【アメフト】第1回「AFMフットボールカンファレンス」に出席してきました

20170226入り口第1回AFMフットボールカンファレンス

(第1回「AFMフットボールカンファレンス」会場前にあったもの)

報告が遅れましたが、アメリカンフットボールの雑誌「アメリカンフットボール・マガジン(AFM)」が主催する

第1回「AFMフットボールカンファレンス」

に参加してきましたので、そのことを書きます。

「アメリカンフットボール・マガジン」の報告や、ニュースがありますので、まずそれを載せておきます。

IBMビッグブルー「「第1回AFMフットボールカンファレンス」開催」へのリンク





1.「Heads up football」について

まず最初にIBMビッグブルーのHCで、IFAF(アイファフ:国際アメリカンフットボール連盟)にも名を連ねる山田晋三氏の

「脳震とうを防ぐ、安全で効果的なタックル ~米国安全対策の潮流と『Heads up football』のエッセンス~」

と言う講演がありました。

技術的なことですので、フットボール経験のない私が聴いても理解できるものなんだろうか、と考えていましたが、とてもわかりやすかったです。

私は、本場アメリカにおいても、アメリカンフットボールの将来には不安がある、と考えています。

脳しんとう → CTEなどの脳への損傷 → うつ病 → 自殺(未遂)

などの例があるからです。

それは、昨年日本で公開された映画

『コンカッション』(Concussion)

にも描かれているようです。

防具の進歩がない限り、アメリカンフットボールはエキサイティングなスポーツではなくなり、人気もなくなるかもしれないと考えていましたが、プレイの技術の面から、脳しんとうなどの負傷をふせぐ試みが

「Heads up football」(ヘッズアップフットボール)

であり、その発展形(と言う解釈でいいのか自信がないですが)が「ショルダータックル」と言わるもののようです。

先日の第51回スーパーボウルを見ていても、ヘルメットでぶつかりに行っているプレイがあったりしました。

とっさの時には、何でもいいから相手にぶつかろうと言う本能が出てくるようです。

本能的に「ショルダータックル」ができるようになれば、アメリカンフットボールの未来は悲観的なものではない、と感じました。


ところで、「ショルダータックル」ですが、やり方を聴いていて、高校のラグビーの授業で習ったタックルの仕方と一緒じゃないかな、と思いました。

私の考えは全く間違いと言うわけでもなく、講演の中でも語られていましたが、アメリカではラグビー協会と連携して、安全を考えていく動きをしているそうです。



2.アンディ秦氏の講演

次に、ニールセンスポーツ代表取締役社長の秦英之氏から

「2020オリパラがアメフト界にもたらす、ビッグインパクト ~フットボールコンテンツのポテンシャル~」

と言う講演がありました。

私としては、「秦英之」さんと言う名前よりも、「アンディ秦」さんの方がなじみがあります。

スポーツとビジネス界は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて急速に動いていること

アメリカンフットボールには、マイナーゆえにポテンシャルが豊富であること

などが語られましたが、一番興味深かったのは

「NFLに行けなかった米カレッジの名選手を見に、アメリカ人がXリーグの試合会場に足を運ぶことが多くなった」

と言うことでした。

そう言えば昨シーズンのXリーグの開幕戦では、ノジマ相模原ライズに加入した、ミシガン大学出身の名選手デビン・ガードナー選手らを応援するために、ミシガン大学の旗があったような記憶があります。

そして、Facebookには

「あの名アメフト選手は今?」

みたいなサイトがあって、そこにガードナー選手などの話題が載っていて、試合を見に来るのだそうです。

Xリーグは外国人選手の加入が盛んになりましたが、おもわぬ効果をもたらしているようです。


3.パネルディスカッション

以下の方々が、それぞれ、意見を述べる形で進んでいきました。

討論、と言う形ではないように感じました。

IBMビッグブルー氏 山田晋三氏

東京大学ウォーリアーズHC兼ディアーズフットボールクラブ代表 森清之氏

富士通フロンティアーズHC 藤田智氏

オービックシーガルズGM 大橋誠氏

ノジマ相模原ライズ代表 石井光暢氏

なお、関西学院ファイターズ監督 鳥内秀晃氏は、体調不良のため出席されませんでした。

1)「ライスボウルについて」

総じて、学生が社会人に勝てないということはないが、同じ土俵で日本一を争うことには違和感を持つ、と言う声のように感じました。

学生については、日本一になったチームが、アメリカのカレッジ、例えばアイビーリーグの優勝校を招待するボウルゲームを戦うというのが望ましい、と言う声がありました。

私は社会人については、東南アジア圏でクラブチームで優勝チームを争うようになれば、おもしろいだろうなと思います。


2)「日本代表チームについて」

まず存続するべきか否か、と言うことについて語られましたが、そう言うことがテーマに上がることに驚きました。

能天気な私は、日本代表チームがあるのは普通、だと考えていましたので。

しかし事情をうかがうと、それを存続させ、世界選手権に派遣するのは並大抵の苦労ではないことがわかりました。

大方の意見は、日本代表は存続させるべきだというものでした。

社会人だけではなく、学生の最終的な目標としても、モチベーションを保つためにも、と言う声もありました。

アメリカンフットボールの人気を拡大させるためには、国際大会が必要だから、と言う意見もあったように記憶しますし、私もそう思います。


3)「フットボール人気拡大について」

ここは箇条書きで。

・「ビジョンが必要」

・「選手やスタッフとして一度はアメフトにかかわった人が、どれだけアメフトのことを発信できるかにもかかっている」

・「子供たちに体験してもらうこと.。たとえ大学や社会人で選手になれなくても、お客さんになってくれる」

・「つぎ足しではなくではなく、ドラスティックな変革が必要」

・「多様性を持つアメフトを、どれだけ発信できるかにもかかっている」

・「運営サイドのプロ化が必要」


4.全体を振り返って

まず、出席者の半分ぐらいが、私のようなファンだったというのに驚きました。

このカンファレンスは、選手やチーム関係者、メディアの方向けだと考えていましたので。


そして、メディアでは伝えられない話しが聴けたことが収穫でした。

「伝えられない」と言うのは、ここだけの話、と言う意味ではなく、伝えるメディがあまりない、と言う意味です。

講演された方や、パネラーの方は、いろいろと考えられているんだな、とあらためて思いました。


今後このカンファレンスが、関係者とファンを結び、そしてお互いの意見を交換する場になって、第2回、第3回と続けばいいなと考えます。

関係者もファンも、お互いの意見を聞き、自分たちが相手の意見にこたえられるようになればベストですが、そうできなくても、向こうはそういうことを考えているんだ、と言うことを認識しておけば、道は開けていくと思います。

アメリカンフットボールは多様性のスポーツなので、その発展がフィールドだけではなく、こう言うところからはじまれば面白い、とも考えます。


最後に、

本当につたない報告になってしまい、申し訳ありません。


20170226ポスター第1回AFMフットボールカンファレンス


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