平成27年 第63回 全日本剣道選手権大会の感想



(決勝戦の決勝 西村選手対勝見選手の動画)

昨日行われた、第63回 全日本剣道選手権大会をテレビ観戦した感想を書きます。

かなり自分の感情を書くことになると思いますが、選手を非難するものではないです。


1.西村選手と梅ケ谷選手の準決勝

西村秀久五段(大分)梅ケ谷翔三段(福岡)が戦った準決勝は、こう言う決まり方もあるんだなぁ、と思わせる珍しい形で決まりました。

まず、両者に、「不当なつばぜり合い」の反則が与えられました。

(とにかくつばぜり合いの長い試合でした)

その後、延長で梅ケ谷選手がひき技を出した後、西村選手が押し出すような形で梅ケ谷選手を場外に出し(と私には見えました)、梅ケ谷選手に「試合中に場外に出る」反則が与えられました。

これで梅ケ谷選手が反則2回で、西村選手の一本勝ちとなりました。


こう言う勝ち方ってどうなんだろう、と思ってtwitterを見てみたところ…

この試合に賛否の両方の声が上がっていることがわかりました。

どちらかと言うと「否」のツイートが多かったように感じました。

私も、なんとなく残念な終わり方だな、と思っていました。


私はアメリカンフットボールが大好きです。

そして、ルールの中ではどんなことをやってもいいから、好きなチームには勝ってほしいと考えています。

たとえば、わざと相手に得点させる、と言う「こすい(ずるい)なぁ」、と思うプレイもありますが、それでもいいから勝ってほしいです。


しかし剣道では、一本で勝負が決まってほしいなぁ、と考えています。

反則で勝負が決まるのは、どっちを応援しているとか関係なく、なんとなくもやもや感が残ります。


西村選手は、準々決勝も相手の反則2個で勝ちました。

いずれも、相手が「自己の竹刀を落とす」と言う反則です。

西村選手がうまく落とさせたように見えました。


西村選手の勝ちあがり方に不満を持つツイートは少なくなかったです。

でも、考えてみれば、剣道と言うのはもともと生きるか死ぬかの闘いから生まれたものですから、相手がどうあれ剣を落としてしまうということは、死に近づくことになるでしょう。

そして場外はと言えば、断崖絶壁とかで闘っていたとしたら、外に出るというのは、死を呼ぶ行為になると言えるかもしれません。

ですから、西村選手の勝ちあがり方に不満を言うのは、甘いんだろうかな、と思います。

西村選手が決勝に進出したのは、堂々たる戦いの結果だと言えるでしょう。



2.決勝戦を見て

このような経緯があったのせいか、twitterでは、

「決勝は(西村選手と対する)勝見洋介五段(神奈川)に勝ってほしい」

と言う内容のツイートを、かなり見ました。

しかし、試合が終わると、西村選手を讃えるツイートを多く見ることになりました


西村選手が飛び込み面で先制した直後、すぐに、またも飛び込み面(「小手すりあげ面」かも)で一本を連取。

豪快な勝ち方でした。

準決勝までの西村選手は、とった一本は小手と反則の累積のみでしたので、多くの人がこのような展開を予想していなかったと思います。

私もそうでした。


一本取った直後に連取したのは素晴らしかったと思います。

勝見選手が油断していたわけはないと思います。

決勝まで来る選手ですから。

ただ、決勝戦なだけに、動揺はあったかもしれません。


西村選手は、動揺しているかもしれない勝見選手が立ち直らないうちに、と考えて、勝負をかけたのかもしれません。

また、自分が守りに入ってしまわないうちに、とも考えたのかもしれません。

それはどうだかわかりませんが、とにかく見事な連取でした。


西村秀久五段(大分)、優勝おめでとうございます。


3.梅ケ谷選手の将来が楽しみ

前述した梅ケ谷選手ですが、とても印象に残りました。

とにかく姿勢がきれいでした。

だいたい剣道の選手は姿勢がいいものですが、その中でも、梅ケ谷選手の背筋がぴんとのびた姿はきれいでした。

こう言う選手に強くなってほしいものだと思いました。


梅ケ谷選手は現在中央大学法学部2年生の20歳。

もし優勝していたら、史上最年少だったそうです。

西日本新聞「梅ケ谷(中大)最年少Vの好機 11月3日 全日本剣道」へのリンク

この記事の中にあるよう、福大大濠高校の出身だそうです。

(準々決勝 梅ケ谷選手対高見選手の動画)




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