【アメフト】ライスボウル2014の感想(ネタバレ)

今日2014年1月3日に行われた、アメリカンフットボールの日本選手権大会である

プルデンシャル生命杯第67回ライスボウル

を、テレビ観戦した感想などを書きます。


1.新幹線遅延~関西学院大学の「即席スタッフ」

今朝早朝には東京有楽町駅付近で火災があり、新幹線の運行に影響が出たそうです。

おかげで関西にある関西学院大学から、今日東京に乗り込むスタッフや一部選手が、キックオフに間に合いませんでした。

東京ドームについたのは、第2Qの残り2分21秒ごろ。

7-14で関学はビハインドでした。

そして前半は7-17で終わりました。


新幹線の遅延がなかったらどうなっていたでしょう。

もっといい戦いができていたかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。

それはわかりません。


ですが、あのオービックに対して、前半10点のビハインドですんだのは、驚異的だと思います。

なんでも、東京近辺に住んでいる関学OBを集めて、「即席スタッフ」を組んで、試合に臨んだそうです。

さすがに選手として出場するのは無理でしょうが。

でも、この10点のビハインドですんだ裏には、「即席スタッフ」の存在が大きかったと思います。


アメフトは練習でも試合でも、スタッフの比重がものすごく大きなスポーツです。

試合中に「即席スタッフ」が何をされたのかはわかりません。

スポッターとかされたのかどうかなど…

ですが試合前には、できるあらゆることをされたと思います。


この「即席スタッフ」はアメリカンフットボールだから結成されたのだと思います。

他の競技だったら、結成されたかどうかわかりません。

学生や監督コーチにとっても、「即席スタッフ」の存在はありがたいものだと思いますが、声をかけられたOBにとっても、けっこうありがたいことなんじゃないかと思います。

まだチームのためにやることがあるのだなんて、名誉なことだと思います。


私はこの「即席スタッフ」がどのように結成され、何をし、どう貢献したのかがものすごく知りたいです。

それがわかると、きっとアメリカンフットボールと言う競技の固有性と素晴らしさがわかると思いますから。


2.試合を決めたもの

1Qの早い時期にオービックが先制し、その次のシリーズで関西学院大学が追いつく、と言う乱戦を予期させる展開となりました。

しかしその後は試合は膠着しました。

試合の流れを決定づけたのは、第2QにオービックがRB原選手のランを軸に攻撃を始めたことだと思います。

それまでオービックの攻撃では、QB菅原選手のパスがイマイチ決まりませんでした。

これは関西学院大学の準備によるものだと思います。

オービックの37歳のRBで、日本代表も務めた古谷選手のランもそこそこ出ていましたが、決定力はありませんでした。

しかし原選手が登場すると、10ヤード程度のゲインを繰り返して、関西学院大学のディフェンスを切り崩していきました。

オービックのフォーメーションは「スプレッド」と言われるもので、おおざっぱにいえば、これは両端に2人のWRを置き、彼らにフィールドを広く走らせ、ディフェンスをそれについて行かさせることで、オープンなゾーンを作り出すものです。

このフォーメーションからランを出されると、ディフェンスはなかなかそれに対応できません。

そしてランをケアするために、ディフェンスがそれに備えると、パスが来る。

パスカバーは甘くなっているので通ってしまう。

そんな鬼のようなオフェンスでした。


それでも、ライン戦で押していて、サイズやスピードで勝っていれば、ランやパスも止められたでしょう。

関西学院大学ディフェンスはライン戦で圧倒できなかった上に、原選手と言うスーパーRBが相手では、それもできませんでした。


結局試合は

オービック 34 - 16 関西学院大学

となり、オービックが前人未到の4年連続日本一となりました。

原選手がMVPに輝いたことが、この作戦が勝因の大きな部分を占めたんじゃないかと思わせてくれます。


3.関西学院大学のスペシャルプレイ(トリックプレイ)

試合前に語られていたのが、まともに戦ったのでは勝てないと思われる関西学院大学が、どういうスペシャルプレイを用意してくるか、と言うものでした。

昨年のライスボウルも同じカードでしたが、関西学院大学は、勝つためになりふり構わずスペシャルプレイを繰り出し、試合終了直前までリードしていました。

ですから、多くのファンがそれを期待し、オービックサイドは、それを懸念していました。


スペシャルプレイは「邪道」ではありません。

成功する確率が低いので、行われることが少なく、「まさかそんなことはしてくるまい」と言うプレイです。

昨年の関西学院大学は、ことごとくそれを成功させて、オービックを追い詰めました。


今日の試合でも、関西学院大学は、スペシャルプレイを繰り出してきました。

フリーフリッカー、パントフォーメーションからのパスやラン、オフサイドを誘うダミーカウントなど。

パントフォーメーションからのパスやランは効果的だったようで、おかげで関西学院大学のFGフォーメーションでも、オービックはスペシャルプレイをおそれ、ラッシュしてきませんでした。

おかげでキッカーは、ラッシュのプレッシャーなく蹴ることができました。

(オービックはFGならかまわない、と開き直っていたようです)


一方でスペシャルプレイのための選手入れ替えにとまどって、2回タイムアウトを使うということがありました。

やはりスペシャルプレイは難しいもんだと思いました。


関西学院大学があげた2つのTDは真っ向からのランとパスからでした。

この2つのプレイは素晴らしいものでした。


4.オービックシーガルズの「王朝」は、いつまで続くのか

前述したとおり、オービック・シーガルズは、前人未到の4連覇を達成しました。

今春のパールボウルトーナメントで富士通にやぶれ、久しぶりに公式戦で黒星を喫しましたが、秋のシーズンからここまでは全勝で来ました。

この「王朝」はどこまで続くのでしょう。

完璧なチームと言うのを見るのはなかなかないので、それに近いオービックを見れているのは、幸せなことかもしれません。

ですが、そろそろ倒してくれるチームが登場してもいいかな、と思います。

ただ、負けるにしても、ベストコンディションであたって、最高の試合をして、と言う状況でお願いしたいです。


5.twitterでの声

この試合がtwitterでどうツイートされたか興味がありましたので、下記リンク先にまとめてみました。

ライスボウルとその前後に、twitterから「ライスボウル」「#amefootjp」「アメフト」などで、関係するツイートを拾ったものです。

(急いでまとめたので、関係ないものもあると思います)

togetter「【アメフト】ライスボウル2013のまとめ」
http://togetter.com/li/611356


意外に多くの人に見られているんだな、と思い、嬉しくなりました。


さて、これで日本アメリカンフットボール界の2013年シーズンが終わりました。

早く敗退したチームは、早くも2014年シーズンに向けて動き出しているでしょう。

ちなみに4月26日には、来年行われる第5回アメリカンフットボール世界選手権のアジア予選で、日本代表は史上初めてフィリピンと戦います。

YAHOOトピック「アメフト世界選手権懸けフィリピンと対戦」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140103-00000013-nksports-spo


これがアジア代表を決めるすべての試合かどうかはわかりませんが、今年の日本のアメフト界は、国内だけではなく、海外との試合にも注目したいです。

ちなみにこれに先立つ4月12日には、川崎球場の改装を記念して、川崎球場で、日本代表がヨーロッパの強豪ドイツ代表と戦います。

ドイツ代表とは1回ぐらいは戦ったことはあると思いますが、すべて日本が勝ってます。


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