田中圭一さんの『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』を読みました〜感想など

田中圭一さんが描いたコミック

『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』

を読みました。

こちらにこのコミックの紹介記事があります。

「私はこうして「うつ」から脱出しました—『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』から読み解く「うつ」との付き合い方|ガジェット通信」 http://getnews.jp/archives/1604817

田中圭一さん自身のうつ体験、そしてうつを乗り越えた人達からインタビューしたものを、体験談としてまとめたものです。

「うつを乗り越えた」と言う表現には2通りの意味があると解釈します。

まず、治った、または寛解できたこと。

もうひとつは、うつとうまく付き合えるようになれたこと。

田中さんは後者のようで、いつまたうつに襲われるかもしれない、と言う気持ちを持っているようです。

それでも、今の状態にまで来れたことに喜びを感じ、それを多くの人に伝えたい、そんな気持ちからこの本を、正確にはこの本の元になった連載を書き始めたそうです。

自分のうつが治らない…そう悩んでいる人は、まず田中さんの状態にまで行くこと、つまりうつとの付き合い方を覚え、日常生活をある程度まで行えるところに行くことを目指せばいいのかな…

そう感じました。


さて感想ですが…


とても読みやすかったです。

私が、コミックを含めて一冊の本を読んだのは、多分半年ぶりぐらいじゃないかと思います。

最近は時間がないのと、加齢で目が悪くなって、紙に書かれたものを読むのがおっくうになっていましたから。

この本は、仕事がら読んでおいた方がいい、と言う義務感もあって、読み終えることができました。

それぐらい読みやすかった、と言うか、興味深い内容でした。


そしてこの本は、購入して手もとに置いといた方がいいだろう、と考えます。

まず、一度読んだだけでは気づかなかったところが、いっぱいありそうだ、と言うこと。

もうひとつの理由は、きっとこの本に書かれている誰かと同じような人に会うこともあると考えられますので、調べるために本を開くこともあるだろう、と思ったからです。

それぐらい価値があります。


また、コミックの体裁をとってあるのもとても良かったと思います。

絵には、文字だけでは伝えきれない多くの情報があると考えます。

例えば、言葉を発する人物の表情から、その言葉がどれだけの強さで、どんな気持ちから発せられたのかがわかります。

そして何より、登場人物の表情から、この人は今、望ましい状態にいるのかどうかが一目でわかります。

文字だけではなかなか伝わりにくいものです。


最後に私のうつに対する考えを。

以前にもこのブログの中に書いた覚えがありますが、この本の中にもあるほど大事なことなので、今一度書いておきます。

まずうつ状態の特徴として

「過度の一般化」

と言うものがあります。

これは、厚労省のサイト

「うつ病の認知療法・認知行動療法(患者さんのための資料)」

によりますと、

「わずかな出来事から広範囲のことを結論づけてしまう

例: 一つうまくいかないと、「自分は何一つ仕事が出来ない」と考える」

と言うことです。

他の例では、仲良しのある人に、一度冷たくされた、といことで、その人は私のことを嫌いになったに違いない、と考えることです。

おおかたの人間には、機嫌が悪い時やきつい時がありますから、そうそう自分が期待している通りのことはしてくれないものだと考えます。


また、憂うつな気持ちになったら、自分のうつ病は一生治らないものだ、とか、自分はうつ病とはうまく付き合っていけない、と考えてしまうこともあるでしょう。

考えてみて下さい。

うつ病の人じゃなくても憂うつな気分になることは少なくないと思いませんか?

自分がネガティブな感情におちいったとき、それをすぐに病気のせいにせず、うつ病ではない人にも同じ感情になることはないか、とか考えてみると良いと思います。


ここまで読んでいただき、どうもありがとうございます。

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