【NFL】(ネタばれ)2016ディビジョナルプレイオフ〜ダラスの「シンデレラストーリー」とグリーンベイの「Run the table」の行方

2016年シーズンのディビジョナルプレイオフ、ダラス・カウボーイズ対グリーンベイ・パッカーズの試合のことを書いておきます。

1.戦前の予想

オッズでは5ポイント、ダラスが有利とのこと。

ダラスはレギュラーシーズンで13勝3敗の成績を残し、NFCトップのシード順を確保しました。

一方グリーンベイは10勝6敗でシード順4位。

この数字だけ見れば、オッズは妥当のように思えます。

レギュラーシーズンでグリーンベイがダラスに完敗していることを考えると、さらにいっそう説得力が増します。

ですが、ここ7試合全勝で勢いがあり、QBアーロン・ロジャースに全盛期のパフォーマンスが戻ってきたと感じられている状況では、いくら好成績を残したとは言えルーキーQBダック・プレスコットでは歯が立たないなもしれないので、十分に番狂わせはあり得ると考えられました。

プレスコットがスーパーボウルに勝てば、シンデレラストーリーは完結。

ロジャースがスーパーボウルに勝てば、「Run the table」が成就することになります。


2.試合の経過

前半の半分以上を支配したのはグリーンベイでした。

最初から3シリーズの攻撃をすべてTDで終え、2Q残り7分37秒には21-3と、試合を壊しかねない勢いでした。

ダラスは2Qの終わり頃にTDとFGを返し、21-13と迫って前半を折り返すことになりました。

その頃から攻守ともにダラスがグリーンベイにアジャストしたように感じられました。

後半最初のドライブでグリーンに突き放されましたが、それでも試合を投げることはなく、試合残り4分6秒には、28-28と、ついに追いつきました。

ここから、特に残り2ミニッツになってから、スコアが激しく動きました。

残り1分38秒には、こんな距離から決めるか、と思えた56ヤードのFGを、グリーンベイのKメイソン・クロスビーが決め、31-28と勝ち越し。

次のダラスのドライブでは、試合残り40秒でKダン・ベイリーが52ヤードFGを決めました。

これで同点。

これはオーバータイムもやむなしか、とも思われましたが、そこはロジャース。

ギリギリサックをかわすタイミングで投げ、空いていたtexansジャレッド・クックに投げ、これまたアウトオブバウンズギリギリでクックがとりました。

手詰まり感があったロジャースのパスが、この大事な場面で通りました。

残り時間は3秒。

FGでサヨナラ勝ちと言う状況です。

ここで再びクロスビーが登場しました。

今回は51ヤード。

前回より短いとは言え、簡単に入る距離ではありません。

しかし、クロスビーが蹴ったボールはバーのど真ん中を通り過ぎました。

しかしこのキックの前に、ダラスのHCジェイソン・ギャレットがタイムアウトを要求。

それは認められ、クロスビーのキックは無効となりました。

特に非難されるものでもない、定石どおりの嫌がらせタイムアウトです。

そして蹴り直し。

クロスビーが蹴ったボールはバーの外側にそれたように見えましたが、そこから戻って来て、ポストの間を通過しました。

グリーンベイの選手とベンチの歓喜に包まれ、この歴史的でタフな試合は終わりました。

最終スコアは

グリーンベイ・パッカーズ 34-31 ダラス・カウボーイズ

でした。


下のリンク先はNFL公式のハイライト動画へのものです。

「Packers vs. Cowboys | NFL Divisional Game Highlights」へのリンク


3.感想

先週グリーンベイとダラスが対戦すると決まった時、NFLはこれまでの両チームの対戦の中から、「アイスボウル」を含む名勝負を集めたハイライト動画を作りました。

もし次にその動画を作ることになれば、今回の試合は必ず挿入されるでしょう。

そんな、激しくておもしろい試合でした。

一方的な展開から同点に追いついて、最後は2分間に3本の、50ヤードを超す難しいもので勝負が決まりました。

追いついたのがベテランQBではなく、ルーキーQBだったのもおもしろいところだと考えます。


ダック・プレスコットの「シンデレラストーリー」は成りませんでした。

しかし、これまでシンデレラと言われたQBはだいたい2年目の選手。

ベン・ロスリスバーガーのように、2年かけて物語を完結させた例もあります。

プレスコットには、来シーズンそのチャンスがあるでしょう。


ロジャースの「Run the table」はまだ止まりません。

これで8連勝。

来週のカンファレンスチャンピオンシップは、アトランタ・ファルコンズと、敵地で戦います。

グリーンベイはレギュラーシーズンでアトランタに1点差で敗れていますが、ダラスとの一戦のように、そのデータはあてになりません。

また、野球ではよくあることですが、連戦で試合ごとに違ったヒーローが出るのは、良い傾向です。

今日の試合の最大のヒーローの一人は、間違いなくメイソン・クロスビーと彼を支えたキッキングチームでした。

ただ、アトランタのハイパーオフェンスは、ディビジョナルプレイオフでは健在でした。

それでも私は「Run the table」を信じ、叫び続けます。

「Go PACK Go」とともに…



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コメント

Run the table祈ってます
とことこ話さん、コメントどうもありがとうございます。
勝ったからいいようなものの、しびれる試合でした。
負けててもしびれていたかもしれませんが。
間違いなく、語り継がれることになるでしょう。
正直なところ、クロスビーがあんなに頼もしいキッカーだとは思いませんでした。
でも一本目を決めた後の二本目は、安心して見てられました。
かなりギリギリでしたが。
実はWEEK16から毎週、渋谷のスポーツバーで、パッカーズファンによる私的パブリックピューが行われていて、私は欠席でしたが、この日は今までにない盛り上がりだったようです。
来週も行けるかどうかわかりませんが、スーパーボウルの時には必ず参加させてもらおうと考えています。
NFLファンとして、「Go PACK Go!」
MAJIKさん、こんばんは。ご無沙汰しておりました。
カウボーイズ戦は、本当に凄い試合でしたね。
今年のプレーオフの各試合は、結構一方的な試合が多く少々残念な気持ちもあったのですが、それを補って余りある内容で、パッカーズ贔屓でもない私(=素晴らしい試合が見たい!ファン)でさえ「立ち上がって観る程に興奮した時間帯」を経験できて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
特にロジャースの覚醒ぶりは...前の試合の前半終了間際のヘイルメリーも含め「Run the table」を本当にやり遂げてしまうのかな?それだけの流れを持って来れるなんて、どんなヒーローぶりなんや?...と唖然としました。
2016年シーズンは「ロジャースの年」として記憶される事になるかも知れませんね。
MAJIKさん、存分に楽しんでください。私も応援していますよ!(・・・我儘言わせてもらえば...「Run the table」を「接戦の末に」10連勝で締めくくって欲しいです(笑))

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