【アメフト】日本対ドイツ戦観戦記~German Japan Bowl II

20140413GJB2パンフレット

(German Japan Bowl Ⅱで配布されたパンフレット)


先週土曜日に川崎富士見球場(旧川崎球場)で、アメリカンフットボール日本代表対ドイツ代表の試合、

「German Japan Bowl Ⅱ」

を観戦してきましたので、その感想を書き留めておきます。


その前に、遠路はるばる日本までやってきてくれた、ドイツ代表のみなさんには本当に感謝いたします。

試合に勝つとか負けるとかよりも前に、まず試合の相手がいるということが何よりも嬉しいからです。

日本とドイツとの新善試合は、この試合までにとどまらず、今後も永く続けていただければ、と強く願います。


1.おおざっぱな試合の流れ

日本の攻撃から始まった試合は、その攻撃をTDパスに結び付け、日本が先制し7-0とします。

対するドイツの攻撃は、予想に反してランとパスを織り交ぜてじりじりと前進しますが、パントに終わり無得点。

その後は両チーム攻めあぐね、1Qはそのまま7-0で日本リードで終了。


2Qもそのまま両チーム攻めあぐねたものの、9:42に日本がTDパスをあげ、リードを14-0に広げました。

その次の攻撃でドイツは2ミニッツオフェンス(12分クオーターでした)を始め、ノーハドルで仕掛けてきます。

しかしそれもインターセプトで攻撃権は日本に。

日本は時間をつぶすことをせず、前半終了までにもう一回スコアを目指しますがギャンブル失敗。


前半は14-0で日本がリードしたまま終わりました。


3Qはさらに試合が動かなくなってしまったのですが、3Q終了とほぼ同時に日本が32ヤードFG決めるて、さらにリードを広げ17-0.


しかし4Qに入ると得点が入りまくりました。

まず最初のドイツの攻撃をパントに追いやると、次のドライブで日本が自陣深くからロングパスを決め、レシーブしたWRがそのままエンドゾーンに走りこんでTD。

4Qの1:48でリードを24-0とします。

次のドイツのドライブは、日本にパスをインターセプトされます。

攻撃権を得た日本はスクリーンパスから見事なランアフターキャッチを見せTD。

4:01でスコアは31-0になりました。

さらに次の攻撃で、ドイツはまたもインターセプトをくらい、自陣深くまでリターンされました。

日本はこれで得た攻撃権をTDパスでしめ、4Qの5:51でスコアは38-0となりました。


試合はこのまま進み、最後は日本のニーダウンで終わりました。


最終スコアは、日本 38-0 ドイツ、でした。

20140413GJB2最終スコア

(最終スコアを示すスコアボード)


2.感想

1)日本オフェンス

日本のオフェンスは良かったです。

パスは長身のドイツディフェンスにはたかれたり、チップされたりしましたが、サックとインターセプトはなかったと思います。

けっこう選手が密集しているゾーンに投げて、それが何度も通っていた印象があります。

かなり精度の高いパス攻撃ができたんじゃないかと思います。

ランに関しても、予想よりは出ていたように感じました。

中央のランでも、クイックネスを生かして、何度かロングゲインを見せていたような印象があります。

20140413GJB2日本オフェンス

(日本オフェンスのシーン)


2)ドイツオフェンス

「ランで真っ向から勝負をする」(マーク・タピー・チームディレクター)と言う言葉を事前に読んでいたのですが、パスが結構多かったような気がします。

ランはこの試合で敢闘賞のようなものに輝いたRBダニー・ワシントン選手がいいゲインを見せていました。

ただファンブルロストが1回あったのが残念です。

しかしランの回数も、ゲインしたヤードも、予想したほどではなかったように感じます。

パスは予想よりは決まっていたように思います。

ただ、落球が多かったようにも記憶します。

インターセプトが3回ありましたが、最初のは前半終了間際で急がなければいけない局面で、あとの2回は大量点を追いかけなければいけない局面。

いずれもパスが予想される局面でしたので、ディフェンスとしても読みやすいところがあったから起きたものとも考えられます。

ですから、3回は仕方ないのかな、とも感じました。

20140413GJB2ドイツオフェンス

(ドイツオフェンスのシーン)


3)日本ディフェンス

アグレッシブでした。

飛び込むようなタックルを何度も見ました。

ものすごい勇気を感じました。

(ちょっと危険かな、とも感じることもありましたが、フェイスマスクなどのペナルティにつながる危険なものはありませんでした。

 ルールの中でギリギリのプレイを発揮したと言えると思います)

ボールへの集まりの速さも健在でした。

タックルミスと言いますか、あれを抜かれちゃいかんだろう、と言うプレイはほとんどなかったように思います。

また、意外にQBにプレッシャーをかけられていました。

サックが2回ほどありましたし、それ以外でも投げ捨てさせることにも成功していました。

完封という結果から言っても、ほぼ満点の出来ではなかったかと思います。


4)ドイツディフェンス

長身を生かして、何度も日本のパスをはたき落としたり、チップしたりしてインコンプリートに追い込んでいました。

終盤には最前列に間隔を広く取ったあまり見ない体形から守っていました。

パスラッシュとパスカバーに重点を置いていたように思えます。

日本が4Qに得点した後は、それが成果を上げていたように感じます。


5)全体的な感想

ヨーロッパのチームとやる時は、そろそろ日本が初黒星を喫してもおかしくないころだ、といつも悲観的な考えが頭をよぎります。

ですが、今回は日本でやる試合だし、なんとか日本は勝ってくれるだろう、と期待していました。

結果は予想した以上でした。

特に完封は意外で嬉しかったです。

世代交代をして、若手中心で臨んだ試合でしたが、素早く動き回るディフェンスはうまく引き継がれていると感じました。


私が見る限りでは、日独の差はクイックネスにあって、それがスコアに表れたと感じます。

そしてパスをはたかれたことを除けば、ドイツの有利な体格は、あまり機能しなかったように感じます。

あの体格でラン攻撃を続けられれば、無得点で終わることもなく、競っていたと思います。

(日本としても、そう言う攻撃に耐えることが課題だと思われますので、ラン中心で来てほしかったんじゃないかと考えますが)

ドイツは、ヨーロッパ選手権を間近に控えているようで、それを勝ち抜くためにもランに頼らない攻撃を日本相手に試してみたかったのかな、とも感じました。

20140413GJB2日本入場

日本代表選手入場のシーン)


3.来年の世界選手権に向けた動き

来年、IFAF主催の第5回アメリカンフットボール世界選手権が、スウェーデン王国のストックホルム市で開催されます。

昨日のGerman Japan Bowl Ⅱとほぼ同じ時間に、韓国ではその出場権をかけた韓国対クウェートの試合が行われました。

韓国 69 - 7 クウェートで、韓国が2回ぶり2回目の本選出場を決めたようです。

日本は来週末の4月26日、東京調布市のアミノバイタルスタジアムで開催される対フィリピン戦に勝てば、5回連続5回目の本選出場を決めます。

順当であれば、日本が勝つと思います。

問題は本選で、日本は2連覇の後、準優勝、3位とだんだん順位を落としています。

上位2チームがアメリカとカナダですから、仕方がないと言えば仕方がないとも言えるでしょう。

と言うか、よくここまでがんばっているな、と思います。

ですが、やはり優勝してほしいです。


それでも、やはり予選を勝たなければ本選に進めないのは事実です。

対フィリピン戦は通過点に過ぎない、と考えずに、本選で優勝するためにいろいろとがんばってほしいと思います。

素人考えではありますが、フィリピンはアメリカの文化が深く入っている国ですから、学ぶこともあると思います。

20140413GJB2対フィリピン

(対フィリピン戦を告知する写真)


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