スワローズ由規投手の復帰を支えた「トレーナー」河口正史さんのこと~そしてもう一人、投手を育てたこと

7月17日のNHK「サンデースポーツ」で、先日1771日ぶりに一軍のマウンドに帰ってきた、東京ヤクルトスワローズの由規(よしのり)投手のことが特集されていました。

由規投手は2010年に当時の日本人最速となる161km/hの速球などを武器に12勝を挙げ、将来を嘱望されていましたが、翌2011年に右肩を負傷。

その後復帰を目指すもなかなか一軍に復帰することはできず、昨2015年シーズンオフには育成選手契約へ移行していました。

それでも一軍復帰をあきらめず努力し、今月支配下登録選手され、7月9日の対中日ドラゴンズ戦の先発マウンドに立ちました。


由規投手のトレーナーとは

番組では、

「崖っぷちで迎えた今シーズン、由規投手は専属のトレーナーを雇い、自らの肉体を徹底的に見つめ直してきました。」

と言うナレーションとともに、由規投手の昨オフから今シーズン開幕までの取り組みについて紹介されていました。

ジムで由規投手の体をチェックし

「力を抜いたまま、ひざと股関節の力を抜いて」

と指導していた、その「専属トレーナー」。

名前は紹介されませんでしたが、スポーツコンサルタントや事務運営を展開する

株式会社JPEC TOKYOの代表取締役社長

河口正史さんです。

(注)実際は「専属」ではないようです。


一流アメフト選手だった河口正史さんの経歴

ここでは「トレーナー」としての出演でしたが、およそアメリカンフットボールのファンで河口正史さんのことを知らない人はいない、と言っても過言ではないほど、有名な人物です。

日テレG+やNHK、GAORAでは、米プロアメリカンフットボールのNFLの試合解説を担当、2月に行われた第50回スーパーボウルでもNHKで解説を務めました。

また、桜美林大学アメリカンフットボール部のコーチもしています。


2008年シーズンを最後に現役を引退しましたが、選手としては

「NFLに最も近づいた日本人」

でした。

ポジションはディフェンスのラインバッカー(LB)。

立命館大学の初の日本一に貢献した後、NFLの下部リーグのNFLヨーロッパ(NFLE:現在は解散)に参加し、日本人として初めて「オールNFLヨーロッパ」に選ばれました

2002年にはサンフランシスコ・49ナーズのキャンプに参加。

プレシーズンゲーム(開幕前のオープン戦)ながら、アメリカで初めてNFLの試合に出場した選手となりました。

それほどの選手でしたが、開幕直前の登録選手の絞り込みでカットされてしまいました。

当時私は一アメフトファンとして、河口選手がどうなるか注目していましたが、

「河口選手でもNFLのロースターに残れないのか…」

と残念に思った記憶があります。

その後2003年シーズンからは日本の社会人リーグ「Xリーグ」でプレイ。

引退の際には下記リンク先の記事にそのことが書かれました。

「NFL JAPAN.COM|日本人初のNFLに近づいた男、河口正史が引退!」(近藤 祐司氏)へのリンク

また、アメフトのフィールドの以外でもTBSの「スポーツマンNo.1決定戦」でたびたび上位に入賞していました。

ウィキペディアの「河口正史」のサイトによると、1999年と2000年には2位、2004年には3位に入賞しています。

それほどのアスリートでした。


NFLの試合解説では、あくまでも主観ですが、プレイが始まる直前に攻守両方のフォーメーションを見て、次のプレイで起きうることを的確に予想する力がすごいと感じます。

あの一瞬の判断力には本当に驚かされ、勉強になります。

下記リンク先の記事では、簡単に2月のスーパーボウルのことを語っています。

「【編集後記】Vol.123 - 週刊TURNOVER - アメリカンフットボール・WEBマガジン - 47NEWS(よんななニュース)」へのリンク


河口さんのジムが育てた、もう一人の投手

このようにアメリカンフットボール界で一流選手として、秀でた解説者として知られる河口さんですが、今回由規投手を復活させたことで、トレーナーとしても一流であることを証明してくれました。

そしてもう一人河口さんとその他のジムのスタッフが「育てた」と言える投手がいます。

福岡ソフトバンクホークスの石川 柊太(いしかわ しゅうた)投手です。

石川柊太投手は2013年にホークスから育成選手として1位指名されましたが、今月3年目にして初めて支配下登録されました。

そして即一軍に昇格。

登板機会がないまま、先発投手の入れ替えの関係でオールスター戦直前に二軍に落とされましたが、ホークスの将来のエース候補の一人として期待されています。

と言いますか、ホークスファンの私は、そのようになることを期待しています。

石川投手も最初の2年間を故障で苦しみました。

このたびの支配下登録、そして一軍昇格には、昨オフにJPECで受けた河口正史さんとジムのスタッフの指導もあったと思います。


河口正史さんから見た二人の投手

由規投手や石川柊太投手について、河口正史さんはFacebookでこう語っています。

石川柊太投手については、

「誰も知らないと思う。
ソフトバンク育成ピッチャー石川選手。
プロ3年目
昨日プロ入り後初の2軍登板、勝ち投手。
シーズンオフに何一つ我々のメソッドを疑いもせずすべて受け入れてくれて黙々とトレーニングに通ってくれた。
プロ野球の世界では日の当たらない存在。
結果をすでに出してる選手のトレーニングとは一味違う充実感。
プロ選手、、、いいトレーニングを受けるのが主目的じゃなければしんどい事をするのが主目的じゃない。
飯を食う為に結果を出す為のトレーニング。
素直に嬉しいです。」

そして支配下登録の際には、

「ほぼ毎日ジムに来てたように思います。
由規選手もそうですが育成から這い上がるのは本当に大変な事。
こちらも色々勉強させてもらいました、、。
過程にも結果にも感謝です。」

由規投手については、

「我々のところに初めて来てくれたのはこのシーズンオフ。
シーズンオフはマメにトレーニングに来てもらいキャンプイン後は登板前後にメンテナンス。
彼の5年の苦労の1万分の1を感じただけで感極まる思い。
プロ野球投手が肩を痛め育成選手に成り下がりそこからの復活がどれだけ大変な事か、、、。
舞台に立った時に彼がどんな球を投げるかより彼がどんな表情をするのかが見たい。
トレーナーとしては彼がどんな球を投げるかに責任を持つべきですし持ちたいですが、、。
彼自身にとっては舞台に再び上がるだけで人生の勝者だと強く断言したい。」

などなど。

選手のがんばりにかかわらせてもらったこと、それを通して勉強させてもらったことに感謝されています。

Facebookを見ると、この他にもプロ野球選手やアスリートのかたが、河口さんと河口さんのジム、JPECで汗を流していることがわかります。

河口さんに感謝の心が強いので、河口さんと一緒にジムとジムのスタッフの方がたが成長し、多くの方が訪れるようになっているのかな、と感じます。

とは言っても、ジムで指導を受けている方のほとんどが、アスリートではなく我々のような一般人のようです。

そして

「驚いたことに、1回のトレーニングでも体が変わるのがわかりました。姿勢は良くなるし体が軽くなる。トレーニングと言っても治療にも近いかも。」

と書いているクライアントもいます。

私も一度お世話になれれば、と思っています。

河口正史さんと、ジムJPECが、日本のスポーツ界と健康を支えてくれることを期待させてもらいます。


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コメント

河口さんも「専属ではない」と否定されています
マルクスさん、コメントありがとうございます。
そうなんですか。
番組では「専属トレーナーを雇い」と言うナレーションがありましたので、そのまま書いたのですが…
なお、河口さんは番組を見た直後に、Facebookでこう書かれています。
「「専属トレーナー」とナレーション入ってましたが(私は)専属ではないです。
NHK側とも今話をしておりますが、、。
他にも由規プロの身体を触ってる人、身体を見てる人おります。
皆さま不快に思ってると思います。
NHKで流れてしまったので焼け石に水ですがFacebook上だけでも訂正しておきたいと思います。
事前チェックをしなかった我々にも落ち度はあります。
申し訳ございません。
(この投稿を)シェア頂けると幸いです。」
自分の手柄とされたことを不快に思われているようです。
トレーナーとしてだけではなく、人格的にも素晴らしい方だと思います。
由規の個人トレーナは元ヤクルトトレーナ 宮本慎也の個人トレーナも やった原沢公一氏ですょ。

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