【NFLワイルドカードプレイオフ2015】あまりにも残念な結末だった、スティーラーズとベンガルズの結末

NFLでは昨日から2015年度シーズンのプレイオフが始まりました。

そのワイルドカードの2戦目、ピッツバーグ・スティーラーズ対シンシナティ・ベンガルズの試合は劇的でもあったのですが、最後はあまりにも残念なプレイでほぼ勝敗が決まってしまいましたので、そのことを書いておきます。

下記リンク先の動画をもとに書いていきます。

YouTube NFLチャンネル公式「Steelers vs. Bengals | AFC Wild Card Highlights | NFL」へのリンク

1.ベンガルズ、5点差を追う

試合は残り1分56秒で、スティーラーズが15-10と1点差でベンガルズをリードしていました。

しかしベンガルズはスティーラーズ陣25ヤードまで攻め込んでいて、タッチダウンをとれば逆転。

それは十分に可能な状況でした。

動画の05:14のところから次のプレイが始まります。

QBのA.J.・マカロンがWRのAJ・グリーンへTDパスを決めます。

FGで逆転されないように2ポイントコンバージョンを試みますが、これには失敗。

しかしこれで15-16とベンガルズがリードします。


2.スティーラーズ、逆転のドライブ開始

逆転されたものの、スティーラーズには1:43の時間と、3つのタイムアウトが残されました。

自陣14ヤードからの攻撃と、ドライブを開始するにはやや厳しい位置でしたが、FGで逆転するには十分な状況でした。

その最初のプレイが動画の05:42から。

なんとQBランドリー・ジョーンズのパスが、スティーラーズ陣26ヤードで、インターセプトされてしまいます。

これでほぼ勝負はベンガルズのものになった、と言うのがネットの空気でしたし、私もそう思いました。

ここからでもいいのですが、ベンガルズはランプレイで時間をつぶし、もう少し前進できればFGで.4点差となります。

前進できなくても、この位置からでもFGが決まる確率が高いです。

そうなるとスティーラーズはFGではなくTDをとらないと負けてしまいます。

この状況から、ほぼベンガルズの勝ちだと思いました。


3.ベンガルズ、ランで時間をつぶしにかかる

想像通り、ベンガルズのプレイはRBジェレミー・ヒルのランでした。

しかしここでも信じられないことが。

動画の05:54からのプレイです。

ヒルが6ヤード進んだところでファンブルさせられます。

これをスティーラーズがリカバー。

スティーラーズ陣9ヤードのところでプレイが終わります。


4.スティーラーズ、再び逆転FGを目指す

スティーラーズは、負傷でサイドラインに下がっていたエースQBベン・ロスリスバーガーをフィールドに送りこみました。

自陣9ヤード、残り時間1:23でタイムアウトが3つ。

前回のドライブ開始から20秒ほど時間がなくなり、5ヤードほど後退しましたが、それでも逆転可能な状況でした。

「ビッグ・ベン」率いるオフェンスはギャンブルをしながらも前進。

残り22秒のところでタイムアウトを使い果たしましたが、ボールは敵陣47ヤード。

FGを蹴るにはせめてあと10ヤードぐらいは進みたいところです。

かなり苦しい状況になりました。

しかし次のプレイで、一気に状況が変わりました。

動画の06:29のところからのものです。

ロスリスバーガーがQRアントニオ・ブラウンに投げたパスは失敗に終わりましたが、タックルに行ったCINのバーフィクトのプレイが、アンネセサリィ・ラフネス、つまり不要なプレイと判断され、これでスティーラーズが15ヤード前進することになりました。

これでベンガルズ陣32ヤードからの攻撃となりますが、ここからFGを蹴っても入るかどうか…

外しても仕方がないかなぁという地点だと思われます。

しかしまたも信じられないことが。

反則の判定に納得がいかないベンガルズのアダム・ジョーンズが、審判に「Fワード」を含む暴言を吐き、これがアンスポーツマンライク・コンダクト、つまりスポーツマンらしくない行為、と判定され、さらにスティーラーズが15ヤード前進することになりました。

ボールはベンガルズ陣17ヤードへ。

ここからならほぼ自動的にFGは決まります。

残り時間はまだ18秒あり、スティーラーズはまだ攻撃して時間をつぶす余裕もありましたが、ターンオーバーを恐れたためか、次のプレイで早々にFGを決め、18-16と逆転しました。

動画の07:10のところから始まるプレイです。

試合はその後、ベンガルズのキックオフリターンと1プレイがあったのですが、そのまま終わりました。


5.批判されるべきプレイ

ファンブルさせられたベンガルズのRBヒルは、試合後こうツイートしています。




「俺のせいだ」

で始まるツイートでした。

しかしこのツイートには

「君のせいじゃない。

バーフィクトとパックマン(アダム・ジョーンズのニックネーム)のせいだ」

と言う返信が最初にありました。

バーフィクトのプレイについて批判することはとても微妙だと考えます。

一生懸命に行った末に「はずみ」で発生したものだとも言えなくないですから。

ジョーンズがその後審判に抗議した気持ちもわかります。

ですが、タックルされた選手の選手生命をも脅かしかねないタックルに思えますので、「はずみ」とは言え反則とされても不思議はないと考えます。

ああ言う「はずみ」はなくすべきですから。


問題はジョーンズの暴言による反則。

いろんな意味でチャレンジすることはできまないプレイですし、抗議したところで判定は覆りません。

あそこは冷静になって、次のプレイに備えるべきだったと考えます。


私は、プレイの成否については、ネットで批判しないようにしています。

一生懸命頑張ったって、相手がいることですから、成功するとは限らないからです。

ヒルのファンブルについては、ネットではスティーラーズディフェンスの執念が称えられていました。

しかし、ジョーンズの抗議は、その気持ちはわかりますが、一生懸命頑張れば、我慢することはできたはずです。

そうなると結果はどうなっていたか…

前述の通り、バーフィクトの反則だけではFGが決まる確率は十分ではなかったと思われます。

例えプレイが成功しないことがあっても、こう言うミスをおかさないことがプロだと考えます。


ジョーンズはこれからベンガルズのファンに非難されることでしょう。

それは当然だと考えます。


バーフィクトとジョーンズの反則が起きるまで、この試合は、ベンガルズやスティーラーズのファンでなければ、ものすごく楽しめた試合だと思います。

2分弱の間に、こんなにいろんなことが起きるのか、と。

これまでアメリカンフットボールを見てきて、もうこれ以上スリリングな試合はみられないだろう、と思うことがよくありました。

それでもこの試合のように、またもスリリングな試合が形を変えて行われます。

これだからアメリカンフットボールのファンはやめられないのですが。


それだけに、がんばれば防げた行為でほぼ試合が決まったのは、とても後味が悪いものでした。



(トップにリンクを貼ったものとほぼ同じ動画

 少しですが、日本語解説あり)

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ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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コメント

バーフィクトとジョーンズについて
バーフィクトは先週のBAL戦でも無防備な新人TEウィリアムスの頭部を狙ってヒットしたり、過去にも、ロスリスバーガーへのローヒットや、キャムニュートンの足をわざと捻る等、危険行為の常習者ですので、「はずみ」では無いでしょうし、審判団も判っていたと思います。バーフィクトこそ非難されるべきです。
むしろ、ジョーイポーターの挑発に反応してしまったジョーンズのほうが、まだ同情の余地はあると思います。

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