【スーパーボウル】「忘れられてしまった」偉大なプレイのまとめ

こんな記事がありました。

「'Kearsed': The greatest 'forgotten' plays in Super Bowl history」へのリンク

邦訳すると、多分

「スーパーボウルの歴史の中で、「忘れられてしまった」偉大なプレイ集」

と言うことになるかと思います。

興味がありましたので、どんなプレイが挙げられているか、調べてみました。

前文で、「忘れられてしまった」偉大なプレイのひとつとして挙げられているのが、第49回スーパーボウルでのシアトル・シーホークスのWRジャーメイン・カースのこのキャッチです。



(「Kearse makes one of the greatest Super Bowl catches of all time!」の動画)

キャッチアップを急ぐシーホークスの攻撃の中で、CBがはじいたロングパスを、信じられない集中力と身体能力でキャッチしたカースのキャッチは素晴らしいものでした。

しかしこのプレイも、この数プレイ後に出るペイトリオッツのCBマルコム・バトラーの「ジ・インターセプト」で忘れられてしまった、と書かれているようです。

(でも、カースが捕る前にボールをチップしたCBがバトラーで、このプレイでビッグプレイをする覚悟を決め、それが「ジ・インターセプト」になったことを考えると、そんなに忘れ去られたものでもないと思いますし、忘れられないプレイだとは思いますが)

そう言うプレイを集めたもののようです。


では、記事中に挙げられた、そう言う「忘れられた偉大なプレイ」をのことを書いておきます。

なお、本文はほとんど読んでいません。

手間がかかるので、見出しから来る思い込みだけで書いているのことをご容赦ください。


1.ラリー・フィッツジェラルドの64ヤードTDレシーブ




(「Larry Fitzgerald 64 Yard Touchdown」の動画)

2008年シーズンの第43回スーパーボウルでの、アリゾナ・カージナルスのWRラリー・フィッツジェラルドが、試合残り2分37秒で見せた64ヤードのタッチダウンレシーブのことです。

64ヤードと言っても、ランアフターキャッチがほとんどで稼いだものがほとんどでした。

それだけに、投げたQBカート・ワーナーよりも、フィッツジェラルドの名前がつくプレイなんでしょう。

これで23-20と3点差をつけてピッツバーグ・スティーラーズを逆転。

しかしこの偉大なプレイも、結果として、スティーラーズの逆転ドライブへのおぜんたてになってしまいました。

残り35秒で、スティーラーズのWRサントニア・ホームズがコーナーぎりぎりでTDレシーブして逆転

試合はそのままスティーラーズの勝利で終わりました。

フィッツジェラルドはこの試合でレシーブ7回で127ヤード、2TDでしたので、勝っていればMVPだったかもしれません。


2.ランディ・モスのTDレシーブ

パーフェクトシーズンがかかった第42回スーパーボウルでのニューイングランド・ペイトリオッツ

残り2分42秒にWRランディ・モスは5ヤードのTDレシーブが決め、14-10と再逆転しました。

YouTube「Giants vs. Patriots Grudge Match | Super Bowl XLII | NFL」へのリンク

この動画の1:58からのプレイです。

うまくWRモスは、ディフェンスをうまくかわしてエンドゾーンに回り込み、TDレシーブを決めました。

しかしこれも、フィッツジェラルドのものと同様、その後の相手のドライブ、ニューヨーク・ジャイアンツの逆転ドライブのおぜんたてになってしまいました。

ジャイアンツのドライブには、歴史に残る「ヘルメットキャッチ」も含まれていたため、モスの偉大なプレイは、いっそう影が薄くなったように思えます。


3.ジミー・オアの見落とし

YouTube「#39: Jim Hudson Picks Off Earl Morral Super Bowl III | Top 50 Clutch Super Bowl Plays」へのリンク

第3回スーパーボウルは、AFL代表のニューヨーク・ジェッツが、オッズで19ポイント差をつけられて圧倒的有利と言われたNFL代表ボルチモア・コルツを破った試合です。

まずジェッツに勝ち目はない、と言われていたものの、ジェッツのQBジョー・ネイマスが「ジェッツが勝つことを保証する」と言って物議をかもしたり、このAFL初の勝利が、統合した新NFLの形成に影響を及ぼしたりとか、なにかと意義深い大会です。

この中で起きたのは、このシーズンのNFLのMVPのコルツQBアール・モラルによる、WRジミー・オアの見落としでした。

問題のプレイですが、QBモラルはいったんRBジム・マットにハンドオフ。

マットはは数歩進んで止まり、モラルへボールを戻します。

ここからモラルがパスを投げます。

「フリーフリッカー」と言われるトリックプレイですが、このときモラルは、完全にフリーになり手を振っていたオアを見落としてしまいました。

そして他のターゲットに投げますが、それをジェッツのDBジム・ハドソンにインターセプトされてしまいます。

下記リンク先の動画には、もっと皮肉をこめてこのプレイのことが描かれています。

YouTube「Super Sunday: A History of the Super Bowl 1988 Part 2」へのリンク

2:44からのプレイで、2:50からのナレーションですが

「このスタジアムの中にいるものすべての中で、アール・モラルだけがフリーになったジミー・オアのことが見えていなかった」

とあります。

(フリーになって手を振るオアの後ろに、観客席が見えます。

 どれだけ観客がこのプレイに期待したかがわかる瞬間です)

これは、「忘れられた偉大なるプレイ」にふさわしいのか、ちょっと疑問ですが、この試合、そしてNFLの歴史に影響したことはたしかです。

重大なミスを犯したモラルですが、後年マイアミ・ドルフィンズにバックアップとして加入。

1972年シーズンには負傷したボブ・グリーシーの代わりに数試合先発をつとめ、史上唯一のパーフェクトシーズンに十分に貢献しました。

4.サーマン・トーマスのパフォーマンス

YouTube「#45: Thurman Thomas Super Bowl XXV Highlights | Top 50 Super Bowl Performances」へのリンク

バッファロー・ビルズが初めて出場した第25回スーパーボウルでのRBサーマン・トーマスのパフォーマンスは、期待を裏切らぬ素晴らしいものでした。

ラン15回で135ヤード、5回のパスキャッチで55ヤード、合計190ヤードを走りました。

ラン135ヤードは、スーパーボウルに敗戦したチームのランニングバックとしては新記録となりました。

特に動画の最後のドローからのTDランは素晴らしいものでした。

もしビルズが勝っていればMVPだったでしょうし、負けたものの、MVPはトーマスだったのではないか、と言う声もあるようです。

続く第26回では最初のプレイまでにヘルメットが見つからずにプレイに参加できなかったり、第27回と第28回では致命的なファンブルを犯したりと、スーパーボウルでは活躍できなかったイメージがあるかもしれませんが、第25回のトーマスのパフォーマンスは、まさに「忘れられた」偉大なるものでした。


5.ビル・カウアーのオンサイドキック

米Yahoo「Steelers surprise Cowboys with onside kick」へのリンク

第30回スーパーボウルで試合残り11分20秒で10-20と追いかける展開となったピッツバーグ・スティーラーズ

HCビル・カウアーは、試合時間がまだ十分にあるにもかかわらず、オンサイドキックを指示。

これに成功し、17-20となるTDドライブに結びつけました。

意表をついた、素晴らしいプレイコールでした。

しかしその後、逆転をかけたドライブで、QBニール・オドンネルがダラス・カウボーイズのCBラリー・ブラウンにインターセプトを浴び、そこからダメ押しのTDドライブに結び付けられ、スティーラーズはスーパーボウル3回目の対戦で初めてカウボーイズに敗れることになりました。

6.ローレンス・マッカチオンからロン・スミスへのハーフバックパス

米Yahoo「McCutcheon hits Smith on a halfback pass TD」へのリンク


第14回スーパーボウルは初出場のロサンジェルス・ラムズが、オッズでは10.5ポイントと大差でピッツバーグ・スティーラーズにリードされましたが、前半かなり善戦しました。

3Qには13-17と逆転しますが、ローレンス・マッカチオンからロン・スミスへのハーフバックパスでTDをあげて19-17と再度逆転しました。

しかし4Qに入ると、スティーラーズが猛攻。

ジョン・ストールワースへの73ヤードのTDパスで逆転すると、フランコ・ハリスの1ヤードのTDランで突き放されました。

ラムズはロサンジェルス時代にはスーパーボウルに進んだのはこの1度だけです。

来季からロスに戻ることになりますが、スーパーボウルに勝てるチームになるか、と言いますか、勝てるチームにならないと、また
地元ファンに愛想をつかされてしまうことになりそうです。

7.ルイス・ビラップスのドロップ


(「Bengals' Lewis Billups drops interception in 1988 SuperBowl」の動画)

史上最高のQBの一人として名高いQBジョー・モンタナですが、何がすごいかと言うと、そのひとつに、4回出たスーパーボウルで一度もインターセプトを喫していない、ということがあります。

しかし危ない場面もありました。

その一つが、第23回スーパーボウルでのこの場面でした。

この次のプレイが、WRジェリー・ライスへのTDパスになったことを考えると、もしCBルイス・ビラップスがインターセプトしていれば、歴史に残る「ザ・ドライブ」もなく、シンシナティ・ベンガルズは、スーパーボウル初制覇となっていたかもしれません。

そしてジョー・モンタナが「神に最も近い男」とベンガルズのWRクリス・コリンスワースに言われることもなかったかもしれません。

「忘れられた」偉大なプレイ、と言うのはちょっと違うように思えますし、この試合からはスタンフォード・ジェニングスのキックオフリターンTDの方がふさわしいかもしれません。



(「Stanford Jennings returns kickoff in SuperBowl XXIII」の動画)


8.ムシン・ムハマドの85ヤードTDレシーブ

米Yahoo「Muhammad, Proehl TD's score TD's against Pats」へのリンク

この動画の0:39の箇所になりますが第38回スーパーボウルで、カロライナ・パンサーズのWRムシン・ムハマドは、4Qにいったん逆転となる85ヤードのTDパスレシーブに成功しました。

4Qが序盤では、10-21とリードニューイングランド・ペイトリオッツにリードを許しましたが、ついにこのTDで22-21と逆転に成功します。

しかしこのスーパーボウル史上最長のスクリメージラインからのゲインも、最後のKアダム・ビナティエリの勝ち越しFGのおぜんたてになってしまいました。

9.リッキー・プロールのTDパスレシーブ

これも第38回スーパーボウルでのことでもあります。

上の動画の1:21のところで、パンサーズのWRリッキー・プロールがTDレシーブを決め、同点としますが、次のペイトリオッツのドライブで、最後にKアダム・ビナティエリの勝ち越しFGで敗戦となりました。

プロールに関してはその2年前の第36回のデジャブーのようなプレイでした。



(「Super Bowl XXXVI: Rams vs. Patriots highlights」の動画)

この動画の1:26でQBカート・ワーナーから、当時セントルイス・ラムズに在籍していたWRプロールへTDパスが決まり、残り1:30で同点に追い付きます。

しかしここからペイトリオッツのQBトム・ブレイディが、2年目とは思えない落ち着いたドライブを進め、最後はKアダム・ビナティエリの勝ち越しFGで試合が決まりました。

リッキー・プロールは2度にわたり、ニューイングランド・ペイトリオッツとQBトム・ブレイディ、そしてKアダム・ビナティエリの栄誉のおぜんたてをすることになり、もっと大げさに言えば、今につながるペイトリオッツ王朝にもかかわることになりました。

こう書きますと、プロールの選手人生はかわいそうなもののように思えますが、この2年前の第34回大会ではセントルイス・ラムズのスーパーボウル初制覇に貢献。

そして第41回スーパーボウルででもインディアナポリス・コルツの一員として、スーパーボウル優勝を経験しています。

2回もスーパーボウルリングがもらえれば、選手としては幸せでしょう。

しかし、ラムズとコルツの間に在籍したパンサーズではスーパーボウル制覇を体験していません。

現在プロールはパンサーズのWRコーチ。

ひょっとしたら来週には、パンサーズでの優勝も経験しているかもしれません。

ただしそのためには、コルツで優勝を味あわせてくれたデンバー・ブロンコスのQBペイトン・マニングを倒す必要があります。


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