【ラグビーワールドカップ2015】日本対アメリカ戦~最強の敗者としてイングランドを去るにふさわしい試合



(2015年10月12日の日本代表対アメリカ代表の試合のハイライト動画

 USA v Japan - Match Highlights and Tries - Rugby World Cup)


日本時間の10月12日早朝に行われた、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会の日本代表対アメリカ代表の試合、テレビで見ました。

結果、28-18で日本が勝ちました。

日本はこの試合の前日、スコットランドがサモアに勝ったため、プール敗退が決まりました。

日本にとっては、中3日で行われたスコットランド戦で敗退したことが響いた形となりましたが、スケジュールは最初からわかっており、それを見据えて準備を進めていたはずですから、日程を恨むのはどうかな、と思います。

私としては、ベスト8入りできなかった残念さはほとんどないです。

それより、これまで1勝しかできず、この大会でも目覚ましい結果は出せないんじゃないか、と思ってい(失礼!)たチームが、3勝も挙げてくれたことの方がはるかに嬉しいです。

ラグビーワールドカップ史上、プール戦で3勝を挙げたチームがベスト8入りできなかったのは、史上初だそうです。


最近のいい方をすれば、十分以上に「傷跡を残せた」大会だったと思います。

日本代表は、きょう10月13日に帰国し、会見を開くそうです。

ワールドカップtwitter公式アカウントは、

「日本はここで大会を去ることになるが、素晴らしいチームだった」

と言うようなツイートを、動画入りで行っています。





1.対アメリカ代表選の感想

南アフリカ戦から中3日で試合も、主力を温存し、その試合から先発を13人も入れ替えてきたアメリカ。

今大会でまだひとつも勝てていませんから、最終戦に勝つことに執念を燃やしていることがわかりました。

実際、アメリカ代表のパフォーマンスは素晴らしいものでした

日本から何度もターンオーバーを奪い、そしてターンオーバーをなかなかされませんでした。

ただ最後の最後でボールを奪われました。

追いつけないでもないシチュエーションだっただけに、これは悔やまれるものだったと思います。


とにかく、日本を応援する者にとっては、想像以上に厳しい試合だったと思います。

アメリカに反則(とくにスローフォワード)やノッコンが少なければ、わからない試合だったと思います。

ただスローフォワードは日本がさせたものが多かったようです。


2.久しぶりにワールドカップを見て思ったこと。

私はシーズンに母校の試合をテレビで2~3試合見るぐらいのラグビーファンです。

そのレベルから見たワールドカップは、想像のはるかに上に行くとてつもなくレベルの高いものでした。

まずミスが少ないです。

ノッコンは少ないし、ラインアウトはほとんど相手に奪われない。

パスワークもミスがほとんどない。

世界レベルのラグビーはこんなにすごいのか、と驚きました。


3.今大会の日本代表を見て

いや、本当に強くなったな、と思います。

印象に残ったのは

・相手にトップスピードに乗らせ、突進する前に止めることができていたタックル

・モールやスクラムでも負けない強さ

・イエローカードがなかった(いや、1枚あったかな)規律の高さ

・一発で止められなくても、その後きちんと止めるフォロワーシップの高さ

などです。

これらを実行するために、「世界一の練習」を組んできたそうですが…

やっぱりそこまで練習しないとここまでは戦えないのか、と言う厳しさを感じるとともに、練習すればここまで来れるのか、と言う明るさも見せてくれました。

素晴らしいチームだったと思います。

昨日の試合後の五郎丸選手や田中選手が実質号泣しているのをみると、よくここまでのチームになるまでがんばってくれたと思います。



(五郎丸選手、涙のインタビューの動画

 Ayumu Goromaru: Man of the match award for squad)

ワールドカップtwitter公式アカウントも

「日本はこの大会から去るが、これから長い間、この瞬間と共に、その素晴らしさを記憶されるだろう」

みたいなことを言っています

(あくまでも「みたいなこと」です)





5.2019年日本大会に向け

今大会は、次回の日本大会に希望を持たせなければいけない大事な大会でした。

でも大会前はさっぱり盛り上がってませんでした。

しかし南アフリカに勝って、空気は一変しました。


これで堂々と2019年大会を開催することができるでしょう。


こんなツイートを見かけました。




このツイートと、ここに書かれた現象は衝撃的でした。

私は他にも野球とアメリカンフットボールを見ますが、ラグビーが一番おもしろさとルールを伝えるのが難しいと思っていました。

ルールもそれなりに難しいところもあり、私も7割ぐらいしかわかっていませんし。

でも、昔からラグビーを見ている人は、だいたい

「やっぱりラグビー(のルールと適用)は難しい」

と言っているように感じます。

それでも何度も見ようとされるのですから、ルールがあまり分からなくてもおもしろく思う人が多くなったのは、不思議ではないでしょう。


私程度の観戦しかしないものが言うのはおこがましいですが、今回、一気にラグビーがブレイクしたことは本当に嬉しいです。


この写真は2年前に表参道辺りを歩いていたときにとった写真です。

20151012山田と松田の花

松田宣浩選手(福岡ソフトバンクホークス)の右後ろに、山田章仁選手の名前が見れます。

当時、この写真を見せても、松田選手のことは知っていても、山田選手を知る人は少なかったです。

これからはそんなこともなくなるでしょう。

「ああ、サモア戦でダイビングトライを決めた選手ね」

と。


そして、アメリカ戦後の日本のtwitterトレンドはこんな感じです。

20151012ラグビー最終戦のトレンド

20151012の朝のtwitterトレンド


しかし、いいね、いいねと思う一方で、日テレでアメリカ戦が終わった後に「ZIP!」が始まったのを見て、ちょっと心配になりました。

この時、渋谷のスクランブル交差点が映されましたが、普通の休日の朝6時ごろと同じく、静かなものでした。

でも、これからはラグビーの大きな大会の後には、ここで警察が出動して誘導するような事態になるかもしれない。

少なくとも2019年にはそうなるでしょう。

世界中からワールドカップを見に来るのですから。


見ていないサッカーも含め、私は野球やアメフトにくらべ、ラグビーの観客席が大好きです。

日本固有の規制もあるのですが、ラグビーの応援は組織だったものは少なく、試合が動かないかぎり比較的静かで、盛り上がるときは盛り上がる、と言う、自然なものだからです。

このモラルが崩れるかもしれない、と言うことを懸念します。

(今でもちょっと変わってきたようですが)

素晴らしいチームは素晴らしいファンとその応援に支えられるべきだと思います。

2019年、我々はラグビーワールドカップを開催する強豪国で暮らす者として、モラルを持って、外国の代表を迎えたいものだと思いました。




(2019年大会でも活躍が期待される松島選手のトライの動画。

 これを生んだのは、同じく同大会で活躍が期待される藤田選手の素晴らしいパフォーマンスでした

 TRY: Japan make a flying start against USA)


6.海外の反応

外国の人から見たラグビー日本代表のプレイぶりをまとめたサイトへのリンクを貼っておきます。

「海外「ラグビー日本代表の奮闘は予想以上だった!」 敗退決定もW杯3勝に賞賛の声 【海外の反応】」へのリンク

「【ラグビーW杯】日本がアメリカを下し3勝で今大会を終える【海外の反応】 - ふろぺじ! 海外の反応」へのリンク

「(ラグビーW杯実況スレ)日本vsアメリカ(海外の反応) - 海外のお前ら」へのリンク

最初のものが時系列になってて興味深かったです。

「・アメリカが日本と対戦するたびに、ソーシャルメディアが吐き出す真珠湾/ヒロシマのコメントは楽しみにしていない。」

今回これはないと思っていました。

アメリカではNFLのサンデーゲームの真っ最中でしたから。

(私もきになってましたし)

ときどきアメリカのtwitterトレンドを見ていましたが、「rugby」の「r」の字も見かけませんでした。


印象に残ったのは、日本がワールドカップの舞台から姿を消すのが残念だ、と言う内容のいくつかの書きこみ。

「世界から尊敬されるようなプレイをしたい」

と言うエディー・ジョーンズHCの願いは、十分に達成されたと思います。


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