9.11の国歌斉唱〜日本とて他人ごとではない

日本時間の昨日開幕した、米国アメリカンフットボールのプロリーグのNFLですが、そこで今プレイ以外で大きな話題になっているのが、サンフランシスコ・49ナーズのQB

コリン・キャパニック選手

(Colin Kaepernick)

です。


彼は先月下旬のオープン戦で、試合前の国歌斉唱時の時に、他の選手のように起立せずに腕組みしてひざまずいて(kneel)いました。

これは人種差別や警官の暴力行為に対する抗議の意だそうです。

彼は、有色人種を抑圧するような国の国家に敬意は払えないとして、不起立で抗議を表明すると述べています。


これがどれだけのニュースになったかと言いますと、ドナルド・トランプ氏

「キャパニックはアメリカから出て行くべきだ」

と発言し、バラク・オバマ大統領はキャパニック選手を擁護する声明を出したほどです。



それだけ、アメリカでは人種問題は根深く、また国歌と言うものが重視され、そしてNFLのQBはナンバーワンスポーツの花形ポジションとして注目を浴びている、ということを表していると感じます。

(なにしろ、タトゥーに寛容な米社会でも、数年前に

「NFLのQBだけは、タトゥーなどすべきではない」

と言う意見も出てきたほどですから)


キャパニック選手は先週末のオープン戦でも起立しませんでした。

おそらく9月12日(米国時間)の49ナーズの開幕戦もそうするでしょう。


キャパニック選手の行為(「protest of the national anthem 」とも呼ばれているそうです)は他の選手や他の球団、さらには他のスポーツにも広がっているように感じます。

米国女子サッカー代表のミーガン・ラピノー選手は、所属するシアトル・レイン対シカゴ・レッドスターズの試合前に、国歌斉唱でひざまずいたそうです。

ラピノー選手は、キャパニック選手に「ちょっと会釈したつもり」と理由を説明したそうです。

20160910ミーガン・ラピノーの国歌斉唱でひざまずく画像


またこちらのツイートのリンク先には、3人の黒人の大学生のバレボール選手が、彼にならったとのニュース、動画があります。



そして、昨日の開幕戦ではデンバー・ブロンコスブランドン・マーシャル選手がキャパニック選手と同じことをしました。



さらにシアトル・シーホークスは、開幕戦で、チーム全体がキャパニック選手に習うかもしれない、と言われてもいます。



その日は米国時間の9月11日。

あの「9.11」が15年前に起きた日です。

それだけに、もしシーホークスがキャパニック選手と同じことをしたら、かなりのニュースになると思われます。

余談ではありますが、右傾化を感じる米国社会で驚きなのは、このような抗議活動をやっても周りの選手がほとんどそれを止めたりしていないことです。


と、ここまではアメリカの話し。

アメリカはいつもこんな問題で揺れているようで大変だな、と思っていたら、昨日こんな記事を偶然見つけました。

「アイヌは異世界の住人ではない - はてこはときどき外に出る 」へのリンク



私は高校生の時に、アイヌの方が自分が受けてきた差別のことを書いた本を読みました。

日本にも民族による差別があり、そして今でも続いているかもしれません。

コリン・キャパニック選手のことは、日本に住む者にとって他人ごとではない、と思い出させられました。


ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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