NHK 「NFLスーパーボウル50周年記念特集『いま語ろう!伝説の名場面』」の感想

昨日NHK BS1にて放送された

NFLスーパーボウル50周年記念特集『いま語ろう!伝説の名場面』」

のことを書きます。

なお、再放送はNHK BS1で、1月26日(火) 18時00分~18時50分にあります。

見逃した方は、ぜひご覧ください。

1.アメリカ人が答えた、心に残る過去の名場面ランキング

第10位)第37回 タンパベイ・バッカニアーズ対オークランド・レイダーズ

前年、スーパーボウルに進出できなくて、レイダーズからバッカニアーズへトレードされた、ジョン・グルーデンHC

HC(ヘッドコーチ)は日本で言えば監督だと思ってもらえないいんですが、監督をトレードするってすごいな、と思ったのはさておき…

グルーデンはトレード先のバッカニアーズをスーパーボウルに導きました。

ここには完ぺきなディフェンスがあり、レイダースをたたきのめしました。

(このときのバッカニアーズのディフェンスの成績はトップで、レイダースのオフェンスもトップ。

 いわば「矛盾」の故事成語が実現した試合でした)

結果はグルーデン率いるバッカニアーズの勝利。

みごとにトレードされた雪辱を果たしたと言えるでしょう。

グルーデンは前年までレイダースのQBリッチ・ギャノンを見ていましたから、クセも知っていました。

彼は自らをギャノンに見立てさせ、ディフェンスに対策を考えさせました。

そう考えると、この「グルーデンボウル」にバッカニアーズが勝ったのは必然と言えるでしょう。

(グルーデンは「チャイルド・プレイ」の人形、チャッキーにんているので、一部では「チャッキーボウル」と呼ばれてました)

YouTubeNFL公式チャンネル「Super Bowl Snapshots: Dexter Jackson Remember Super Bowl XXXVII | NFL」へのリンク


第9位)第36回 ニューイングランド・ペイトリオッツ対セントルイス・ラムズ

QBトム・ブレイディとQBカート・ワーナーの新旧シンデレラ対決となったこの大会は、大方の予想を覆してペイトリオッツが初優勝。

今に続くペイトリオッツ王朝の始まりとなりました。

試合を決めたのは後述のKアダム・ビナティエリでした。

のちに「スパイゲート事件」と呼ばれる事件も発覚しました。



(Super Bowl XXXVI: Rams vs. Patriots highlights)


第8位)第45回 グリーンベイ・パッカーズ対ピッツバーグ・スティーラーズ

終盤追い上げるスティーラーズを、ファンブルさせたパッカーズディフェンスの活躍で、ほぼ勝利が決まったゲームでした。



(Super Bowl XLV: Steelers vs. Packers highlights)


第7位)第32回 デンバー・ブロンコス対グリーンベイ・パッカーズ

ここまで3回スーパーボウル出場もすべて大差で敗退しているブロンコスのQBジョン・エルウェイにとって、最後のスーパーボウル制覇のチャンスと言われた試合。

圧倒的にパッカーズ有利とされていましたが、エルウェイの「ヘリコプター」と呼ばれることになるガッツあふれるスランブルなどもあって、番狂わせでブロンコスとエルウェイが初めて勝ったスーパーボウルとなりました。

なお、「最後のチャンス」とはならず、エルウェイは翌年もスーパーボウルに勝って引退しました。

YouTubeNFL公式チャンネル「Top 10 Super Bowls of All-Time | #4: Packers vs. Broncos (Super Bowl XXXII) | NFL Films」へのリンク

第6位)第27回 バッファロー・ビルズ対ダラス・カウボーイズ

3年連続出場のビルズと、70年代を最後にスーパーボウルから遠ざかり、一時は1勝しかできないチームにまでなりさがったカウボーイズの対戦は、一方的にカウボーイズが勝ったゲームとなりました。

ここから90年代のカウボーイズ王朝が始まりました。

マイケル・ジャクソンがハーフタイムショウに登場し、この回からハーフタイムショウではメジャーなタレントを起用することになりました。

YouTubeNFL公式チャンネル「Cowboys vs. Bills: Super Bowl XXVII & XXVIII Highlights | 50 Years of Glory」へのリンク


第5位)第47回 ボルチモア・レイブンズ対サンフランシスコ・49ナーズ

試合中に停電が起きると言う、スーパーボウル史上初めての珍事があったゲーム。

大差をつけられた49ナーズが、猛烈な追い上げをしたものの、あと一歩及ばずにレイブンズが勝ったゲームでした。

なお両チームのHCが実の兄弟、と言う珍しいカードでもありました。



(Super Bowl XLVII: Ravens vs. 49ers highlights)


第4位)第23回 シンシナティ・ベンガルズ対サンフランシスコ・49ナーズ

ジョー・モンタナの「ザ・ドライブ」があったゲームでした。

モンタナは残り3分余りで90ヤード前後をドライブ。

最後はWRジョン・テイラーへのTDパスで逆転しました。

YouTubeNFL公式チャンネル「Super Bowl XXIII: Bengals vs. 49ers」へのリンク


第3位)第48回 シアトル・シーホークス対デンバー・ブロンコス

前年の負傷から復活したペイトン・マニングが率いる超攻撃的チームのブロンコスを、初めてスーパーボウルに出る2年目のQBラッセル・ウィルソンが率いるシーホークスが、完膚なきまでにたたきのめした試合でした。

近年では珍しく大差がついたゲームで、つまらない試合と言う声もありますが、あのマニングを抑えたシーホークディフェンスを見るのがおもしろい、とも言われた試合でした。



(Super Bowl XLVIII: Seahawks vs. Broncos highlights)

第2位)第42回 ニューイングランド・ペイトリオッツ対ニューヨーク・ジャイアンツ

圧倒的な戦力を誇り、NFL史上2チーム目となるパーフェクトシーズン(シーズン全勝)達成間違いなし、と言われたペイトリオッツに、若きQBイーライ・マニングが挑んで倒した、超番狂わせのゲームでした。

試合のハイライトは、ジャイアンツ最後のドライブでの、マニングからTEデビット・タイリーへのパス。

ぎりぎりヘルメットを使ってのキャッチだったので、「ヘルメットキャッチ」と名付けられて歴史に残っていますが、何よりサック寸前で逃れたマニングの動きが素晴らしかったと思います。

よく投げましたよ。

しかしこの試合の実質的な功労者は、ブレイディに破壊力を発揮させなかったジャイアンツディフェンスを指揮した、スパニュオーロDCではないかと言われています。

YouTubeNFL公式チャンネル「Giants vs. Patriots Grudge Match | Super Bowl XLII | NFL」へのリンク

第1位)第49回 ニューイングランド・ペイトリオッツ対シアトル・シーホークス

最後のワンプレイで試合が引っくり返ったゲームでした。

シーホークスオフェンスは、ペイトリオッツのゴール前に迫っていて、逆転勝ち間違いなしと思われていたのですが、QBウィルソンが投げたパスが、ルーキーCBマルコム・バトラーがインターセプトして逆転を阻止したゲーム。

「あの状況ではランで行くべきだったろう」

とか

「いや、あれはパスでいいんだ」

と全米の人たちが3週間にわたって議論したと言われるプレイでした。

なお、ペイトリオッツのビル・ベリチックHCも、あそこはパスでよかった、と言っているそうです。

と言うか、ベリチックがそう追い込んだとも思えなくもないのですが。

(私はパスで行くべきで、インターセプトした方がすごいと思います)

「あれは、投げたQBもWRも、CBも完ぺきな動きで、とても再現できないプレイ」(高嶋政宏さん)

とのこと。



(Super Bowl XLIX: Patriots vs. Seahawks highlights)


2.出演者とアメフトとのかかわり合い

1)木村祐一さん

前述の第23回がすごかった、と言うはなしを聞いて、第24回から見ることになったそうです。

2)斎藤ちはるさん

お父さん(46歳現役QB)の影響でアメフトを見ることに。

お父さんはジョー・モンタナに憧れていて、最初はモンタナと同じ背番号(16)をつけていたとか。

今はたしか14番です。

斎藤ちはるさんのことは、後でも書きます。

3)カンニング竹山さん

もともと飛行機好きで、ある日ある飛行機を見てたら、シーホークス仕様の旅客機を見て、これはなんだ、と思ってスーパーボウルを見てはまったそうです。

「なんとなくビンス・ロンバルディに似ていないか」

と他の出演者に言われて

「いろんなところで、いろんなHCに似てると言われてるんですよ」

と答えてました。

グリーンベイ・パッカーズのファンであることは語られてなかったように記憶しますが、パッカーズを復活させ、第1回と2回のスーパーボウルを制した、伝説のロンバルディに似ていると言われるのは、かなり嬉し勝ったんじゃないかと想像します。

4)高嶋政宏さん

忘れられないのは、ワシントン・レッドスキンズの「ディーゼル」ことRBジョン・リギンスだそうです。

第17回スーパーボウルで、4thダウンギャンブルで独走TDを決めたプレイは忘れられないそうです。

YouTubeNFL公式チャンネル「Super Bowl XVII: Dolphins vs. Redskins | NFL」へのリンク


3.ビデオメッセージ

1)武蔵川親方(元武蔵丸関)

米国生まれなので、スーパーボウルは正月の祭り。

これを見ないと新年が始まらないそうです。

忘れられないのは第43回のピッツバーグ・スティーラーズ対アリゾナ・カージナルス

ハワイの人たちがスティーラーズでプレイしていて、クリス・キモイアトゥは親戚だそうです。

そしてその試合を決めたWRサンアントニオ・ホームズのパスは、普通はとれないよ、と褒めていました。



(Super Bowl XLIII: Cardinals vs. Steelers highlights)

2)フローラン・ダバディ

高校時代からサンフランシスコ・49ナーズのファンだそうです。

忘れられないのは第44回大会スーパーボウルで、スタンドで観戦していたそうです。

ハリケーン・カトリーナにおそわれ、街が大変なことになったニューオリンズですが、それに苦しむ人のために勇敢に戦ってインディアナポリス・コルツをやぶったニューオリンズ・セインツのことが忘れられないそうです。



(Super Bowl XLIV: Saints vs. Colts highlights)


4.タック牧田氏の話し

タック牧田氏は、以前も書きましたが、著書は何冊か読んでいて、東京ドームでみかけたこともありますが、声を聴いたのは初めてでした。

牧田氏はアメリカ生まれ。

日本に来て関西学院大学でRBをプレイ。

選手としては大成できなかったものの、フットボールで何者かになりたい。

そう思って28歳で渡米したそうです。

そkでアメリカンフットボールの写真をとって売るも、門前払いの繰り返し。

しかし、ニューヨーク・ジェッツの関係者に写真を見せたら、

「あんたはフットボールがわかってるね」

と言われ、グランドに降りて写真をとることができるパスをもらい、本格的にフットボールフォトグラファーとなったそうです。

第1回スーパーボウルから写し続けている、わずか4人の写真家の一人で、多くの関係者から敬意を払われているそうです。

YouTubeNFL公式チャンネル「Chiefs vs. Packers | Super Bowl I Highlights | 50 Years of Glory | NFL」へのリンク

試合の時、フォトグラファーは場所の取り合いをするそうですが、牧田氏のために空けられている一角があるそうです。

牧田氏の写真の特徴は、シャッターを切るのが、手からボールが離れた瞬間など。

結果をとらず、想像力を高める写真だそうです。

これまでのスーパーボウルで忘れられないのは第3回。

ニューヨーク・ジェッツ対ボルチモア・コルツスーパーボウルは忘れられないそうです。

天地がひっくりかえってもジェッツが勝つことがない、と言われた試合で、結果ジェッツが勝ち

「世紀の番狂わせ」

と言われた試合です。

試合終了後、牧田氏がエンドゾーンからHCのもとへ歩み寄ると、ハグされて大泣きされたそうです。

(そのHC、ウィブ・ユーバンクは、AFLとNFLを制した唯一のHCです)

現在牧田氏は83歳ですが、それでも大きなカメラ機材を持って、撮影を続けているそうです。

「私の魂を揺さぶるものをもう一度見たい。

今度のスーパーボウルがそうなってくれれば」

と最後に語っていました。

著書とはかなり違う、穏やかなイメージの特集でした。



(Super Bowl III: Jets vs. Colts highlights)


5.斎藤ちはるさんの司会ぶり

久しぶりに声を聴きました。

NFLマニアとも言える人々の前での司会でしたが、臆することなくこなしていたと思います。

事前にブログにこんなことを書いてました。

「(アメリカンフットボールには)ひとつひとつのプレーに意味があって、

ひとつひとつの行動が計算されている。

知力と体力の究極のスポーツが、アメフトです。

こんな楽しいスポーツを知らないなんて、人生損してる!!

って胸張って言えるくらい素晴らしいスポーツ。

アメフトの世界への一歩を、この番組を通じて踏み出してみませんか??」

「嬉しい報告!アメフ トは奥深い。(´>∀< `) | 乃木坂46 斎藤ちはる 公式ブログ」より)

いいですねぇ、まったくその通りで、アメフトファンが言いたいことすべて書いてくれたと思います。

またアメフトの番組に出てくれることを期待してます。



(ラジオ番組乃木坂46の「の」で、乃木坂46斎藤ちはる(さいとうちはる)さんがアメ­フトの魅力を北野日奈子(きたのひなこ)さんと和田まあや(わだまあや)さんに説明!­?)


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ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。
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コメント

No title
タイトルが立派すぎたので、内容が伴わなくてただただ期待はずれ。適当な映像を見せてにわかファン達の感想を聞かせてるだけ。タイトルはせいぜい「ここ10年を振り返る」程度でよかったのでは?
毎年生放送でSBを放映しているNHKの貢献は認めるが、この内容は残念の一言に尽きる。

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