【ICT】「カナリアテスト」あるいは「カナリアリリース」の意味を調べて思い出した事件と歌
こんなニュースを見かけました。
グーグルとNetflix、カナリアテスト自動化ツール「Kayenta」を公開 https://t.co/8VQG2SJtZP
— Japan News Collected (@japan_news_co) April 11, 2018
「カナリアテスト」
(canary test)…
ICTの会社に勤めながらも、恥ずかしながら初めて聞いた言葉でした。
ググってみると…
「カナリアテスト」より「カナリアリリース」と言う言葉を多く見かけました。
「カナリアリリース」の意味は
「プロダクトやサービスの新機能を一部ユーザーのみが利用できるようにリリースし、新機能に問題がないことを確認しながら段階的に全体に向けて展開していくデプロイ手法のこと。」
(「カナリアリリースとは 意味/解説 - シマウマ用語集 https://makitani.net/shimauma/canary-release 」より)
システムの切替で「順次移行」と言う言葉がありますが、それに似ているだろうな、と認識しました。
「カナリアテスト」の意味はわかりませんでしたが、たぶん以下のどれかでしょう
・「カナリアリリース」と同義
・本番へリリースするものではなく、あくまでもテストの段階で「カナリアリリース」的なことを行うこと
なお「カナリアリリース」と「カナリアテスト」の語源は、さきほどの用語集によると
「カナリアリリースは、かつて炭鉱でのガス漏れ事故を防ぐために、無臭ガスに敏感な鳥(カナリア)を鳥かごに入れて炭鉱に持ち込んだ生理学者のJohn Scott Haldane氏による実験が由来とされる。」
そうです。
その説明で思い出したのが、1995年3月の、山梨県にあったオウム真理教の「サティアン」と呼ばれた施設の捜査でした。
たしかこの時、捜査員は、サリンなどを警戒するために、カナリアと一緒に、サティアンに入って行った覚えがあります。
調べてみたら、やっぱりそうでした。
オウム真理教元幹部の中川智正死刑囚と東京拘置所で5年以上にわたって面会を重ねている米国の化学者がいます。二人を結びつけたのは何でしょうか?
— 毎日新聞 統合デジタル取材センター (@mainichi_dmnd) April 18, 2017
オウム中川死刑囚:「毒性学の権威」と面会重ね…背景は? - 毎日新聞 https://t.co/v5tTqBEGnC
今思うと、生き物、しかもその生死に頼らなければ、他に方法はなかったんだろうか、まだそんな検知装置もできてなかったのか、と当時のカナリアのことをかわいそうに思います。
でもあの捜査は、極端な表現をすれば、日本国が壊滅するかどうかがかかってましたから、あのカナリアにはかわいそうですが、仕方がなかったのでしょう。
あのカナリアのことは、こちらのサイトに詳しく書いてありました。
「カナリアテスト」または「カナリアリリース」でもうひとつ思い出したのが、松田聖子さんの
「Canary(カナリー)」
と言う1983年の曲です。
最初に引用した記事を読んだのが、朝の通勤途中。
それからしばらく頭の中で
「Canary」
がまわっていました。
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