぐはぐな展開が続いたように感じます。

特にDENのオフェンスが、予想ほどの爆発をしませんでした。

ペイトン・マニングのパス成功率が悪くて、ランがほとんど出ていなかったように記憶します。

また、スペシャルチームでも、PRに入った新加入のウェス・ウェルカーが、ベテランらしくないキャッチミスを、自陣2ヤードで犯してしまい、DENに攻撃権を与え、そのままTDを許しました。

レイ・ルイスが抜けても、強力BALディフェンスは健在、と感じられました。


それに対して、BALのオフェンスは予想より良かったと思います。

QBジョー・フラッコは落ち着いていましたし、RBレイ・ライスは存分に走っていました。

ただし痛いことが2つ。

OTマイケル・オアーが負傷退場し、ゲームに戻ってきませんでした。

そして、PRに入ったWRジャコビー・ジョーンズも負傷退場しました。

ジョーンズの場合、フェアキャッチシグナルを出し、ボールをキャッチすることに集中したところに、どういうわけか味方の選手が全力でぶつかってきたための負傷でした。

これはなかなかない、凡ミスだと思います。


不調のDENオフェンスでしたが、それでも2年目のTEジュリアス・ジョーンズの2本のTDレシーブで14点をあげ、17点をあげたBALに食い下がりました。

ジョーンズは1本目のTDが、NFLキャリア初のTDだそうです。

そのTDの前のレシーブで、ディフェンスをかわした身のこなしは素晴らしかったです。

今季ブレイクしそうです。


前半はBALが2TDと1FGをあげ、17-10とDENをリードして終わりました。


後半3Qに入ると、DENが攻守にBALを圧倒し始めました。

3シリーズ続けてTDをあげ、3Qを無失点に抑えました。

この結果、3Q10分までに17-35とDENが逆転して大量のリードを奪いました。


4Qに入ってもこの流れは止まらず、結局49-27でDENが大勝しました。

(後半は記述をはしょってしまいましたが、実は集中して見れない時間帯が長かったもので…)

こちらに試合の詳細があります。

NFL JAPAN「マニング7TDパス、ブロンコスが昨季王者レイブンズを圧倒」へのリンク


2.ペイトン・マニングがNFL記録タイの7TD

前半、らしくないプレイが多かったマニングですが、終わってみればNFL記録タイの7TDパスを投げました。

7TDと言うのは6人目だそうです。

これまでに達成したのは以下の5人です。

・シド・ラックマン(1943年シカゴ・ベアーズ)

・エイドリアン・バーク(1954年フィラデルフィア・イーグルス)

・ジョージ・ブランダ(1961年ヒューストン・オイラーズ)

・Y.A.ティトル(1962年ニューヨーク・ジャイアンツ)

・ジョー・カップ(1969年ミネソタ・バイキングス)

(ちなみにブランダの記録ですが、当時のヒューストンは、NFLではなくAFLに所属していました

 しかし記録の上ではAFL時代のものもNFL記録とされるため、この記録の達成者とされています)

マニング、昨シーズンはチームを機能させるまで数試合かかったように感じましたが、今年は30分でそれを成し遂げた感じです。

残り2分ほどでDENの攻撃となり、マニングが出てきたときには、新記録の期待がかかりましたが、無理はしませんでした。

やはり負傷などあると怖いですから。

詳細なニュースは、下記リンク先にあります。

アメフトNewsJapan「P・マニング、リーグ最多記録タイのタッチダウン7回」へのリンク

NFL JAPAN「マニング44年ぶりの快挙!NFL記録に並ぶ1試合7TDパス」へのリンク


3.ジョン・ハーボウHCの痛恨の落球見逃し

3Qに一気に試合の主導権がDENに来たような感じでしたが、その陰には、BALのジョン・ハーボウHCが、パス成功とされたDENのWRウェルカーの落球を見逃し、チャレンジをしなかったことが大きかったと思います。

こちらの動画になります。

NFL VIDEO「Denver Broncos take advantage of Baltimore Ravens' mistake」へのリンク


詳細を書きますと…

DENの後半最初のシリーズ。

3rdダウン9で、10ヤードのパスがウェルカーに通り、1stダウンとなりました。

しかし次のプレイが始まる前にテレビでリプレイが流され、明らかに落球している模様が映し出されました。

ですがハーボウHCはチャレンジせず、次のプレイをマニングが始めました。

結局このドライブは、DENの逆転TDとなり、その後DENはTDを重ね、BALオフェンスは沈黙しました。


twitterでは、ハーボウHCにダメだしするものと、チャレンジする隙を与えなかったマニングをほめるツイートがいくつか出ました。

マニングが特別にうまいとは思わないのですが、なんでハーボウHCはチャレンジしないんだろう、とは思いました。

下記記事によりますと、どうも落球に気づかなかったようです。

USA TODAY「Ravens' Harbaugh: I was unaware of pivotal Welker drop」へのリンク

試合前、この一戦を

「兄者対決」

とツイートしている人がいました。

ジョン・ハーボウHCにはジム・ハーボウHC(サンフランシスコ・49ナーズ)、ペイトン・マニングには、イーライ・マニング(ニューヨーク・ジャイアンツ)と言う弟がいます。

制したのはペイトン・マニングでした。


4.ダニー・トレベーサンの超ボーンヘッド

ひょっとしたらDENの得点は50点を超えていたかもしれません。

と言うのは、DENのLBダニー・トレベーサンのTDに見えたプレイが取り消されたからです。

状況はこうです。

42-17と大量リードした4Q序盤、トレベーサンはフラッコのパスをインターセプト。

そのままエンドゾーンに走りこみ、インターセプトリターンTD…

に見えたのですが。

得点後に毎回行われるリプレイの結果、エンドゾーンに走り込む前、1ヤード当たりで、トレベーサンは喜びすぎたのか、ボールを手放していたことがわかりました。

こちらの動画です

NFL VIDEO「Week 1 Can't-Miss Play: Danny Trevathan's drop six」へのリンク

関連記事はこちらになります。

アメフトNewsJapan「LBダニー・トレベーサンのピック6ならぬドロップ6」へのリンク

これはあかんすぎるやろ…

と言うか、「アウト~」…

結果TDは取り消されタッチバックとなり、BAL陣20ヤードからBALの攻撃となりました。

そしてそのドライブをBALが後半最初のTDにつなげました。


関連記事にもありますが、私はこのプレイを見て

「まるで第27回スーパーボウルで、エンドゾーン手前で、ドン・ビービにボールをはたかれた選手みたいだ」

とツイートして

「はたかれたのはレオン・レットですね」

とのリプライを受けました。

トップにその動画を置きましたが、バッファーロー・ビルズ(BUF)のWRビービは、当時チーム最速のWRで、40ヤードを4.2秒で走ったそうです。


なにはともあれ、このダニー・トレベーサン、全米中に名前が売れたでしょう。


5.キックオフリーターンのないゲーム

このゲームでは、合計14回のキックオフがありましたが、キックオフリターンはありませんでした。

キックしたボウルが、すべてエンドゾーンを越えていくか、エンドゾーン内に入り、タッチバックとなりました。

このため私は、冗談で

「NFLのキックオフリターナーは、頭上を越えていくボールを見上げるだけの簡単な仕事」

とツイートしました。

(本当はそんなことは絶対にないですが)


NFLでは、キックオフを廃止することも検討されているようです。

NFL JAPAN「NFLがキックオフ廃止を検討? 「奇抜だが一考に値する」」へのリンク

近い将来そうなるかもしれません。


6.日本人チアリーダーの西村樹里さん

twitterを見ていますと、DENの日本人チアリーダー、西村樹里さんが写った写真が出回ってました。

20130906den西村樹里さん

西村さんは昨年からDENでチアリーダーとして活躍しているそうです。



最後に、このゲームを見て思ったことは、接戦だったら面白いと言うことはないな、と言うことでした。

応援しているチームが大勝するのはおもしろいです。

ですがこのゲームは、どちらのチームを応援していると言うことはありませんでした。

前半3点差で折り返した時、両チームになんとも閉塞感のある展開に、なんだかなぁ、と不満を覚えていました。

ですが3Qの初め、DENが流れを引き寄せて逆転し、完全にゲームを決めてしまったとき、なんかスッキリしました。

こう言う展開がアメリカンフットボールのだいご味の一つだな、と実感できました。

今シーズン、いろんなだいご味が感じられるといいなと思います。


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