【NFL】各チーム史上、最も価値があった過去のドラフト指名一覧
(twitterで「1958 Topps Football Card」という言葉とともにツイートされていた、バート・スターのカード
まだ弱小チームの控えQBのころのものと考えられます)
NFL.COMにこんな記事がありました。
「Most valuable draft pick of all time for each NFL team」へのリンク
直訳すると
「各チーム史上、もっとも価値があったドラフト指名」
と言うことになるでしょう。
とりあえず、チームとそのドラフト指名を転記します。
チームによってばらつきもありますが、感想が書けたら書きます。
アリゾナ・カージナルス:ラリー・ウィルソン(Larry Wilson)1960年7巡、全体の74番目
アトランタ・ファルコンズ:ジェフ・バン・ノート(Jeff Van Note)1969年11巡、全体の262番目
今回、この選手だけが、私が聞いたことのない選手でした。
私はマット・ライアン(2008年1巡、全体の3番目)の方が価値があると思うんですが。
彼が入団してから、チームはプレイオフによく出るチームになりましたから。
ボルチモア・レイブンズ:レイ・ルイス(Ray Lewis)1996年1巡、全体の26番目
バッファロー・ビルズ:サーマン・トーマス(Thurman Thomas)1988年1巡、全体の40番目
たしかにランとパスレシーブにも優れたトーマスはすごいと思います。
私ならジム・ケリー(1983年1巡、全体の14番目)を選びます。
カロライナ・パンサーズ:スティーブ・スミス(Steve Smith)2001年3巡、全体の74番目
シカゴ・ベアーズ:ウォルター・ペイトン(Walter Payton)1975年1巡、全体の4番目
シンシナティ・ベンガルズ:アンソニー・ムニョス(Anthony Munoz)1980年1巡、全体の3番目
クリーブランド・ブラウンズ:ジム・ブラウン(Jim Brown)1957年1巡、全体の6番目
ダラス・カウボーイズ:ロジャー・ストーバック(Roger Staubach)1964年10巡、全体の129番目
ストーバックは、たしか指名後兵役を務めて入団しました。
デンバー・ブロンコス:シャノン・シャープ(Shannon Sharpe)1990年7巡、全体の192番目
一番インパクトを与えたのはジョン・エルウェイだと思うんですが、東部のチームへの入団を拒否していたエルウェイは、ボルチモア・コルツに指名され、即トレードされてブロンコスにやってきましたので、ブロンコスが行った指名とは言えないんでしょう。
デトロイト・ライオンズ:バリー・サンダース(Barry Sanders)1989年1巡、全体の3番目
グリーンベイ・パッカーズ:バート・スター(Bart Starr)1956年17巡、全体の200番目
NFL制覇5回のバート・スターですが、かなり評価は低かったようです。
ヒューストン・テキサンズ:J.J.ワット(J.J. Watt)2011年1巡、全体の11番目
インディアナポリス・コルツ:レイモンド・ベリー(Raymond Berry)1954年20巡、全体の232番目
私はジョニー・ユナイタスがふさわしいと思うんですが、ユナイタスは当初ピッツバーグ・スティーラーズに指名されましたから。
しかし試合に出ることなく退団し、草フットボールをやって、翌年コルツに入団した、という経緯がありますから。
そして、ペイトン・マニングの方がふさわしいかも、とも思います。
1998年の全体の1番目。
マニングの2年目から、コルツは、プレイオフは当たり前の常勝チームになりましたから。
ジャクソンビル・ジャガーズ:フレッド・テイラー(Fred Taylor)1998年1巡、全体の9番目
カンザスシティ・チーフス:トニー・ゴンザレス(Tony Gonzalez)1997年1巡、全体の13番目
マイアミ・ドルフィンズ:ダン・マリーノ(Dan Marino)1983年1巡、全体の27番目
ミネソタ・バイキングス:ランディ・モス(Randy Moss)1998年1巡、全体の21番目
ニューイングランド・ペイトリオッツ:トム・ブレイディ(Tom Brady)2000年6巡、全体の199番目
ブレイディは、拾いもの中の拾いもので、本人も指名があるか不安だったようです。
それが今では、「史上最高のNFL選手」の一人ですから、世の中どうなるかわからないものです。
ニューオリンズ・セインツ:リッキー・ジャクソン(Rickey Jackson)1981年2巡、全体の51番目
ニューヨーク・ジャイアンツ:ルーズベルト・ブラウン(Roosevelt Brown)1953年27巡、全体の321番目
私はローレンス・テイラー(1981年1巡、全体の2番目)がふさわしいと思います。
ジャイアンツどころか、NFL全体にとって革命的なLBだったと思えるからです。
ニューヨーク・ジェッツ:ダレル・リービス(Darrelle Revis)2007年1巡、全体の14番目
ジョー・ネイマスの方がふさわしいかと思います。
1965年ネイマスはNFLのセントルイス・カージナルス(現アリゾナ)の1巡で全体の12番目に指名され、同時にAFLのジェッツに1巡で全体のトップで指名されました。
AFLとは、おおざっぱにいえば今のNFLのAFCのことで、当時はNFLの対抗リーグとしてしのぎをけずっていました。
選手の獲得でも争っていたこともあって、カレッジ界のスターだったネイマスは両リーグから指名されることになったわけです。
オークランド・レイダーズ:アート・シェル(Art Shell)3巡、全体の80番目
フィラデルフィア・イーグルス:ハロルド・カーマイケル(Harold Carmichael)1971年7巡、全体の161番目
ピッツバーグ・スティーラーズ:マイク・ウエブスター(Mike Webster)1974年5巡、全体の125番目
サンディエゴ・チャージャーズ:ダン・ファウツ(Dan Fouts)1973年3巡、全体の64番目
シアトル・シーホークス:リチャード・シャーマン(Richard Sherman)2011年5巡、全体の154番目
私はラッセル・ウィルソンだと思います。
2012年3巡で全体の75番目は記憶に新しいところです。
サンフランシスコ・49ナーズ:ジョー・モンタナ(Joe Montana)1979年3巡、全体の82番目
モンタナもまた、評価の低かった選手でした。
セントルイス・ラムズ:ディーコン・ジョーンズ(Deacon Jones)1961年14巡、全体の186番目
カート・ワーナーと言いたいところですが、ワーナーはドラフト外ですから。
タンパベイ・バッカニアーズ:ジョン・リンチ(John Lynch)1993年3巡、全体の82番目
テネシー・タイタンズ:ブルース・マシューズ(Bruce Matthews)1983年1巡、全体の9番目
ワシントン・レッドスキンズ:ダレル・グリーン(Darrell Green)1983年1巡、全体の28番目
1937年の1巡で全体の6番目で指名された、サミー・ボウでも良かったかも、と思います。
「チームにとって価値がある選手」となると、私はどうしても責任も重いQBを選びたくなります。
ここにあげたQBの中では、スター、ブレイディ、モンタナが低い順にながら、名将と呼ばれるHCによって見出されて、超一流選手になったと言えるでしょう。
そう考えると、QBって本当に力を引き出すのが難しい、特殊なポジションだと思います。
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