【NFL】「ミラクルプレイTOP10」に見るNFLの歴史的プレイ~「National Football League lore」と言うサイトのすすめ



(NFL JAPANの「ミラクルプレイTOP10」と言う動画)

NFL JAPANの動画サイトに

「ミラクルプレイTOP10」(原題:TOP 10 Miraculous plays of all-time)

と言う動画があります。

タイトル通り、このれまでのNFLの歴史の中で起きた、奇跡的なプレイを集めたものです。

この10個のプレイには、ひとつを除いてニックネームがあり、そのほとんどに英語版のWikipediaのサイトがあるほど有名なものばかりです。

簡単ではありますが、ひとつひとつの解説を書いておきます。

出典はWikipedia(英語版)の「National Football League lore」です。

10位:River City Relay (2003年12月21日: ニューオリンズ・セインツ対ジャクソンビル・ジャガーズ)

この試合を落とすとプレイオフが絶望となるセインツは、7点をリードされた残り7秒からのプレイで、ラテラルパス(後方へのパスで、い一つのプレイの間に何回やってもかまいません)をつないで、TDをあげた奇跡的なプレイです。

ラテラルパスがこんなに決まるのは、後述する3位のものを除けば、なかなかないです。

TDで1点差まで迫り、さあ延長戦、と言う直前、名キッカーのジョン・カーニーがエクストラ・ポイントのキックを失敗し、このプレイの甲斐なく、セインツはプレイオフを逃すことになりました。

なお、「リバーシティー」とはジャクソンビルのことで、スーパーボウルがここで開催された時には、滞在者のためのホテルの数が少ないので、川に豪華客船を浮かべ、ホテル代わりとしました。


9位:The Fail Mary (2012年9月24日:グリーンベイ・パッカーズ対シアトル・シーホークス)

7-12でリードされたシーホークスは、残り8秒からルーキーQBラッセル・ウィルソンがヘイルメアリーパスを投げ、これが成功。

逆転勝ちとなりました。

ただしこの試合は注釈が多いもので、まず正規の審判員がストライキの最中で、能力が劣るとされる代替審判員によって運営されたこと。

その審判のうち2人は、このヘイルメアリーパスに対し、パス成功と、パスインターセプトの異なる判定を同時にとっさにくだしたこと。

さらに、ボールをキャッチした選手が、ここに走りこむ前にオフェンシブパスインターフェアランスの反則を犯していたことを、のちにNFLが認めたこと。

などなどが問題になり、この結果、正規の審判員とNFLとの契約交渉が進展する結果となりました。

こう言う「歴史を動かしたプレイ」ではあると思います。


8位:グリーンベイ・パッカーズ対ミネソタ・バイキングス(2000年)

これは「National Football League lore」に名前が載っていませんでした。

しかし有名なプレイです。

QBブレット・ファーブからWRアントニオ・フリーマン(だと思います)へのパスで、フリーマンは倒れながらもボールを確保し、起きあがって走りだし、TDとします。

フリーマンが倒れているときにでも、ディフェンスの選手がタッチしていれば、その時点でプレイが終了するのですが、NFLのルールでは転倒しただけではプレイ終了とならず、ディフェンスの選手のタックルや接触による転倒や、転倒中にタッチや接触がないと、プレイは終了となりません。

ここが日本やカレッジと違うところで、こちらではどう言う理由であれ、転倒すればその時点でプレイ終了です。

ちなみに、オフェンスはひざをつくことで、プレイを終わらすことはできます。


7位:The Hail Mary (1975年12月28日: ダラス・カウボーイズ対ミネソタ・バイキングス)

ヘイルメアリーパスのもっとも劇的とされるプレイのようです。

残り32秒からカウボーイズの「キャプテン・カムバック」ことQBロジャー・ストーバックがエンドゾーンに投げたパスは、ドリュー・ピアソンへの50ヤードTDパスとなり、カウボーイズに逆転勝ちをもたらすことになりました。


6位:The Sea of Hands (1974年12月21日:マイアミ・ドルフィンズ対オークランド・レイダーズ)

レイダーズの残り24秒からの逆転TDパスで、ほぼサックされた状態から、3人のディフェンスの選手の手をかいくぐって成功させたところから、「The Sea of Hands」(手の海?)と呼ばれているものだと思います。

これはディビジョナルプレイオフゲームで、ドルフィンズは過去3年続けてスーパーボウルに出場していて、2連覇中だったのですが、この敗戦で4年連続出場はなくなりました。


5位:Holy Roller (1978年9月10日:オークランド・レイダーズ対サンディエゴ・チャージャーズ)

ビハインドにあったレイダーズですが、残り10秒からQBケン・ステイブラーがファンブル。

そのボールをレイダーズの2人の選手、ピート・バナザックとデビッド・キャスパーがリカバーしようと奮闘するうちに、逆転のTDとなった、と言うプレイだそうです。

このプレイにはのちに「ボールを前進させるためにわざとボールを前方に転がしたのではないか」と言う疑惑がつき、このため、ファンブルに関するいくつかの規定ができたそうです。


4位:The Miracle at the Meadowlands (1978年11月19日: フィラデルフィア・イーグルス対ニューヨーク・ジャイアンツ)

「メドウランドの奇跡」と和訳された有名なプレイです。

17-12でリードしていたジャイアンツですが、時間つぶしのためにランプレイを行ったところファンブル。

そのボールをリターンTDとされ、逆転負けを喫したゲームです。

私の和訳が間違っていたら申し訳ないのですが、Wikipediaによると、当時はまだニーダウンが時間つぶしの手段として一般的ではなかったため、こういうことが起きたようで、これを機に、普及したようです。


3位:Music City Miracle (2000年1月8日:バッファロー・ビルズ対テネシー・タイタンズ)

リードされていたタイタンズは、残り16秒でビルズのキックオフをラテラルパスなどでつないで、逆転のTDとしました。

ただし、フランク・ワイチェックからケビン・ダイソンへのラテラルパス(動画の02:31あたり)は、後方に投げていないのではないか、つまりキックオフリターンでは禁じられているフォワードパス(前方へのパス)ではないかと物議をかもしましたが、ビデオリプレイの結果、ラテラルパスであるとの判定が下されました。

私は何度も別の角度からの動画を見ましたが、ラテラルパスだと思います。


2位:The Helmet Catch (2008年2月3日:ニューヨーク・ジャイアンツ対ニューイングランド・ペイトリオッツ)

第42回スーパーボウルでの、ジャイアンツ最後のドライブで起きたものです。

10-14でリードされていたジャイアンツは、残り2分前後から始まったこのドライブが失敗 すれば敗戦、という状況でした。

このプレイはQBイーライ・マニングが、サックされそうになったのをかいくぐって投げたもので、それをデイビッド・タイリーがヘルメットにボールを押し付けるようにしてキャッチしたものです。

この動画の10個のプレイの中で、唯一私がリアルタイムで見ていたもので、どちらかと言えば、マニングがサックを逃れて投げたことの方に驚きました。

ジャイアンツはこのドライブを逆転のTDパスに結び付け、大方の予想を裏切り、ペイトリオッツの「パーフェクトシーズン」を阻止しました。


1位:The Immaculate Reception (1972年12月23日: オークランド・レイダーズ対ピッツバーグ・スティーラーズ)

6-7でリードされていたスティーラーズは残り22秒、自陣40ヤードの4thダウン10ヤードで、QBテリー・ブラッドショウがロングパスを投げます。

ボールはブラッドショウが狙った選手の手には入りませんでしたが、はね返ったボールをRBフランコ・ハリスがキャッチ。

そのままエンドゾーンへ駆け込み、逆転のTDとしました。

このプレイに対するファンの思い入れは強く、たしか今でも、ピッツバーグの空港には、このボールを捕る直前のハリスの像があると聞いたことがあります。

一方でレイダーズ側は、ハリスのリターンの最中にクリッピングの反則があった、と主張しているようです。

なお、「Immaculate Reception」とは、キリスト教のカトリックで使われている「無原罪の御宿り(Immaculate Conception)」からきたものです。


「National Football League lore」のすすめ

前述しましたが、これらのプレイはWikipedia(英語版)の「National Football League lore」で調べて書きました。

このサイトには、これまでNFLで起きた記憶されるべきプレイやゲームがたくさん載っています。

NFLの歴史を知りたい人には、たまらないサイトだと思います。

なお、「National Football League lore」に記載がある中で、この動画にランクインされてもよかったんじゃないか、と個人的に思うものの中に、以下のものがあります。

・The Catch (1982年1月10日:ダラス・カウボーイズ対サンフランシスコ・49ナーズ)

・4th and 26 (2004年1月11日:グリーンベイ・パッカーズ対フィラデルフィア・イーグルス)


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